Archive for たび・であい

父と母とわたし

1209ずっと陰でわたしたちを支えてくれていたお父さん。

今、そんな父が初めて家族の主役になっているような気がします。

父の病気に関わる2度目の帰省からもどった今、そんなことを感じています。

そして、これは、父ひとりの問題ではなく、たまたま父の中に現実化されたわたしたち家族の問題である、という見方もあると思うのです。

それぞれが、その問題に対して、何ができるのか、どう在ることが最善なのか・・・。

いやいや、そもそもそれは「問題」ではなく、その出来事に対して、わたしたちがどう取り組むかという一つのチャレンジでしかないのでしょう。

命にかかわることだけに、母もわたしも、本気で考えます。

その中で、今までの自分の生き方、暮らし方を振り返り、今、変えるべきことを感じ取り実行していきます。

父と母。父とわたし。そして、母とわたし。それぞれの関係性が、変容を遂げるまとないチャンスを、今、いただいているのだと思います。

レイキバカであるわたしは、今までのレイキを実践してきた体験から、レイキを続けていくことで変化していくエネルギーのバランスが 新しい現実を創造していくと確信してるので、それを提供することしかできません。

それも、父と母がそれを受容してくれてはじめてできること。

レイキはなくとも、帰省すれば喜んで迎えてもらえ、あなたがいると元気になると笑顔になってくれたには違いないけれど、 元来、こだわりが強く、人の言うことは聞かないし、自己中心的なわたしです。

レイキに出会っていなければ、決してこんな風にはこの出来事に取り組めていなかっただろうと思うのです。

帰りの新幹線の中。

ひところは、新幹線でしばしば上京してきてくれた母のことを思い出し、目頭が熱くなりました。

そして、この滞在中。母の泣き顔。父の困った顔。時に、人間味あるやりとりから生まれ出た二人の表情が愛しく思いだされました。

40数年前。わたしは、この二人のゲートを抜けてここにやってきました。

もう、ほんとうに、ほんとうに、たくさんのものを受け取りました。

これからは、目の前のあなたの笑顔のために生きていきます。

写真は、実家でみつけたひとつの風景です。春先までわたしたちを楽しませてくれるパンジーの成長がたのしみです^^☆

祝☆酵素玄米

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念願の酵素玄米を初めて炊きました。

写真は、二日目のものです。

酵素玄米は、炊いたらジャーで保温して、二日目、三日目、・・・と熟成させていくというものなのですが、 (酵素玄米について詳しくは、こちらをどうぞ!) この熟成させていく過程が思いのほか楽しい。 まるで、自分が育てた野菜でもいただく気分!圧力鍋で炊いて、ジャーに移して、日に一度かき混ぜるだけなのにね・笑。

今朝なんて、ジャーの蓋をあけたとたん、湯気とともに一晩ねかせて瑞々しくなった酵素玄米の様子に感動! 科学的にはわかりませんが、昨日とは違う酵素玄米の様子にハートがぷるん、と確信しました。

色も少し濃くなっているようです。

昨日、炊いた直後は、ちょっと水分を飛ばしすぎちゃったかなと思ったのですが。一晩寝かせただけでこんなに違うんだとびっくり。 歯ごたえもやさしくなって、お味もまろやかに。

もともと赤飯が好き!小豆が好き!

そんなわたしが、今年になって2度も、酵素玄米をいただく機会に恵まれました。

とてもおいしいので、ぜひ自分でも作りたいなぁと思っていたのですが、我が家には炊飯ジャーがなく(白米は鍋炊きです)、 本格的な長岡式を実践するには場所も道具もない。それに長岡式では量も多すぎるのです。

そこで、手持ちの圧力鍋と、小さい保温ジャーでもできないかな・・・と情報を探していたところ、 友人から、「わたしは4合で炊いているよ!」という話を聴き、 先日、実家に帰省した際にみつけた保温ジャー(炊飯器が壊れたという母と一緒にたちよった電気店でみつけた特価品です)で 挑戦してみたのです。

結果は大吉。

食の楽しみがまた一つ増えました。

茶碗一杯の酵素玄米と、お味噌汁と、漬物があれば、とっても満足。

噛むほどに、内に広がる感謝と喜び。

ひとりランチも、ゆたかな気持ちでいっぱいです。

わたしが参考にした酵素玄米レシピです。

こちらは、友人が紹介してくれたサイト。

こちらは、わたしがお米を取り寄せている(小豆と塩もこちらで購入しました)マイセンさんのもの。

そして、本家、長岡式酵素玄米は、こちらになります。
 

その後も、3日目、4日目と、おいしくいただいております。白米なら、ジャーに保温しておくとぱさぱさになってくるのに、酵素玄米は日に日に色が深まり、玄米ももちもちと柔らかくなっていきます。毎朝ジャーを開けたときの「生きている!」感がたまりません!

