Archive for 2016 バリ旅行

プランバナン寺院とジョグジャカルタの町

前回の旅行記からすっかり間があいてしまいました。

旅の記録はまだまだ続きますよ。

どうぞおたのしみください♪

ba3ジョグジャカルタの王宮でガムランを楽しんだ後は、インドネシアの伝統工芸バティック工房へ。

壁のない工房では、それぞれの工程を任された職人さんたちがもくもくと仕事にいそしんでいました。

いつでも自然の風がながれこむ、こんな工房で仕事ができるなんて素敵だなぁ、なんて思いながら、幾重にもわたるバティック(ろうけつ染め)の過程を見学させていただきました。

女性の職人さんたちもたくさんいました。

ジャワ島はイスラムのお国柄。やはりヒジャブを身に着けています。

昔ながらのろうけつ染の工房見学の後は、ハンカチからシャツ、ドレスに至るまでバティックを使った製品を売っているお店の方へ。

気に入るものがあればいいな、とワクワクしながらお店にはいったのですが・・・・。

その種類の多さに圧倒されました。

残念ながら自分用にはしっくりくるものは見つけられなかったのですが、買いやすいお値段で、母によさそうな紫のストールを見つけましたよ。

下の写真は工房の壁にあったバティックに柄をつけるための型です。バティックには手書きのものもありますが、こうした型と手書きと両方の技法を使ったものもあります。

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「確か、これ昔友人にもらったものと似ているなぁ・・・」

このお店でシルクのバティックを見た時に、そう思ったのですが、帰国して確認してみるとやはりバティック。

BIN houseというブランドのものでした。

(こちらのサイト ↑ にもインドネシアのバティックのことが書かれていますね。)

こうしてみると、もう何年も前からインドネシアへの伏線がはられていたのかなぁ、なんて思ったりもして・・・。

ちなみに、友人にもらったこのバティックは、秋冬になると風の城のリビングに登場しておりますよ^^。

バティック工房をあとにした後は、昼食を後回しにして、プランバナン寺院へ。

ボロブドゥール遺跡公園では、おいしい朝食をた~くさん食べて、まだまだお腹がすいていなかったのです。

一緒にまわってくださっているガイドさんと運転手さんには申し訳なく思ったのですが、ここは思い切って自分たちの希望を優先してもらうことにしました。

bic移動中に車の中から見かけたオートバイ。

すごくないですか?!

信じられないくらい荷物を載せています。

ここまでとはいかなくても、バイクにたくさんの荷物を載せている光景はたくさん見ました。

インドネシアでは、車はとても高価なものでまだまだ一般的ではないそうです。

そのかわりに足となるのがオートバイ。オートバイはローンをしてでも購入します。

仕事に、通勤に、家庭にと、インドネシアの国民のなくてはならない必需品なのだそうです。

一台のオートバイに家族全員乗っている、という光景も珍しくありません。

p14プランバナン寺院のまわりもまた公園として整備されていて、地元のみなさんにも親しまれているようでした。

この日は、赤いズボンをはいた子供たちが寺院のまわりにたくさんいました。

遠足か何かでしょうか・・・。

「あ、小学生の子供たちだ。」

そう思って、なんとなく見とれていると、一人の女の子と目があいました。

うれしい気持ちになって微笑むと、なんともかわいらしい笑顔で答えてくれましたよ。

ガイドさんの話によると、ジョグジャカルタでは、小学生が赤、中学生が青、高校生はグレーのボトムスをはいているんですよ、とのこと。

また、ここジョグジャカルタは学生の町で、およそ100の大学があるとのお話も。

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ガイドさんは、大学で日本語を学んで、その後は、この仕事をしながら日本語を磨いているんだそうですよ。

お客さんからもいろいろと教えてもらうんです。とお話されていました。

ちなみに、この日のガイドさんのTシャツには、「勝」という文字がでかでかと、笑!

