風の城でレイキを学んでくださった方が、作品展に絵を出されるとのことで、大倉山記念館まで出かけてまいりました。
その名も、「色の語らい100人展」。
大人から子供まで、シュタイナーの絵画を教えていらっしゃる吉澤明子さんの作品とその教え子の方々の作品展だそうです。
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大倉山といえば、もう10年近く前になるでしょうか・・・。
まだ、レイキをはじめたばかりの頃、とあるワークショップに参加するために はじめて訪れたのでした。
未知なる始まりに、わくわくしていたあの頃。
そして、今。また、わたしは、そんな「始まり」にいるような気がしています。
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大倉山駅を出てすぐの、急な坂道を上ることおよそ300メートル。
いつ来ても気持ちの良いところです。
記念館の周りは木々に囲まれ、風と木漏れ日のもと、思わず足を止め、憩いたくなってしまうような空間が広がります。
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ギャラリースペースに入ってまず目に入ったのは、美しい虹色の輪を表現した一枚の絵でした。
「いったいどんな風に書き上げたのだろう・・・。」
と眺めていたら、この作品展をご案内くださった方が出迎えてくださいました。
受付のお当番で、ちょうど会場にいらしていたのです。
当番時間まで少し時間があったので、それまで、一緒に絵を見て回ってくださったのは幸運でした。
この展覧会について、そしてシュタイナーのにじみ絵について、ほとんど予備知識がなかったので、絵の技法のことや、色は黄、青、赤の三色しか使っていないこと、などなど、教えていただかなければ、わからなかった!!!
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もちろん、その方ご自身の絵もなんとも魅力的で、その絵が生まれるまでのストーリーなども 聴かせていただき、愛着がわきました。
他には、クリスタルを描いた中学生の子供たちの作品群のところでは、 本当に水晶がそこにあるかのような錯覚におちいって、思わず 咳き込んでしまいました。
特大のクラスターがいくつもあるかのような勢いでしたよ(笑)。
それから、金星を描いたものが印象的でしたね。この絵を観に何度も戻ってしまいました^^;。
ちょうど、わたし自身、「金星と花と愛」にインスパイアされてつないだブレスレットを身に着けていまして^^。 まさか、金星を描いたものに出会うとは思ってもいませんでしたが、 やはりその世界にも花のイメージが浮かび上がっていましたね。
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また、「観察」を極めていった先に生まれる緻密な創造の世界を表現されている作品群の前では、思わず息をひそめて見入ってしまいました。感じるままに自由に表現するのとはまた違う、真摯な美しさといったらよいのでしょうか・・・。
と、同時に、その観察の姿勢が、レイキのヒビキを追う感覚に通じるように思いました。
感じる心と、観察する目。
どちらもとても大切なことですが、わたしは、子供の頃から、理科の実験とか研究が嫌いで、「観察」することの大切さ、面白さって、レイキを始めるまではわからなかったのです^^;。
この、にじみ絵の世界で、感受性と観察力を育んでいく子供たちのように、描くということで、こういう視点を子供のころから持つことができていたら、わたしの人生もまたかわっていたものになっただろうな・・・。
と、シュタイナー教育の世界で育つ子供たちが、ちょっぴりうらやましかったりもして(笑)。
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写真は、羊毛でできた天使ちゃん。
会場にディスプレイされていたのですが、あんまりかわいらしくて、 写真を撮らせていただきました。会場をご案内くださった方の手作りだそうです。
やっぱり天使はいいなぁ^^。