○○○山での修行

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父が入院するというので、五日ほど実家に滞在してきました。

バスと新幹線、電車を乗り継いで・・・。コロコロとキャスター付きバッグ(我が家での愛称はコロコロです・笑)を従えて、こんな風に一人で帰省するのは はじめてのこと。

今回の帰省で、母と二人きりで数日間を過ごすことになりました。

二日目の朝、朝日が差し込むリビングに降り立った時、精妙なエネルギーとともにこんなことを確信しました。

わたし自身が場であり、世界であり、宇宙である。 なにがあっても、どこにあろうと、なにものも、わたしを侵すことはできない。 あるとすれば、それを自分が容認した時だけである。

新幹線での移動は、普段の車での移動に比べて格段に楽なので、仕事をみつけて積極的に動くことができました。

犬の散歩もそのひとつ。普段は生き物をこよなく愛する父がかわいがっているメスのシバ犬を、朝晩散歩に連れて行きました。 犬と心をあわせてるんるんらんらん!

あ~。わんちゃんってこんな気分なのね。と感じながら、昔懐かしい道を歩くのは感慨深いものがありました。

病院への行きかえりで見た街のポスターでは、高校の同級生の顔と名前を見て、政治家になっていることを知りました。

母とわたし。それぞれにできることを淡々とこなしながら、同じ家で過ごすひととき。

母の手料理に舌鼓みし、お茶を飲みながらのひとときでは、表情豊かに語る母を眺めながら、この繊細な人をわたしは守ってあげたい、 と思いました。

そん風に感じた自分の心持ちが面白かった!!!ちっとは大人になったのかなぁと・笑。

なんせ、子どものころは、おつかいはおおかた妹に押し付けていたし、大人になってからも犬の散歩には非協力的だったわたしです。

それが、犬とのひと時をいとしいを思い、自分ができることで人様のお役にたてる喜びをひそかに感じていたのですから。

ようやく、こういう気持ちになれたことにほっとしたのと同時に、「人の役に立つ」ということの神髄に ほんの少しでも触れたような気がしました。

そしてまた今回の大本命は、父にレイキをすること。術前・術後にしっかりレイキをし、母にまでしっかりレイキを教えてきました。 このくだりはこちらにつづっていますので、よかったらご覧ください。パート3まであります。

父は、レイキにはまったく関心がなく、過去に何度かさせてもらったことはあるけれど、しっかり感想を聞いたこともありませんでした。 今回も、積極的に感想を聞くことはできなかったけれど、レイキを受けるとあたたく感じるということと、呼吸が楽になる感じがある、 というくらいは聞き出すことができました・笑。

まぁ、レイキをさせてもらっていると、父がレイキにとても受容的なのがわかるので、もう言葉などいらないのですけれどね。

術後はほっとしたのか、すっきりと穏やかな父の眼差しがとても印象的でした。

実は、今までは、旅に出るとか、移動するとか、自分の家からどこかに出かけるのは苦手でした。 とくに泊りだと荷造りが面倒で!それに電車だと荷物も重い!

それが、この10月に始めていた「かたずけ祭り」のおかげで、荷造りも荷解きも超簡単! また、家族が展示品現品限り半額でゲットしてきたコロコロのおかげで電車の移動もらっくらく!