でも、うれしいもんですね。

とにかく、やたらに上に上にと高い塔のような寺院。

そんなに広くはない中の空洞スペースにはヒンドゥーの神々が祭られています。
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寺院の各所に刻まれているレリーフ。

p6p15プランバナン寺院は、まだまだ修復中で、復興された建物のまわりには、瓦礫と化した石が山済みになっていました。

これをひとつひとつ積み上げて復元していくなんて、驚きですね!!!

下の写真は、実際にみた修復の作業エリアです。

ボロブドゥール寺院とは違って、プランバナン寺院は、平地にある開けた公園にあるので存在感がかなり違っていました。

旅行当時は、その大きさにただただ圧倒されるばかりで、実は、ボロブドゥール寺院の時のような深い感慨はなかったのですが・・・。

こうして、今、写真を見返しながらつづっていると、自分たちがそこにいたという親近感も手伝って、なんだか特別な気持ちがわいてきますね。

これこそが、旅の魅力なのかもしれません。

実際に、行って、見て、体験するってすばらしいことなんだなぁ、と改めて思いましたよ。

p4プランバナン寺院をめぐっている間に、すっかり空が暗くなってきました。

すでに雨季に入っているジョグジャカルタのお天気はとても変わりやすいそう。

雨になる前に、観光スポットをまわることができて一安心です。

 こちらはガイドさんが撮ってくれた写真です。

ふたりともいい顔をしてますね♪

 

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 ☆

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ようやくお腹もすいてきました。

飛行場に行く前におそいお昼をいただきます。

その前に・・・。

車窓からの風景です。

ジョグジャカルタの田園風景。

 

 

こちらは、学校です。

車窓からは何度か幼稚園や、小学校、中学校など目にしたのですが、どれもとてもカラフルでかわいらしいたたずまいをしていました。

あ、と気づいたら通り過ぎてしまうので、なかなかカメラでとらえることができなかったのですが、かろうじてこの1枚。

これは、地味なほうです。

p7車窓からの景色をたのしみつつ、ようやくレストランに到着。

コンクリートの立派な建物です。

観光客相手のレストランだと思いますが、 こちらもまたとても風通しがよい作り。

壁の間を大きくくりぬかれた窓のようなスペースはありますが、ガラスははいっておらず、厚手のカーテンが添えられているだけ!

実は、南国ならではのこの開放感が、とても好きです。

写真は、この日のツアーにセットされたコース料理。

p8これまたどれもおいしく、二人では食べきれない量!

とりわけ、ジャワカレーが気に入りました。

さらっとしたスープとあっさりした味わいが、なんとも私好み。

独特の香辛料がはいっていてとてもおいしかったです。

下の写真のスープに浮いているのは、鶏肉のソーセージです。イスラムのお国ならではですね。

p9食事を堪能している間に、スコールがやってきました。

すると、お店の人が、雨が吹き込まないようにカーテンを閉めてくれました。

入り口に近い席では、かなり雨が降りこんできていました。

本場のスコールは、日本のゲリラ雨どころじゃなかったです。

雷もすごくて、お店も停電してしまいました。

わたしたちは、車を入り口につけてもらって乗ることができたので、たいして濡れることもありませんでしたが、本場のスコールもいいタイミングで体験できました。

これ、お昼を予定通りにいただいていたら、プランバナン寺院のところで、ずぶ濡れです。

いやー、よかった、よかった!!!

あらためて、この幸運に感謝した瞬間でした。

このスコールのおかげで、ジョグジャカルタの空港も停電となり少々混乱気味。

わたしたちのような観光客には頼みとなる、飛行機の運行状況を知らせてくれるテレビ画面や、搭乗口の電光掲示板も消えてしまいました。

人でいっぱいの空港の待合スペースでは、先に飛び立つ飛行機の乗客がどんどん席を立っていきます。

多少の不安を感じながらも、「デンパサール」という言葉を聞き逃さないよう、注意深く待機していました。

その間に楽しかったのは、ヒジャブをまとった女性たちの美しい姿を眺めていること。

ヒジャブといってもいろんな色やデザインがあって、みなそれぞれにおしゃれを楽しんでいる様子が伝わってきて興味深かったですね。

(ヒジャブのことを調べていたら、こんな記事をみつけました。実際、ジョグジャカルタの空港でも、このくらいバリエーションゆたかでしたよ。)

