レイキで大切な二つのコツ
こかげの会(定員お二人様のレイキ練習会)では、手当の練習の前後に一緒にお茶をいただく時間を設けています。
その時に生まれてくる会話とともに、楽しい雰囲氣の中とても良い分かち合いができるからです。
とくにお互いに手当の練習を終えた後のティタイムでは、手を当てている時のみなさんのご様子、ヒビキの感知具合などから、わたしも必要なことをお伝えさせていただくようにしています。
せっかく足をお運びいただいたからには、できるだけたくさんのことをお持ち帰りいただきたい。そして、ますます日々のレイキを楽しみながらお役立ていただきたいからです。
再開第一回目のこかげの会にご参加いただいたNさまのお便りの中に、ちょうど、レイキに大切なふたつのコツを会得されたご様子がつづられていましたのでご紹介させていただきますね。
コツその1「待つ」
お二人から受けたレイキは本当に暖かくて贅沢な時間でした。
他の方のヒーリングを受けるとまた発見があって面白いですね。
私も〇〇さん並に「待つ」ことを楽しんでいこうと思いました^^
1時間じっくりとお相手の体に手を当てていくという実体験を通じて、「待つ」という感覚を体で覚えていかれましたNさま。
「こんなに待ったことなかったです。」というお言葉とともに、このぐらい待つことが大切なんだなぁということを実感されたようでした。
レイキがうまくいかない、あまり変化を感じられない、と思っている方がおられましたら、とにかくじっくり待ってみてください。
ひとつの場所に最低でも10分程度は待っていただくと良いでしょう。もちろんそれ以上長くても構いません。そして、それをいろんな場所で重ねてみてください。
早いペースに慣れている現代の人たちにとっては、レイキの時間はゆったりで戸惑うかもしれません。しかし慣れてくれば10分なんてあっという間です。
繊細なヒビキの変化を追えるようになると、氣がつけば20、30分経っていたなんてことがざらになりまよ。
コツその2「自分の感覚を信じる」
最後にお話させて頂いた時の
かおるさんの「自分の感覚を全部信じる」という言葉が印象に残りました。
私も疑うのをやめようと思い、また〇〇〇にヒーリングをさせてもらったら昨日はお腹からすごいはっきりとヒビキを感じ、またそれが熱くなったり冷たくなったり変化していくのもわかりました。ここ数日、風の城でかなり濃密な時間を過ごせたおかげかかなり敏感になってきたのかもしれません。
〇〇〇もいつもよりリラックスできたと言ってくれました。
私自身、不眠症も生理痛も無くなり、レイキと出会えたことに感謝の毎日です。
自信を持ってレベル2に進めるよう、これからも楽しんでいきたいと思います。
自分の感覚は全部信じる!
この日はレイキをご一緒させていただいた後に、こんなことをお話させていただきました。
とにかく、レイキで手を当てている時は、どんなに小さなことでも自分で感じたことは否定しないこと。
わからないことはわからないままでいいので、自分のなかに「こんなことがあった。」と保存しておくこと。感じることに正解も誤りもありませんから、ただこんなことがあったと認めるだけで良いのです。
その経験を重ねていくと、「どうやらこんな時はこんなことを感じられるんだな。」ということが分かってくるからです。
特にレイキのヒビキに関しては万能の教科書はありません。もし、あったとしても、読んだからといってわかるものでもありません。
自分自身が手を当てたという体験の積み重ねからしかわからないことがたくさんあるのです。
だから、まず、自分の感覚を信じる。そこから始めること。すると、現実が変わります。
自分の感覚を信じることと、自分を信じることとは同じことだからです。
自分を疑うことをやめると決めたNさまがご家族にレイキをした時、これまでとは違う感覚を得られました。
- これまでになくヒビキをはっきりと感じ、その変化まで感じ取れたこと。
- お相手にとっても、これまでよりもリラックスできるものであったこと。
この二つの変化は、自分の感覚を疑うことをやめたNさまの意識の変化が如実に反映されたと言えるでしょう。
Nさまからはレイキの実践上のお悩みや疑問などよくお便りいただいておりましたし、他の方のレベル1のモデルとしてもお越しいただいたりしてお話をお伺いしておりましたので、このお便りを拝見した時はわたしも本当に嬉しかったです。
レイキは体験の積み重ね
実は、こうしたコツはすでにレベル1のテキストにも書いてありますし、講座中ではそうしたことをお伝えしながら実習もしております。
とはいえ、レイキはテキストをサラリと読むだけでその真意をつかめる訳ではありませんし、ただ一度の実習で身につくものでもありません。言葉としては簡単で、していることも見た目には難しいことはひとつもありませんが、それを感じ取って自分のものにしていかなかれば身につかない点が、とにかく知識を頭に叩き込めば何とかなるテストとは違うところです。
その上、生まれながらの質とともに、環境や文化、教育などの影響も相まって色んな考え方の偏りが生まれてくるのが人というものです。
- ご自分の存在に自信を持てない。
- 氣持ちが焦ってしまって待つことができない。
- 自分が感じていることなんて大したことないと思っている。
そんな傾向の強い方は、レイキの手当が思ったようにいかないことがあるかもしれません。
その場合は、ゆったりとした氣持ちで待てるよういろいろと工夫してみる。心地の良い音楽を流してみたり、氣持ちのよい場所でレイキをしてみるのもいいですね。
そして、自分で感じたことをまずは否定せずに認めてあげること。(このあたりのこともレベル1のテキストによく書いてあります^^。)
これが自然にできるようになると、ヒビキを感じる力もぐっと高まってきます。
そしてやっぱり一人じゃ無理だなー、わからないなー、という場合は、練習会に参加するのがお勧めですね。あるいはじっくりとレイキヒーリングを受けてご自分を緩め解放していくことも助けになるでしょう。
とにかくレイキは何度も体験を重ねていくことが一番なのです。
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風の城がクリスマス仕様になるまで、窓辺でみなさんをお待ちしている自慢のリスです。ちなみに、わたしは「アナスタシアのリス」と呼んでいます、笑!