およそ二年ぶりでしょうか。
新しいマスターが誕生しました。
シンプルで豊かなレイキの世界観にほれこみ、そのすばらしさを多くの人たちに伝えていきたい・・・。
そんなマスターがまた、ひとり生まれました。
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わたしが、上位のマスターから受け継いだ内容、および、自身のマスターとしての活動の中から得た学びを伝えていくことは、この上ない喜びです。
風の城のマスターディグリーでは、アチューメントの実習も二日間に分けてじっくりと行いますが、これには、実は、「所作」の美しさというものが非常に大切になってきます。
ただ、こことあそことあそこと、あそこに手を置いてエネルギーを流せばいいんだよね~。
というんじゃないんですね。
だから、アチューメントという形を外側から見るだけでは意味がありません。
その「心」がとても大切です。
所作にはそんな「心」が現れるものなのです。
それは、これまでのレイキの実践、および五戒への取り組み(最終的にはそれを超えていくという意識)など、日々の自身の在りようから育まれ、自身で会得していくものです。(もちろん、風の城では、その「心」をお伝えするのに全力を尽くしておりますが。)
つまり一朝一夕で身に付くものではないんですね。
そして、マスターになることが終わりでもありません。
それは、新しい始まりです。
さらなるレイキの実践、マスターとしての活動を通じて、変容しつづける意識の在りようを、レイキそのものに生かしていくという道の始まりです。
こういうと、苦しいものだと誤解されるかもしれませんが、実はそうではありません。
変容するたびに新しい自分に出会うこと。
そして、その度にかわる世界の感触を味わうことは、魂レベルの深い歓びです。
もちろん、うまく行かない時、ネガティブに陥ってしまうこともあるでしょう。
でも、それは、小さな自分の限界を超えていくための助走にすぎません。
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そんな深い分かちあいのできた充実したマスターディグリーでした。
出会えた幸運と、こうしてレイキの実践を通じて学んだことを分かち合える歓びをいただきましたこと、 心より感謝申し上げます。
あなただからこそ広がっていくレイキの輪。
あなただからこそ深められていくレイキの世界。
美しい波紋を描いて、ひとりひとりの心の奥底に届けられますよう願っています。