 

冒頭の写真の、バティック工房の女性のように、帽子のように小さなひさしを入れるタイプのヒジャブをまとっている方も多かったです。

中でも、淡い藤色にドレープの入り具合がとても美しいヒジャブをまとった女性の姿がとても印象的でした。

ようやくデンパサール行きの飛行機の搭乗が始まった時、途中からわたしたちの目の前に座っていたヒジャブの女性が、「デンパサール!」とわたしたちを指さして教えてくれました。

この女性は、ヒジャブにブローチをしていました。

わたしたち以外の乗客にも、こうして心あたたまるおせっかいをしていたように思います。

言葉や風俗が違っても、こうして人柄を感じる瞬間・・・。

人っていいなぁ、って思います。

夜遅くに、ようやくバリで滞在するヴィラに到着~♪

このエントランスの美しさに絶句して、すっかり目がさえてしまいました。

ジンジャーの効いたウェルカムドリンクもとってもおいしかったです。

さて、次からは、いよいよ至福のヴィラのご紹介です。

どうぞお楽しみに~♪

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浄化と変容の旅

tsみなさま、こんばんは^^。

このところバリ島旅行記ばかりアップしております。

風の城☆かおるです。

今日は、バリ島からもどってはじめてのこかげの会(レイキ練習会)

おかげさまで、気分もあらたに、これまでとはまた違った感覚でみなさまをお迎えさせていただくことができました。

さて、わたしがバリ島にいっている間に、すっかり朝の空気の中にも、ぴんと張り詰めたものを感じるようになりました。

そのせいでしょうか・・・。

この日は、お二方とも同じようなところに冷えが浮いてきましたね。なかなか興味深いヒビキの観察ができたと思います。

「ヒビキは、手をあてて 待っている とやってくる。」

そんな感覚を、一か所にじっくりと手を当てていくことで、つかんでいただけたのもうれしかったですね。

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旅のお話、ガムランボールの音色などもお楽しみいただけましたでしょうか。

写真は、ウブドで購入したガムランボールです。

手前のものは楽器として使えるくらい大きいんですよ。

みなさんも、風の城にいらした時には、ぜひともそのお手にとって遊んでみて下さい。

シャラララ♪ とかわいらしい音がしますよ。

みなさまと風の城でレイキをご一緒した後は、いつもそうなのですが。

なんともいえない心地よさに包まれます。

自分の中のやさしさが増幅され、自分を含めてあらやゆるものを大切にしたいという気持ちが高まります。

これが、レイキというものの力なんだなと実感します。

そんな余韻につつまれながら、ふと、沸き立つものがありましたので、ことばにしてみますね。

常夏の島、バリのおおらかでゆたかなエネルギーに触れ、もてなされた旅人が、心を許してくつろぐように・・・。

旅から戻ってみれば、すっかりおおらかになり気持ちが楽になりました。

結果として、
「あー、まだわたしは、何かを変えようとしていたんだな・・・・。」
ということに気が付いた次第です。

きっと、緩んで、意識の力みがとれたんですね。

力みがとれると、本来のその人らしさが発揮されてきます。

のびのびとして、これでいいんだ、と心の底から思えるとき。

人は、ありのまま、という境地を満喫しているんじゃないでしょうか。

今、まさに、そんな感じです。

何年もひとりで仕事をしてきて、自問自答したり、葛藤することがありましたが、今思えば、それもすべて必然で、それを経たからこそ得られる境地があるのだなと、すべてを受け入れることができたのかもしれません。

今回のバリへの旅は、そうしたことを認識して、次のステップに進むために用意された、意識の浄化と変容のチャンスだったのだと思います。

きっとこのわたしの変化は、これから風の城にいらしてくださる皆様にもポジティブなエネルギーで還元させていただけることと思います。

giftそれは、傍目にはわからなくても、わたしがこれから体験する現実が、その答えを教えてくれることでしょう。

ささやかではありませすが、バリ旅行のおみやげが少しだけあります。

早い者勝ちなのでなくなってしまったらごめんなさい。

運よく巡り合った方は、わたしの気持ちだと思って受け取ってやってくださいね。

気分もあらたに、今後とも風の城をよろしくお願いいたします(^^)/

 

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風の城
現在募集中の交流会・練習会です

レイキ講座も随時受付中です!

