Archive for レイキのこころ

「心の感触」と「黄金の鍵」

実は、フジコヘミングの時間 というドキュメンタリー映画を、待ってましたとばかりに観てきたところである。

表情、演奏、美意識、こだわり。

人間フジコヘミングを、深く感じる事ができた静かであたたかな時間だった。

そして、今。

フジコヘミングのピアノを聴いている。

氣がつけば・・・。

「泥臭いもの」

「偏屈さ。」

「ぶっきらぼう。」

「悲哀。」

といったような、これまでの自分の美意識からはかけ離れていたものが、ひとつの命を持ったかのように、わたしの心の中で、ありありと息をしている。

その感触は、やわらかく温かで、世界をま~るいものにしてくれる。

ささいなことは氣にしない大らかでやさしい人になったような氣分にさせてくれる。

一体、この「心の感触」は何なんだろう?

この疑問が、今朝、予想外にも、こうしてわたしにペンをとらせる。

(他にもやらなければならないことは色々とあるというのに!)

「それもまた、自分の内にあるもの。」

「それもまた、自分の一部である。」

そう、ありありと感じられた時、慈しみの心が湧く。

それは、わたしという小さな個から生み出されるものではなく、わたしたちを生かしている無限の源から生まれてくるものである。

その、あたたかくやわらかいものが自分の内から流れ出て来る時、喜びとともに無限の源は自らの内にもあることを知る。

「エネルギーの通り道となるように。」

というたとえは、レイキをわかりやすく表現しようとしてよく使われる表現だけれども。

宇宙(と、ここでは言っておこう。)の純粋な源につながった時、人はまた、その大いなる心の通り道になるのだ。

一見、自分を心地よくさせてはくれないもの。

すぐに受け入れることが難しいもの。

そこにこそ、自分という人間を知る黄金の鍵が隠されている。

写真は、少し前に訪れた場所の涼し氣な風景。

☆.。.:*・゚ ☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚ ☆.。.:*・゚

風の城で
レイキをご一緒しませんか?

レイキがはじめての方は風のつどいを
レイキ経験者はこかげの会もぜひ

現在募集中のレイキ交流会・練習会です

風のつどい(レイキ交流会)
・7/28(土)受付中!

こかげの会(レイキ練習会)
7/20 (金)あと1名さま!

レイキ講座も随時受付中!
詳しくはリンクをご覧ください

皆様とのひと時を楽しみにしています♪

Art work saori nakazato
「心に響く一枚はどれ?」

なかざとさおりさんの水彩画
新しい作品が届きました

ポストカードサイズの作品は
500円からお楽しみいただけます♪

☆.。.:*・゚ ☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚ ☆.。.:*・゚

じゃがいものわたし

みなさん、こんにちは^^。

風の城☆かおるです。

至上最速の梅雨明け、と思いきや、雨が続きましたね~。

地震に雨に。各地で災害が続くのは、本当に心が痛みます。

しかし、わたしたちは、生きていかなければなりません。

こんな時代だからこそ、自らの内奥に広がる豊かな源を、繊細に感じ取って生きていくことがこれまで以上に求められてくることでしょう。

さおりさんの、新しい絵が入りました。

その作品には、自らの内に広がる豊かな源が、さまざまな色彩となって写し取られています。

冒頭の写真は、ポストカードサイズのもの。アーティストの原画にメッセージを添えて、大切な人へのお便りにしても素敵ですね!

今回からは、栞も一回り大きくなってリニューアル。表と裏でまったく異なる表情をお楽しみいただけます。

風の城にお越しの際には、ぜひお手にとってお楽しみくださいね\(^o^)/

人は、だれしも。

良きものを求めようとするあまり、そうでないものを受け容れられなくなってしまう。

そして、その「そうでないもの」が苦しみの種になってしまう。

そういう傾向を持っているものだと思います。

もちろん、わたしもそんな一人。

むしろ、そういう傾向がものすごく強いタイプでしたね。

「じゃがいもの自分を愛していこうね!」

今年の初めのことでした。

この言葉は、とある方が、わたしとのメッセージのやりとりの中で投げかけてくださったことばです。

この言葉を受け取った時、「ああ・・・」と心にとても深く柔らかく響き渡ったのを今でも覚えています。

この言葉の真の意味を理解した瞬間でした。

「じゃがいもの自分」

以来、この言葉は、わたしの中に住み着いて、すっかり自分の一部となりました^^。

理想とはかけはなれた自分。

でこぼこの自分。

そんな自分でも、「ああ、これがわたしだ。」と抱きしめてあげるようなやさしが、この言葉にはありますよね。

きっと、若いころの自分には見向きもしないような言葉だったと思います。

でも、今は違う。

「じゃがいもの自分」を想う度、世界はやわらかくま~るいものになっていきます。

かつては苦しみの種だったものが、慈しみの対象になっていきます。

それが、年を重ねる意味でもあるのかな。

あの日のわたしの心に、深くこの言葉が響き渡ったように。

この言葉が、また、だれかの心に響き渡っていくことを願って…。

「じゃがいもの自分を愛していこうね!」

 

☆.。.:*・゚ ☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚ ☆.。.:*・゚

風の城で
レイキをご一緒しませんか?

