Archive for 暮らし

信頼という果実

平気なフリはしなくていい

平穏さの中にうごめく不穏をとらえたら

そのたびに
選び直す

自分を信頼することを

何度も何度も
選び直して

自分自身で在り続けることを選んだ結果
信頼の果実は実る

よく熟れたその果実は
うまみがあり味わい深い
魂を養う慈愛に富んでいる

その果実を味わう時
源への扉が開く

源は内側にもある

たとえるなら
太陽は外側だけでなく
わたしたちの内側にもあるのだ

この世界を形造る力
あらゆる存在を生かす力

その力の根源が
自分の内側にもあると知ることだ

それが
創造の泉であり
自分と繋がることだ

☆ ☆ ☆

2/22の終わりから始まった父の入院も、11/24で終わりを告げます。

いろいろなことがありました。

それは父自身の問題ではありましたが、父と母、ふたりの関係性にずっとはらんでいた火種が極限まで燃え上がるということでもありました。

手術後、麻酔による人工呼吸から自力呼吸の回復がスムースでなく父が危篤に陥った事。

そのことによる母の悲嘆。

その後、父の回復の度合いにつれて母も落ち着きを取り戻していきました。

わたしにとっては、主に母を支えるというのがその仕事となりましたが、自分自身の問題に取り組むことよりずっと精神力体力を必要とすることで難しさを感じました。

父の生命力の回復のため、初期の段階では相当のレイキを行いました。

また、母が悲嘆に陥った時もレイキを使えたことで、最短でそのショックを解放できたことはとても幸運でした。

父と母の現実を、わたしが変えてあげることはできないけれど、寄り添ってともにその現実を歩むことがわたしにできる唯一のことでした。

そんな中でも「レイキを使える」ということは、わたし自身の心の支えになったと思います。

病院の先生からネガティブなことをいわれたり、あいまいな表現をされても、「まー、レイキしたらなんとかなるんじゃないの」という楽観がいつでも心の底にありました。

写真は、先日、父が退院を前に試験的に一時帰宅した際、目に留まった実家の花壇での風景です。

葉も枯れ落ち刺だけになってしまったバラの茎が生み出す荒涼とした風景の中、朝日を受けた実が赤々と輝く様子に引き付けられました。

その姿に、暑い日も寒い日も雨の日も風の日も、バラがバラで在り続けることを選んだ結果なのだ、というバラの意志を見た思いがしました。

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神さまの息

風の城☆かおるです。

やっと秋らしくなったなと思ったら、立冬を迎えてしまいましたね。

しかしようやく澄み渡る青空に出会える日も増えてきました。

すがすがしい青空や美しい雲のかたちを愛でることができるしあわせが身に沁みます。

写真は、わたしのブログをよくご覧になってくださっているお客様から届けられたしあわせのメッセージ。

奥手に見えるのはこれから昇る朝日でしょうか。

青空に浮かぶのは、神様が戯れにその息で描いたような何とも軽やかで美しい雲!!!

大きな天使の翼にも、ラッパを吹く二人の天使にも見えます。

清浄で軽やかな空氣が伝わってきますね。

お客様のそのお氣持ちがうれしくて、いただいたしあわせをみなさんにもお届したいなと思ってこちらに掲載させていただきました。

みなさんにはどんな風に見えますか?

おかげさまで、父の退院日も決まりました。

今では、ベッドの寝起きや、たったりすわったりの日常動作が自分でできるようになり、両手で杖をついて歩けるまでに回復しました。

先日は、その状態で、自宅でも生活することができるのかを確認するための一時退院がありました。

久しぶりに父もふくめみんなで囲む食卓に、目頭が熱くなりました。

とりわけ、父の為に二階から一階の和室に移したベッドに、父と母が並んでいる光景を目の当たりにした時には、二人から滲み出るそこはかとない喜びと安らぎを感じました。

長い時間がかかったけれど、そしてその間にはいろんな葛藤や感情の揺さぶりがあったけれど、あきらめないでやって来られて本当に良かったなと思いました。

翌日病院に戻った父が、ひとこと。

「今日はここに泊まるんかな。」

ふだんからほとんど語らない父の、とても寂しそうなつぶやきでした。

慣れ親しんだ自宅でのひと時が、父にとっても楽しく温かい時間だったようです。

「あと2週間だよ。お父さんがんばろうね!!!」

退院の時、また父に会えるのが楽しみです!

