術後のケアのつもりが・・・
★ 肺がんを疑われるほどのひどい咳
昨年10月末。内視鏡での食道ガン摘出手術のため、父(71歳)が10日ほど入院をしました。
入院直後から、父の元にかけつけ、術前からレイキを始め、術後も、入院中は、数日間母とともに毎日通いレイキをしました。
その後、母には父へのレイキのポイントを教えて、わたしは自宅に戻ったものの、それ以来、遠隔をするとともに、毎月数日間は実家に滞在して父へのレイキを続けました。
また、母自身も父へのレイキを毎日1時間程、継続してくれました。
その結果、思いがけない幸運がもたらされました。
数年来、気管支拡張症と診断されていた父の肺がきれいになってしまったのです!
まず、術後から1週間ほどたったころ撮影した胸部のレントゲン写真で、炎症部分(写真で白くなっている部分)がかなり減少していることがわかりました。
そして、ご近所さんが気にするほどひどかった咳が止まってしまったのです。
これはもう笑い話なのですが、ご近所さんが、あんまり父の咳がひどいものだから、「あれはきっと肺がんに違いない」とうわさしていたのだそうです。ところが、病院からかえってからというもの、ぴたりと咳が止んでいるので、「きっと肺ガンの手術をしたに違いない」と思っていたのだそうです(笑)。
※肺ガンと咳に関しては、こんな記事をみつけました。
★ 決してよくはならない!?気管支拡張症
その後もほぼ毎日、母が父に1時間ほどのレイキを続けること半年ほど。
この春に行われた検査では、白く曇った部位がほとんどなくなり、健康な人の肺と変わらないくらい綺麗になっていたそうです。
病院からは、「この症状は良くなるということはなく、年齢とともに悪化の一途をたどる」、と聞かされていた父の気管支拡張症。
※この部分はあくまでも父からの伝聞です。
ですから、おどろいたのはお医者さまですね。どうしてこんなにきれいになってしまったのだろうと、そのレントゲンを見ながら、なんとも不可解なご様子だったそうです。
咳止めの薬を処方されていたそうですが、今は、その薬も服用していません。
★ 根深いヒビキ
父の食道ガンがわかって、すぐに遠隔を始めた時には、そのエネルギーの歪みが深く重層的な様子に愕然としました。
今思えば、食道ガンのある部分と、肺の症状のある部分とが重なり合って複雑なエネルギーの歪みとなって表現されていたのだなと思います。
まるで、蜘蛛の巣のように重なり合っているものが、内側の中心部から引き込まれて委縮しているかのようでした。
肺がきれいになった今は、そういう感覚はなくなりましたが、まだまだ、胃から食道にかけての違和感や冷えが出てきますね。
もともと、術後のケアではじめた父へのレイキで、肺のことはまったく眼中にありませんでした。 体にメスをいれるので、そのすみやかな回復のサポートと、やはり、再発の防止、ということが主眼にありました。
しかし、こうして、感じるままに手をあてていくことで、まず、肺の方から快方にむかっていったことは、 思いがけない幸運でした。
そして、ガンを発病した食道に関しては、肺よりは体の深部に属することと、胃との関連もあり、 まだまだ、レイキで手当てをしていく必要があると感じています。
★ 「存在」に対する問い
もっと言えば、そこには、父自身への「存在」ということに対する問いが隠されていると思うのですが、ここに関して、わたしはどうすることもできません。
わたしが、レイキとともにありながら父と向きあっていく中で、なにかが響いてくれればいいな、と祈るばかりです。
そして、わたしは、悔いなく、できることをするのみです。
な~んて、言うとかっこよいですが(笑)。
なんでしょうねぇ。口下手で、不器用な父の言葉にならない想いのようなものに、もう少し寄り添ってみるのもいいんじゃないかなって・・・。
父の事、ちゃんと、見て、感じたい、と思う子供心でしょうか(笑)。
※写真は、父が入れてくれるコーヒーです。和室の縁側。ひだまりの中でのワンシーンです。この和室、南北が緑にかこまれていてとても心地が良いのです^^。