レイキがはじめての方は風のつどいを
レイキ経験者はこかげの会もぜひ

現在募集中のレイキ交流会・練習会です

風のつどい(レイキ交流会)
・7/28(土)受付中!

こかげの会(レイキ練習会)
・7/20 (金)あと1名さま!

レイキ講座も随時受付中!
詳しくはリンクをご覧ください

皆様とのひと時を楽しみにしています♪

Art work saori nakazato
「心に響く一枚はどれ?」

なかざとさおりさんの水彩画
新しい作品が届きました

ポストカードサイズの作品は
500円からお楽しみいただけます♪

☆.。.:*・゚ ☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚ ☆.。.:*・゚

「光」だけではわからない

すっかり緑おいしげる季節になりましたね。

みなさん、お元氣でお過ごしですか?

自然の風が氣もちいいこの季節。一年の中でも特に好きです。

とはいえ、年々この氣持ちの良い季節は短くなり、今年も、あっという間に夏はやってきてしまうのでしょうね。

せいぜい「今」を楽しむことにしたいと思います。

最近のわたしの楽しみは、あらためて、「草地」に行くこと。

写真は、近所の森林公園ですが、たいていこの木陰の下でぶらぶらしています。

朝まだ早い時間にここに来るのは、文句なく美しい!

草地にはいったとたん広がる大地のやすらぎ、鳥のさえずり、光、風。

疑う余地のないこの美しさの中。

至福を感じるのはいともたやすいこと。

けれど、夕方の公園は違う。

暗がりや、しんしんとした様は、わたしを不安にさせる。

昼間は微笑んでいた風も、暗くなると妙に怪しい。

小高い山だから夕日が沈むのは早い。

日が落ちた後の、ほの暗い「草地」は、わたしの中の不穏をうごめかせる。

不安も恐れも、さらさらと流れて行ってくれないと、そこにはいられない。

逆に、流れて行ってしまえば、さも平気でそこにいられるのだ。

光の中だけにいたら、そういうことはわからない。

ということで、夕暮れ時の草地にも、とても愛着を感じる今日この頃なのです。

 

☆.。.:*・゚ ☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚ ☆.。.:*・゚

風の城で
レイキをご一緒しませんか?

レイキがはじめての方は風のつどいを
レイキ経験者はこかげの会もぜひ

現在募集中のレイキ交流会・練習会です

風のつどい(レイキ交流会)
・4/28(土)受付中!

こかげの会(レイキ練習会)
開催希望受付中!

レイキ講座も随時受付中!
詳しくはリンクをご覧ください

皆様とのひと時を楽しみにしています♪

Art work saori nakazato
「心に響く一枚はどれ?」

なかざとさおりさんの水彩画
新しい作品が届きました

ポストカードサイズの作品は
500円からお楽しみいただけます♪

☆.。.:*・゚ ☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚ ☆.。.:*・゚

障子の光

実家にて、人生初、障子の張り替えを体験してきました。

まずは、古い障子紙をはがします。

たわいもない話をしながら母と一緒に作業をするのは、しあわせなひと時でした。

しかし、濡れタオルで障子紙を濡らしてはがしていくのはなんともはがゆく、「刷毛の方がいいんじゃない?」とか「霧吹きのほうがもっといいかも!」と、新しい道具を試していくのが、これまた面白かった!