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自分の「音」を知る

♪ 夢の中の舗道は落ち葉たちのパレット・・・」

足元に、写真のような風景を見つける時、いつも思い出す歌のフレーズ。

作詞とは、「広大な海の中から、言葉を吊り上げるようなものだ。」と、この歌の作詞家がインタヴューで答えていたのがとても印象に残っています。

落ち葉たちの季節はまだまだこれから。

パレットの色がいよいよ深く鮮やかになって行くのを感じることも、自分に戻っていける心地よいひと時です。

人とかかわることはとても豊かなこと。

大切にしていることを人と分かち合うという体験は、深い感動をともないます。そうして生まれたエネルギーが魂にとっては真の糧となります。

しかし自分以外の想いや考え、情報に晒されていると、いつのまにか自分が自分でなくなっていることがあります。

それが悪いわけではありません。

緑豊かな自然あふれる場所に足を踏み入れて、しばし時を過ごしていると、純化され、自分本来の「音」が際立ってきます。

そんな時、「ああ、自分っていいな」と思います。魂が蘇る想いがします。

日々、さまざまな想い、情報に晒されているからこそ、この感覚が愛おしく新鮮に感じられます。

ここでいう「音」とは、本当の自分自身を教えてくれる感触のことを言います。

自然はいつでもわたしたちに本当の「音」を教えてくれます。

鳥のさえずり、虫の声、そよ風のささやき、せせらぎ、波の音・・・。

いろんな音がありますが、あなたはどんな「音」が好きですか?

その音を聴いて、リラックスしたり、氣もちよさがあるのなら、それがあなたを自分自身へとチューニングしてくれる音です。

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悲しみと生きること

ほほ笑みをたたえて

悲しみと生きること

それは

辛い時も作り笑いをするということではない

歯を食いしばってがんばるのでもない

色んなものを手放していった先

深い深い奥底に広がる

透明で温かな

希望という名の心の海で

この世の悲しみを抱いて生きること

「菩提樹の家」という歌があります。


ひょんなことからその歌声が氣になって最近手に入れた、原田知世さんの「music & me」というアルバムに収録されています。

歌のおわりの歌詞はこんな風です・・・

大地の下の悲しみ

 

彼等とともに生きていく

 

わたしの中に溢れる

人の悲しみとともにあること。

人の痛みとともにあること。

今年になって、辛い状況にある両親と向き合うことで、その心の片りんを学びつつあるわたしに、この詩の世界観が深く共鳴しました。

このアルバム。

実は、「色彩都市」というこちらの(↓)歌がお目当てだったのです!

「・・・いつでも心は雨のち晴れ~♪・・・」

好きな人の傍らで時めく心をうたったこの詩の世界観は、大切な人とのささやかな日常を慈しむ心とシンクロします。

この曲が大好きで、アルバムを購入する前は、数えきれないほどこの動画をリピートしました(*^-^*)

原田知世さんの歌声。

等身大の自分であることの心地よさを想いださせてくれるような、知世さんの持つ「音」に、今、とても惹かれています。

冒頭の写真は、先日初めて訪れた日本橋高島屋。百貨店で初めて重要文化財に認定された建物だそうです!正面口から入って地下へと繋がる階段のあたりが、広々としていてワクワクしました。

 

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見えざる力

ようやく涼しくなりましたね。

虫の声は、いよいよ美しく、心の水面に心地の良いウェーブを描きます。

近所の草地は、せんだっての台風でそこかしこに折れた樹の枝が散乱して荒れています。草もいまだかつて見たことがないほど伸びていて、スニーカーで踏み込むのは少々勇氣が要ります。

見えないところには何が潜んでいるかわかりません!!!