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みなさまとのひとときを楽しみにしています^^☆

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ジョグジャカルタの王宮のガムラン

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コピルアクコーヒーのほろ苦い思い出も、どこへやら・・・。

ついにやってまいりました、ジョグジャカルタの王宮です。

ここには、今でも王族の方が住んでいますが、観光用に一般公開されています。

帽子もご法度。日傘もダメです。

暑い日差しをじりじりと感じながら王宮の門をくぐります。

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中庭では、さっそくガムランが演奏されているのを発見!

バリ島のガムランとはまた違った趣です。

春に浜松の楽器博物館で見たガムランセットはまさにこんな感じでした。

ここで演奏している人たちは、王宮の家来(ガイドさんの表現によると)で、報酬は高くはないそうですが、みなさんとても誇りをもって仕事をしているとのことでした。

お勤めは、12時までで、それ以後は生活のために別の仕事をみなさんしているそうです。

ここでのガムラン演奏は、生歌付き。歌の雰囲気は、日本の民謡に似ていました。

「インドネシアには、ガムランを聴きに来たんです」とガイドさんにも伝えてあったので、少しの間ガムランを聞かせてもらいました。

スマホをもっていないわたしたちのために、ガイドさんがご自分のスマホで動画を撮影してくれたのですが、ちゃっかりデータをもらってくるのを忘れました~。

日本語も堪能で何かと親切なガイドさんです。

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王宮の中庭です。

色鮮やかなステンドグラス風の飾りがうつくしい東屋です。

 

 

 

 

 

 

 

おお!

日本風の焼き物が・・・。

いや、中国のものかもしれませんね。

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こちらは、王宮のそばにあった大きな樹。

こかげはいつだってこうして、地元のみなさまに大人気!

残念ながら、わたしたちには木陰で一服している暇はありません。

ここでも、うっかり、ガイドさんやhshimaと離れてぼけっとしていると、すぐにお土産物屋さんがアピールしてきます。

もちろん、No Thank you!と潜り抜け・・・。

意志をはっきり表示する、って気持ちがいいですね。はっきり言えば、しつこくされることもないし、お互いサバサバしたもんです。

この旅では、本当にお世話になった「No Thank you!」。

この言葉には、日本語にはない快感がありますね。

ジャコウネコのコーヒー

c2ボロブドゥール遺跡公園で、エレファントライドを楽しんだ後は、ジョグジャカルタの王宮へと移動します。

「コーヒーでもいかがですか?」

車窓からの景色を楽しんでいると、ガイドさんからこんな提案が。

マノハラホテルのおいしい朝食でまだおなかがいっぱいだったので、コーヒーはいらない、と答えたのですが、この近所で、コピルアクというジャコウネコのコーヒーが味わえますよ、とガイドさんが力説するので、話のタネに寄っていくことにしました。

コピルアクとは、ジャコウネコの糞から未消化のコーヒー豆を取り出したものです。コーヒーの果肉は栄養になるのですが、その種(コーヒー豆)は未消化のまま糞とともに排泄されるのだそう。

c1お店の前には、乾燥中の「糞」がたくさん干してありました。

ガイドさんはそれを手に取ると、「これをきれいに洗浄して、皮をとったものがコーヒー豆になるんですよ。」と説明してくれました。

かなり乾燥がすすんでいるので、全然くさくありません。

お土産物やさんで「コピルアク」として売っているコーヒー豆が安いのは、純度が低いから。100パーセントコピルアクなら100グラム4000円~5000円くらいしますよ。と、ガイドさん。