結局、霧吹きでさーっと障子紙を濡らしてはがしていくのが効率もよくきれいにはがれることが判明。

ちいさなことでも、創意工夫って、心に大きな喜びをもたらしてくれますね。

この発見で、ますます障子の張り替え作業が楽しいものになりましたよ。

おかげさまで、紙をはがすのはなんとか午前中に終了。

障子の枠が乾くのを待って、夕方から、半分だけ新しい紙を貼ることができました。

枠に糊付けをし、新しい障子紙をきれいにはっていくのは、やっぱりワクワクしますね。

今時は、幅の広い障子紙がロール状で売っていてとっても便利。

枠に糊をつけたら、枠のはしっこからコロコロとロール状の障子紙を転がしていけばきれいに貼ることができます。

でも、この、転がす時のほどよい力のいれ具合が大事、とか。

その為には、それに耐えられるよう、上の枠にしっかりと障子紙を固定しておいたほうが良いとか。

そういうちょっとしたことに気が付いていくのは、やはり経験を重ねた後半になってからで、最後の二枚はやたらきれいに貼ることができました。

でもね、多少、障子紙にゆるみが出ても大丈夫。

あとで霧吹きで軽く湿らせてあげれば、乾く時に紙が縮んで、きれいに仕上がるんですよ。

前半に貼ったものは、母が霧吹きできれいに仕上げてくれました。

障子を貼る時には、床置きで作業をしたので、翌日からすっかり筋肉痛に^^;。

2日目の朝は、筋肉痛の中はじまった障子貼りでした。

体が痛くてすばやく動けないものだから、すっかり時間がかかってしまいましたよ。

1枚はるごとに休憩もしたので、お昼までかかっちゃいましたね。

これほどの筋肉痛になるとは予想していなかったのですが、たぶん、骨盤が以前よりしまって体が新しいバランスになっていたからでしょうね。

そんな時は、なにもなくても軽く筋肉痛になるのに、障子貼りでは、腰を低くかがめる姿勢をずっとしていたものだから、すんばらしく重たい筋肉痛になってしまいました。

腹部の奥から内もも、臀部にかけてものすっごく痛かったのです。

こういう部分が痛むと、かがんだりするのが一苦労だし、歩くのもロボットみたいでぎこちなかった、笑!

でもね、こういうのもわたしにとっては嬉しい変化。

もちろん、レイキでよくよくケアいたしましたよ。

ジンジンと熱感がすごかったです。

この暑いのにね~^^;。

おかげさまで、今はすっかり軽快し、新しい体のバランスを楽しんでおりますよ。

(この筋肉痛を経過した後、また一段、前屈がしやすくなりました\(^o^)/)

冒頭の写真は、障子をはって乾かしているところ。

下半分は雪見障子になっているので、よけいに繊細な作業となりました。

このセットが全部で6枚。

障子をはがすのは母と一緒でしたが、貼るのは一人で行いましたので達成感もひとしおです♡

仕上がった障子を眺めていて、ふと、野口晴哉先生のこんな言葉を想いだしました。

「愉気」の「気」というのは、障子をとおってくる光のようなものだ

まだ、レイキをはじめて間もないころ、野口晴哉先生の本を探しては読んでいた時期があります。

野口整体では「愉気」という手当法があるので、そこからレイキに役立つ情報がないかな、と夢中でした。

もうどの本だったかも覚えていないし、正確な表現とは違うものだけれども、その時は、「障子の光か~」と、ただそう想って、それ以上の意味がくみ取れなかったわたしでした。

でも、いま、まさにこのブログでこの下りを書いている時、野口先生のいわんとするところが理解できました。

そして、その比喩表現の美しさに改めて感嘆しているわたしであります。

あーーー、まさか障子張の体験談を書きたいな、という気持ちが、こういう結果もたらすとは・・・。

ワクワクしたらとりあえず、はじめて見るもんですな(^_-)-☆

そしてね。

今回、障子とこんな風に触れあってみて、紙と木でできた、こんなに軽くて繊細な日本の文化の魅力にちょっとハマってしまいましたね。

そういう日本文化の香りがするところで、だれでも気軽に来てレイキをしあっこしたり、たわいもない話をして微笑みを交わしあう・・・。そんなレイキ道場、できたらいいなぁ、なんて妄想が湧きましたよ。

 

☆.。.:*・゚ ☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚ ☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚
みなさんは
どんな光になりたいですか

現在募集中のレイキ交流会・練習会です
風のつどい(レイキ交流会)
・7/29(土) 受付中!
こかげの会(レイキ練習会)
・7/14(金)受付中!
・7/23(日)受付中!

レイキ講座も随時受付中です!
詳しくはリンクをご覧くださいね
みなさまとのひとときを楽しみにしています^^☆
☆.。.:*・゚ ☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚ ☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚

 

 

 