しかし、その中からは、虫の声が響き渡っています。

木陰の下の、草の生えていないところを探して、先日のクラスで先生に教わったことを想いだしながら、そして、今整えられつつある自分の体のバランスを観察しながら、スワイショウなどの準備運動を終え、套路を始めてしばらくたった時でした。

わたしは、新な感覚と遭遇しました。

身体中の関節という関節。

小さな指の関節のひとつひとつまでにも、綺麗に隙間が空いていくイメージ。

関節という関節の、その小さな空間のひとつひとつがしなやかな弾力を持って、わたしの体を支えてくれている。

そして、そのひとつひとつは、まるで水中での浮袋であるかのように、わたしに浮力を与えてくれているのである。ここは地上だというのに!!!

以前にも浮力を感じたことがあるが、今から振り返るともっと全体的なもので大雑把なものだった。そして、こういう新たな感覚は、慣れてしまうともうわからなくなってしまうものだ。変わった時は、思う存分その感覚を楽しむことにしている。

見えざる力が、軽やかに無限へとわたしを動かし導いていく様を静かな歓喜を持って、わたしは眺めていた。

自分で動くのではなく、見えざる力によって体が自然に動いてしまうのだ。

先生は、その力がとおる道を「龍脈」と教えてくれた。

わたしは、その動きの「勢い」の単に通り道でしかなった。

通り道といったらレイキと同じじゃないか!!!

「うーーーー!!!」

「あーーーー!!!」

こういう体験をするたび、みんなと分かち合いたいと思う。

なぜって!

そりゃぁ、ものすごく面白くてワクワクするから。

自分ではない何者かが自分の中を通っていく。

快感、至福、躍動!!!

こういう面白さを分かち合うクラスを一つくらい作りたいとずーっと思っているんだけれど、今日の体験で、それがちょっと現実味を帯びたかな、と思う。

もう太極拳のクラスに通い始めて、月謝袋はこの9月で10枚目になるのだった・・・(>_<)

その日の午後は、ちょうどヒーリングのお客様でした。

ヒーリングを始めてすぐに、草地での体感が蘇り、レイキの通り道となっているわたしは、自分が光の原石のように感じられたのです。

写真は、新東名NEOPASA駿河湾沼津(下り)でみつけた氣持ちの良いテラス。ドライブの休憩はこんなところでお茶できたら嬉しいですよね。

 

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自分の中に入れてみる。

残暑厳しいとある日の朝。

青空をバックに広がる稲穂の海。

青々と光るその力強さに、大いに勇氣づけられ、癒された瞬間でした。

辛いこと、悲しいことも多いこの世の中ではありますが、それも魂にとっては大きな成長の糧となりえます。

病室の父とともに過ごすひと時。

父を支える母に寄り添うひと時。

それは、今の、わたしの普段の暮らしでは決して浮上することのない自分の中のネガティビティと対峙するという経験でもありました。

父が、大きな手術の後、急性の呼吸不全に陥りながらも命をつなぎ、わたしに教えてくれたこと。

その学びは今も続いていますが、ようやく父のリハビリにも、「歩けるようになる」という希望を感じられる段階になり、わたし自身も、大きな学びをひとつ終えて、これまでにない心境の変化を体感しているところです。

今回、わたしの家族に起こった事は、一見とてつもない不幸のように見えて、その実、与えてくれるものの大きさを想うと絶句するほどです。

毎日満ち足りてしあわせな暮らしを送っているだけでは、決して理解することができない質のものでした。

辛い時、苦しい時ほど、その対象を自分の中に入れてみる。

そうすると、自分の深みのなかでネガティビティが変化し溶けていきます。

人の心にはそういう力がある。

わたしにとっては、そういう日ごろの理解を、難しい状況でも実践することができるかという大きなチャレンジでもありました。

令和元年は、大きな荒波もなく生きてきたわたしたち家族にとって、とんでもなく大変な年になった訳ですが、そうなることをあらかじめ知っていたら、ものすごく怖かったと思う。

それは、どんな自分に出会うかわからないから。

とんでもない人でなしが顔を出すかもしれないし(^^;

どうしたら苦しい状況の中でも最善を見出すことができるのか?

辛い状況の中でも愛あるひと時を紡ぐことができるのか?

頭はそういうことの為に使うものなんだと、あらためて氣づかされたこの夏です。

写真は、父がお世話になっている病院の周りに広がる田んぼです。

わたしたちにとって脅威になることもある自然ですが、穏やかな自然の光景は生きる力を与えてくれますね。

 

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