まぁ、この時点では買う気もなかったので、そうなんだ~、と軽く聞き流していました。

c3お店にはいったところです。

すでに、奥の方へと案内されている、hshima。

店を通り抜けると、中庭があって、そこに野生のジャコウネコが観光用に飼われていました。

夜行性なので、昼間は元気がありません。

こうして、ジャコウネコを飼って、餌としてコーヒーの実を与えても、元気がなくなって全然だめなんだって。

今でも、コピルアクは野生のジャコウネコの糞を職人さんたちが拾ってきてつくられるのだそうです。

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日傘の下の小さな小屋で寝そべるジャコウネコです。

hshimaが、この一枚をとった直後に、くるりと背中を向けられてしまいました。

ジャコウネコといっても、お顔はタヌキっぽいんですよね。

 

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再びお店の中です。

涼しそうな作りの天井です。

壁には、コピルアクの値段らしきものが書かれていますが、言葉がわからないので、いまいちピンときません。

言葉がわからないと、情報量って激減!

お店の人の説明では、コピルアクが豆、粉ともに10万ルピア(日本円で1000円弱)、ということだったので、おみやげに一つずつ購入することにしました。

もちろん事前に、小さいカップで味見もさせてくれましたが、ぬるかったし粉っぽくて、コピルアクの魅力がわたしにはよくわからなかった。けど、まぁ、めずらしいし、そんなに高くないからいいかな、と。

しかし、この後、いざお会計となり、カードを切ったら、

なんと、「40万ルピア×2」の請求が!!!

「あれ、ひとつ10万ルピアじゃなかった?」とわたしたち。

ふたりとも確かに「10万ルピア」と聞いたから、それならおみやげに豆と粉、それぞれひとつずつ買っていってもいいなじゃいか、となったのである。

あれ?だまされたかな???

と少しドキドキしたけれど。

ガイドさんからは、豆の相場は40万~50万ルピアと聞いていたのだし、きっとお店の人の日本語が上手でなくて10万ルピアと聞こえてしまったのだろう、と理解することにしたわたしたちだった。

がんばれば、カードの支払いを取り消してもらうこともできただろうけれど、それではガイドさんの顔をつぶすことにもなっちゃうだろうし・・・。

それに、これもまたよいみやげ話である。

c8ちなみに、この高くついたコピルアクのうちのひとつは、いつもお世話になっている妹のところへ。

先日、他のお土産も持っていきついでに、ちゃっかり飲ませてもらいました。

なんとも濃厚でずっしりした味わい。さすがは、ジャコウネコの体を通しているだけあって、ものすごい濃密なエネルギーを感じました。

これは、エクスプレッソみたいに小さいカップで味わうのがちょうどいいのかもしれません。

まぁ、好みがわかれるところですね。

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コピルアクのお店から出た後の、車窓からの街並みです。

少しもやもやしながらも、「ま、いっかー」と気分を切り替えた瞬間でもありました~、笑!

爽快!エレファントライド!!!

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いつの頃からか、一度は像の背中に乗ってみたいなぁ、と思っていました。

ボロブドゥールのサンライズツアーを終えて、食事をとった後、
「もう一度ボロブドゥールを見に行ってもいいし、象にも乗れますよ^^」というガイドさん。

「象に乗りたい!」と、わたし。
「ルピア(インドネシアの通貨)がないよ」というhshima。

バリの空港で5000円をルピアに両替したけれど、すでにチップの支払いに使っているし、エレファントライド(二人分)には、あと450万(およそ4500円弱)ルピア必要。

そもそも足りない!

するとガイドさんが、「わたしが持っているルピアをお貸しますよ。」と。

すると、はじめはあんまり乗り気に見えなかったhshimaが「お願いします!」と。

朝食後、ガイドさんと待ち合わせたマノハラホテルのエントランスから、像に乗る場所までは、ガイドさんの車で数分。

「エレファントライドは準備をするところから見ると面白いんですよ」と、ガイドさん。

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うん、たしかに。

写真は、籐でできた椅子を乗せているところです。

一応、シートベルトまでついています。

昔は、二人乗りだったそうですが、今は、一人乗りに変わったそうです。

象使いも入れて3人となると像も気の毒ですものね・・・。

象って思っていたよりすべてのパーツが大きい!!!

