母へ遠隔~辛さから安らぎへ~
今年は、春が早いですね。
氣がつけば、ずいぶんと日が長くなり、自分の影もすっかり短くなっています。
温かい日も増え、冬の間はぐっと締まっていた体も緩み始めています。
春は、肝臓の働きも活発になり、動きが出やすい季節です。
レイキヒーリングをご利用いただいているみなさまのお体も温まりやすく、治癒力が活発に働いている様子を感じる事ができます。
わたしたちの身体も、自然の動きに連動しています。
これから温かくなるにつれ、大地にも体にもどんどん力が湧いてきます。
ヒビキも出やすいですから、ご自分の臓器(特に腎臓、肝臓!)によくよく触れてレイキをしてあげましょう!
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さて、今日は、先日実家の母に三日間連続で遠隔でレイキをした体験談のご紹介です。
高齢の両親が遠く離れて暮らしていることは、何かと氣がかりではありますが、時々顏を出す以外にできることといえば、エネルギーを送ってあげること。
特に、母は体質的に足腰が弱く疲れやすいにもかかわらず、骨折して介助が必要な父を支えて日々を生活しなければなりません。
おかげさまで、父は、昨年11月末の退院直後に比べれば、一人でできることも増え留守番もできるようになりました。氣持ちが乗れば、洗濯物をたたんだり、洗い物など簡単な家事もできるようになりましたが、まだまだ母の負担は大きいです。
父の入院にともなう母の10か月の病院通いの疲れは今だに抜けておらず、体になかなか力が戻ってこない状態です。とはいえ、なんとか氣合いで乗りきった10か月です。緊急事態を過ぎた今、体にスイッチが入らないのはやむをえないことでしょう。回復にはそれなりの時間がかかります。
そして、退院した父との葛藤。母の理想とはかけ離れてしまった今の父の状態を受け容れることがなかなか難しいようです。
そうしたストレスには、この世界に対するイメージ(自分が生きたきた中で作り上げてきた世界のイメージ)が大きく関わっていますが、それを無理やり変えることはできません。
しかし、エネルギーを送ってあげることはできます。
しかも、経験を積み重ねれば、相手の状態を自分なりに感じて思いやってあげることができます。
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以下は、わたしの直近の母への遠隔メモです。ツイッターは、心のメモ帳がわりに使っているので、よくこうしたメモを残しています。しかし、文字数が限られているので、ここではわたしの感想を少し追記しました。
【1日目】
今日から3日間、母に遠隔。まずは目から。胸の縮みが強く辛そう。目と耳で30分。胸も大分リラックス。右耳の抜けが悪いので頸椎と同時に肝臓にも。最後に腎臓に。去年一年の父の病院通い、今は父の介助。なかなか疲れが抜けない様子。
この時は、頭部から胸がものすごく縮んでいる感じが伝わって来てとても辛そうでした。はじめは、目にレイキをしたのですが、音が低く小さく震えているような鈍い感触に驚きました。予定では30分程度のはずがまったく足りず、1時間近くかかりました。それでも、最後は、ヒビキの感触が一段おちついたので終えることができました。
【2日目】
母の遠隔、2日目。昨日のような胸の縮みはない。肝臓の力の低下、左右肋骨内のツレ。目、腎臓にも。詰めていた息が少しずつ入っていく。30分では足りない。
前日のような胸の辛さはなくなっていて安心しました。こうして連日でレイキをすると、前の日にはあった感触がなくなっていることを確認することもできレイキの効果を実感しやすいです。しかし、この日は、肝臓の反応が鈍く、ヒビキがなかなか上がってきませんでした。それでも30分以上レイキを続けることで、多少肝臓のエネルギーレベルが上がったのを確認して終えました。
【3日目】
母の遠隔3日目。やっと肝臓が動き出した。熱とともにヒビキがでて体全体の活性化を感じる。右首筋、肩のツレも解消。30分肝臓、10分腎臓に。昨日は感じられなかった安らぎの感触も。
肝臓のヒビキがよくあがってきて一安心でした。肝臓が疲れていると、首筋や肩のあたりにも引き攣れた感触がおこることがあるのですが、それも遠隔中に収束していきました。しかし、この日も30分では足りずに延長。それでもほ~っとやすらいだ感触も伝わってきて遠隔を続けてよかったなと思いました。
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3日間の遠隔を終えた翌日、母に電話をしました。
「この間、友達と食事に行った時には、鏡に映った自分の顔がひどくてがっかりしけど、二日くらい前からやっと調子が戻って来たみたい。」
母の声が思いのほか元氣で嬉しかったです。
声には、その時の心身の調子が反映されるものです。電話口から聞こえる母の声も、体調のバロメーターとしてとても役立ちます。
あとは、できるだけ母の話に共感してあげること。(とエラソーにいっていますが、これまでたくさんたくさん失敗して地雷を踏んだこと数知れずです^^;)
この日は、想いのほか、わたし自身も母の話を落ち着いて聞いてあげることができたのか、母からの攻撃的な反応はほとんどなく、ネガティブさもあまり氣になりませんでした。
人は、疲れるとネガティブで攻撃的になるものです。できるだけ、話を聴いてあげたいと思うのですが、こちらの調子によっては、そのネガティブが辛いと感じてしまうことも多々あります。
母には、わたし自身も調子の良い時に電話をするようにしています。
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電話をしたことで、わたしの遠隔での印象と、母の調子の符合が確認できました。
ヒビキの感触や、氣の状態をキャッチできるようになると、それを観察することでレイキによる氣の変化を確認することはできますが、やはり、実際に相手の調子がよくなったという声を聴けることは励みになりますね。
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実は、今は、母の他にも、父と義理の母に遠隔を続けています。
父にはとある実験も兼ねているのですが、父が健やかにあることで母の負担も減ればいいなとの願いから。義理の母は、正月に帰省した際、とても辛そうだったので少しレイキを続けてみることにしました。
まとめて遠隔する方法もあるのですが、それだとわたしにとっては面白みにかけて続けることができないので、一人ずつ遠隔をしています。
つくづく面倒な性格です^^;。
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写真は、玉川の川沿いのカフェでランチを取り、長閑な休日を過ごした日。カフェのある道から見上げた空と堤防です。葉祥明さんの絵のようですね~☆彡