およそ3年ちかく。
思い返せば、2012年3月20日にはじめて先生のレッスンを受けて以来、ひと月に一度のペースで 続いているのです。
みやた先生のライアーレッスン 。
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スケジュールの状態によっては、思うようにライアーに触れられない日々が続いてしまい、 十分に練習できないままレッスンを迎えることもしばしば。
はじめは、それがストレスになっていたのですが、 途中から、「先生と一緒の時間をたのしむ!」と切り替えてからは、 レッスンの最初に、「練習不足でーす!」とカミングアウトしてしまうことも^^;。
それこそ、あとレッスンまで、10日、1週間となって、曲を覚えはじめたり、前のレッスンどんなだっけ? と思いだそうとしてみたり・・・。そして、たいてい、そんな昔のことは想いだせずに、 先生に正直に白状することとなります。
「前のレッスン、わすれました・・・。」
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まぁ、こんなトホホな状態で、ほそぼそと続いているライアーとの日々。
それでも続いているのは、こういうわたしを、先生が笑顔で受け入れてくださるのと、 ちょっとでもいい感じだと、むっちゃ感動して喜んでくださる先生のおかげです。
(はい、わたくし、ほめられて伸びるタイプでございます。 リラックスして思いっきり笑える環境が、わたしにとっては、超重要です^^。)
先生の奏でる音の響き、先生とのライアーでのかけあいなど、超ぜいたくな完全マンツーマンレッスン。即興や曲を弾くことに関しても、惜しげもなく、ご自分で編み出されてきた手法を教えてくださいます。
といっても、こちらの吸収力は亀の歩みのごとくですが(笑)。
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実は、ここ最近、ライアーの音が自分にうまく響いていないような気がして ずっと弾き辛さを感じておりました。
「あの、はじめの感動はどーしちゃったのだろう???」
「弾けるようになったことが、あんなにうれしかったのに、あのわたしはどこへ行ってしまったの???」
自問自動する日々。
レッスンに向けて、課題曲のLondonderry Airという曲を弾いていても、メロディがちっとも馴染んてこなくて、 面白くない。
しかし、レッスンも間近いし、もう弾くしかない。
ってことで、とにかく、弾きまくりました。
何度も何度も、エンドレスリピート状態です。
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そして、二日目の夜。
その曲の揺らぎとか、テンポとか・・・。
どんな風に弾いたらよいのかが、ふいにわかったのです。
それをきっかけに、ここはこういう感じで弾くといいんだな、というのがどんどんわかってきて・・・。
でも、それは、わたしの独りよがりかもしれないし、確証はなかったのです。
ところが、レッスン当日。
先生とのかけあいで指も心もあたたまり、とはいえ人前で弾くわけですから多少の緊張はともないつつ、 わたしが感じた通りのLondonderry Airと弾くと・・・。
「うーん、エロいっ・・・!!!」
と悶絶する先生(笑)。
注)「エロい」は、最高のほめ言葉です^^。
いや~、うれしかったですね~。
苦手意識のある音楽ですから、ほんと、レイキのようにはいかんのです(笑)。
めでたく、第二のプチスランプ脱出であります。
こういう時、ほんと、続けていてよかった!!!と思いますね。
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日々鍛錬を積んでいても、物事の理解や実力は、坂道のように緩やかに上り続けるのではなく、 ある日を境にぱっと一段あがって、新しい景色が開ける。しかし、それは、やり続けた日々の積み重ねがあるからこその一段なのだ!
ふ~。
新たに開けた景色が愛しくてなりません。
そして、これは、ライアーを弾く時だけでなく、わたしのすべての日常に反映されていくのです^^。
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こんな風に弾いてほしいんだ、という曲の想いのようなもの。
それは、はじめからそこにあって、わたしが考えるものでも、創り上げるものでもなく、 ただ、気づいてもらうのを待っている。
(なぬ!?これって結局、レイキでヒビキを感じる時とおんなじじゃーーーん!!!)
そんなことを教えてくれた Londonderry Air。
忘れられない名曲となりそうです。
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ライアーでの演奏は見つけられませんでしたが、すてきなギターデュオでのLondonderry Air、みつけました。どうぞお楽しみください。ちなみに、ライアーの弦とギターの弦は同じなのですよ~。