目だってこんなに大きいの。

まつ毛がかわゆい。

この雄象はと~っても大きいです。

「象は甘いものが好きなので、もし飴とか持っていたらあげると喜びますよ。」とガイドさん。

おお!たしか、機内サービスでもらった飴があったゾ・・・。とワクワクしてポケットを探ったら・・・。

残念!

食べちゃった後でした。

仕方がないので、あたりに転がっていたニンジンをあげます。

鼻先で上手につかんで、口に入れるんですね~。

リアルな鼻先にたじろぎつつも、器用な鼻使いに興味深々!

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象の乗り場です。

階段状になっていて、その象にあった高さのところから乗れるようになっています。

ちょうど、わたしが乗る象がやってくるところです。

 

こちらは、hshimaが乗った象。

大きいですね~。

もちろん、階段の一番高いところから乗っていました。

いいなぁ。

わたしも、こっちの象にも乗りたかったなぁ。

もちろん、わたしを乗せてくれた象のお嬢さんもかわいかったですよ。

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象にのってボロブドゥールのある公園を一周できます。

ほら、ボロブドゥールがあんなにちいさく見えますね!

途中から、hshimaの一眼を受け取って、写真をとってくれたスタッフさん。

わたしたちの象に途中で餌をあたえたり、大きな木の枝を差し出したり、象の世話もしつつ、た~くさんの写真をとってくれました。

しかーし。

これは、ひょっとして、後から高額なチップを請求されるのでは・・・。と一瞬、不穏な妄想が頭をよぎりましたが、そんなことはありませんでした。(疑ってしまってごめんなさい!)

それに、なにしろルピアを全額はらってしまったわたしたちに、チップをあげる手持ちなんてなかったのですから!

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公園中をこんな風に練り歩くので、むちゃくちゃ目立ちます。

地元の人やたくさんの観光客に注目されましたよ。

途中、公園内の敷地に、トタン板で作られたほったて小屋のようなものを発見しました。表にはごみ袋がぶら下がっていたり、洗濯物が干されていました。どなたかが勝手にすみついているんでしょうか・・・。

象の乗り心地は、思ったよりダイナミックでした。

体が大きいので、動く時はその揺れも大きいんですね。
もう、その揺れ、そのものがアトラクションでした。

特に下りは、一歩足が踏み出されるごとに、がくんと前に落ちる衝撃が体に来ますね。

それなのに、象使いの男性は、素足の両足で象の首根っこを挟んで、上手に乗りこなすんですよね。

上の写真でも、おふたりとも、両手はフリーです。

ちょうど出発する時に、足の裏で象の耳の裏あたりを「よしよしよし」っていう感じでさすっているのを見ることができました。

動物と上手にコミュニケーションを図る人たちって、尊敬しちゃいます。

まさかボロブドゥールで象に乗れるとは思ってもいませんでしたが・・・。

希望というものは、持ち続けるもんですね^^。

 

マノハラホテルでの朝食と便利な「NO THANK YOU!」

13-113-3(前記事から続きます)
さて、帰りは、入ってきた時とは違うルートを通って、公園内のホテルに朝食をとりに向かいます。

行きは、まだ薄暗い中、整備された公園を通ってきましたが、今度は、背の高い樹々が立ち並ぶ林道を抜けていきます。

さらに下っていきます。

ガイドさんとなかよく並んで歩くhshima。

わたしは、時々、こうして、一人離れて景色を楽しみながら気ままについていきます。というか、あちらこちらに見とれていると、いつしか置いてかれている、というのが本当のところ、笑!