レイキと愛しい気持ち

merry

「こうして手を当てていると、愛しい気持ちがわいてくるんです・・・」

他でレイキの経験があったのですが、あたらに風の城でレイキを始めることになったお客様が、レベル1の実習中に、しみじみと、こんな感想を漏らされました。

ああ、本質的なレイキの魅力を実感していただいているな、とうれしくなりました。

わたし自身も、日々レイキさせていただいていると、自分の内から湧き上がる慈愛に驚くことがあります。

それは、とても静かで穏やかで、軽やかで・・・。
そして、とても暖かいものです。

ああ、これだいいんだな、と心を自由にしてくれて、ただ、そうしたエネルギーの通り道であることに喜びを感じます。

在るだけで満足する心ですね。

こんなに小さなわたしでも、そうしたエネルギーの通り道になれることが、ありがたく、そのことにまた感謝がわいてきます。

ヒビキがわかることも大切だけれど、そうした技術ばかりを追い求めていると、時に、本当に大切なことを見失ってしまうことがあります。

まずは、レイキの心地よさに身をゆだねる。
すべてはそこから始まります。

実は、わたしは、一度もヒビキがわかりたいと思ったことはないんですよ。

一番最初に習ったレイキは、完全な西洋レイキでしたので、そもそもヒビキという言葉を教わりませんでした。

それでも、レイキが楽しくて自分や家族に手を当てていたら、ある時、自分の手に鋭い痛みを感じました。

これは何だろうと、当時お世話になっていた先生にたずねたら、「直感の一種なので大事にしてください」と言われて、うれしくなって、どんどん手を当てていきました。

ヒビキという言葉を知ったのは、もっと後になってからのことでした。

自分や他の人に触れる。

そして、「調子はどうですか?」

そんな気分で、レイキのエネルギーに身をゆだねている・・・。

わたしにとって、ヒビキを感じる瞬間とは、こんな風にも表現できるかもしれません。

心を開いて、今、自分が感じていることをありのままに見る。

手を当てる、とはそんな行為でもあるなぁ、と思ったこの日のレイキ講座でした。

おもしろいものでね。

人との関係でも、おこることをただ、ありのままに見つめていると、互いの関係性がとてもスムーズになります。

ヒビキを感じる、ということも、このことと本当によく似ていて。

こちらが、心を開いて、ただそこに在るだけで、お相手の体(あるいは自分の体も)がいろいろとお話ししてくれるように思います。

写真は、風の城のあたらしい仲間、「癒しのメリーちゃん」です。なんだか、いいお顔でしょ?

この日は、さっそくお客様にかわいがっていただきましたよ^^。

 

☆.。.:*・゚ ☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚ ☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚ ☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚ ☆.。.:*・゚

6/26(日)レイキ交流会~風の集い~、まだまだ募集中です!
メリーちゃんと一緒にお待ちしてま~す^^☆
☆.。.:*・゚ ☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚ ☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚ ☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚ ☆.。.:*・゚

 

マスターディグリー@風の城

0927baraおよそ二年ぶりでしょうか。

新しいマスターが誕生しました。

シンプルで豊かなレイキの世界観にほれこみ、そのすばらしさを多くの人たちに伝えていきたい・・・。

そんなマスターがまた、ひとり生まれました。

わたしが、上位のマスターから受け継いだ内容、および、自身のマスターとしての活動の中から得た学びを伝えていくことは、この上ない喜びです。

風の城のマスターディグリーでは、アチューメントの実習も二日間に分けてじっくりと行いますが、これには、実は、「所作」の美しさというものが非常に大切になってきます。

ただ、こことあそことあそこと、あそこに手を置いてエネルギーを流せばいいんだよね~。

というんじゃないんですね。

だから、アチューメントという形を外側から見るだけでは意味がありません。

その「心」がとても大切です。

所作にはそんな「心」が現れるものなのです。

それは、これまでのレイキの実践、および五戒への取り組み(最終的にはそれを超えていくという意識)など、日々の自身の在りようから育まれ、自身で会得していくものです。(もちろん、風の城では、その「心」をお伝えするのに全力を尽くしておりますが。)

つまり一朝一夕で身に付くものではないんですね。

そして、マスターになることが終わりでもありません。

それは、新しい始まりです。

さらなるレイキの実践、マスターとしての活動を通じて、変容しつづける意識の在りようを、レイキそのものに生かしていくという道の始まりです。

こういうと、苦しいものだと誤解されるかもしれませんが、実はそうではありません。

変容するたびに新しい自分に出会うこと。

そして、その度にかわる世界の感触を味わうことは、魂レベルの深い歓びです。

もちろん、うまく行かない時、ネガティブに陥ってしまうこともあるでしょう。

でも、それは、小さな自分の限界を超えていくための助走にすぎません。

そんな深い分かちあいのできた充実したマスターディグリーでした。

出会えた幸運と、こうしてレイキの実践を通じて学んだことを分かち合える歓びをいただきましたこと、 心より感謝申し上げます。

あなただからこそ広がっていくレイキの輪。

あなただからこそ深められていくレイキの世界。

美しい波紋を描いて、ひとりひとりの心の奥底に届けられますよう願っています。

 

« Older Entries Recent Entries »