「○○くん(わたしの呼び名)、ちゃんとガイドさんの話聞いてあげなよ。」と、hshimaに言われる始末。

いえいえ、大事な時にはちゃんと聞いてますってば^^;。

左手に見える手すりのある階段を下りたところが、遺跡の出口です。

そこでは、こうして出てくる観光客を目当てに物売りのお兄ちゃんたちが待ち構えていました。

ボロブドゥール遺跡の写真や、民芸品など、思い思いの品を手に、アピールしてきます。互いのすみ分けの為か、品物は一人一種類。それをいくつか手にしていました。

こんな時には、もちろん便利な

「NO THANK YOU!!!」

はっきりと、大きな声で、笑顔で断ります。

この言葉のすばらしいのは、NO!とはっきりことわった後、心をこめて「THANK YOU」といえるところ。

はっきりと意思表示して感謝まで伝えられる便利なこの言葉のすばらしさを実感した、今回の旅でした。

ふりかえればボロブドゥールがこんなに小さく・・・。

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さて、いよいよ朝食は、遺跡公園の中にあるマノハラホテルでいただきます。

ツアーに申し込んでしまった後に、遺跡公園の中にホテルがあると知って、せっかくならそこにとまりたかったな~、と思っていたところだったので、これは、とってもうれしいサプライズ~!

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このオープンエアな空間。

南国ならではですね!!!

ゆたかな緑、咲き乱れる花々を眺め、鳥の声を聞きながらおいしい食事に舌鼓。

あっさりとして軽やかな味わいはどれもわたし好み。

観光客向けなのかもしれないけれど、日本でいただくアジアン料理よりもおいしいです!13-6

ビュッフェスタイルなので、好きなものを自分で盛っていただきます。

やけに大きいあちらのキュウリ!

ナシゴレンは麺も入ったそばめし風。

奥に見えるのは、デミグラス風のソースをかけた鶏肉。これも美味!ジャワ島はイスラムの人たちが多いので、豚肉が出てこないのはわたしにとっては安心です。ソーセージなんかも鶏肉です。13-7

これは、バナナを衣に包んで揚げたもの。

昔、ベトナム料理のお店で食べたことがあるけれど、それよりもずっとおいしかった!

トッピングのチーズの塩気がバナナの甘さを引き立てます。

こちらは緑のスープ。

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お好みでいろんな薬味を入れられます。

パクチー大好きなわたしは、パクチーをチョイス。

独特のスパイスがいい味なんだけれど、そのスパイスの名前がわからない。

日本でもこんな味食べたいな~。

ものすごく豪華な薬味の数々。

左手に見えるツボの中かからスープをよそいます。

「SOTO AYAM」とは、鶏肉のスープという意味なんですね。

風光明媚な景色と、自然の風といただく食事は、また格別です。

空腹の他に特別な調味料があるとすれば、それは、「外でたべること」じゃないでしょうか!?

13-8至福の朝食を味わっていると、ふと、わたしの足元にやってきた一匹の子猫と目があいました。

まるで古代エジプトの猫の彫像のようにスリムで美しい子猫です。

ずっとこちらを観てるので、コミュニケーションしようと思って、手を差し出したら、さらに近寄ってきて、わたしの椅子の下にはいって座り込んでしまいました。

はて?

元来、動物に好かれる質でもないので、不思議なものだな、と思いながら、猫との邂逅を心密に楽しんでいたのもつかの間。

「猫だーーー!!!」

という、歓喜の叫び声とともに、小さなギャング(同じく食事をしていた日本人観光客のお子様)が、わたしの椅子の下をのぞきこむと、子猫は逃げていってしまいました。

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お食事処から見える風景です。

美しくととのえられた芝生に、南国の花々が色どりを添えます。

 

 

 

 

 

 

こちらはロビーへと向かう途中にみかけた中庭です。

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらがロビー。

右手に見えるのは、iPadを手にするhshima。

ガイドさんともここで待ち合わせます。

ロビーの入り口にあった石像。

よく見るとガネーシャなのかな。

お供え物がされています。

 

さて、この後は、ずっと体験してみたいな~、と思っていた初めてのアクティビティに挑戦しますよ!

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