あ~。フットワークがものすごく軽くなったんだなぁとう喜びをかみしめながらの旅となりました。

そして、帰宅するなり、家族に一言。「○○○山」に修行に行ってきたよ。(○○○にはわたしの旧姓が入ります。)

最初は?顔の家族でしたが、帰省中のこんなエピソードを話したら、それは○○○山での修行だったねぇ、と笑ってくれました。

そしてね。何気ないひとことに家族の優しさを感じるので、思い切って聞いてみた。

「心境の変化でもあったの?」と。

なんと、わたしがいないという体験で、わたしが居ることのありがたさが身に染みたのですって。

めでたし、めでたし^^☆

写真は、父の愛犬のシバ犬と。念願かなって、やっと抱っこさせてもらいました。

 

柳小路

柳小路法事で大阪に来ています。

せっかくなので前日から移動して京都にも立ち寄り、大好きなエレカシのライブ(野音ライブを映画館で同時上映してくれるというもの)を楽しむことに。

まずは、京都駅から河原町へ出て、哲学の道へとぶらり。その途中で、なんとも美しい柳の木に出会いました。これほど立派なものは見たことがありません。わたしが生まれ育った町の街路樹が柳だったこともあり、懐かしさも手伝って、すっかりこの柳に心をうばわれました。

しゃらららら。

しなやかに。たおやかに。しだれさざめく枝葉の、なんとゆたかで楽しげな語らいだこと!

思わず、その枝葉に手を伸ばして戯れることしばし。

 

imageいやぁ。我ながら、いい笑顔!

もちろん、美人っていう意味じゃなくて(笑)。

純粋な喜びが伝わってきますね。ひとりだったら、もっと色んな角度から写真を撮ったりして遊んでいたでしょうねぇ。

別れ際、喜びを胸に歩みを進めていると、ふわっと、追いかけてくるように柳の木のエネルギーを感じました。

今は思えば、それは柳の木からの、あいさつだったのかもしれません。

「ありがとう、さようなら。また、遊びに来てね!」

みたいな。(笑)

この辺りは、趣のある甘味屋さんなんかも見かけたので、また、ぜひとも訪れたいですね。

 

 

であい~ぶらり街歩き~

気ままに街を歩くっておもしろい。

太極拳のレッスンの後、とあるガーデニングショップに。

レッスンは、たいてい、藤が丘の施設なのだけれど、ごくたまに青葉台のスタジオになったりする。

そんな時じゃないと立ち寄れないこのお店。

小物のセンスがわたしのツボなのです。

この日もゆっくりと店内を眺めていると・・・。

いるいる、仲間たちが(笑)。

こちらの鳥ちゃんたちは、この日であった新しい仲間のひとつ。

さっそく、こうして飾りましたよ。

dbいいですねぇ。目に入る度に出会った時の衝動(それは恋のようなもの!)を 想いだせるし、光に向かって羽ばたいていくその姿は、まさに自分自身の象徴。

こうして、ひとつひとつ恋に落ちるようにして、我が家へとやってくるものたちには、みな意味があるのです。

いや、恋に落ちる瞬間に、自分で意味を創造している、といった方がいいでしょうね。 とても、瞬間的にですけれど。

さぁ、この小鳥ちゃんたち(わたしにはイルカのようにもみえるのですが)がどこにいるのか・・・。 風の城にいらした時には、ぜひ、お見知りおきを。 この写真だけでピンとくるお方は、かなりの風の城通です(笑)。

そして、この日の気ままはまだ続く。

ふらりと立ち寄った二子玉川で、こちらのデュオに恋しちゃいましたねぇ。

その名もao

駅前で路上ライブをしていたのです。

声がとてもいいんですね。そして、おふたりの存在感も。

まだまだ若いお二人。彼らの音を聞いていると、夢と希望をいだくキラキラした少年の姿が 浮かんできます。それが、わたしの心の中の少年にとても響くんですね。

直近のワンマンライブは行けそうにないのですが、 近いうちにライブに行きたいと思っています。

もし、ご一緒してくださる方、いらっしゃいましたら、どうぞお声がけください!

お待ちしてま~す^^☆

ちなみに、お二人の映像はこちらでお楽しみいただけますよ。

 

 

風の即興

furinひとつの風鈴に出会いました。

和小物を取り扱う雑貨屋さんの店先でみつけたガラスの江戸風鈴。

最初は、透明なガラスに水玉の模様が愛らしい別の風鈴に心を奪われたのですが、音を鳴らしてみたら、この風鈴の音色が一番わたし好み。

そうすると不思議ですね。少し青みがかった乳白色のこの風鈴が、とたんに愛らしく見えてくるのですから。

さっそく窓辺にかて楽しんでいます。

歯を磨いたり、家事をしたり、こうしてパソコンに向かっていたりしても・・・。

チリリン、チリリィン。

時おり、風が生む、この気まぐれな即興になんとも心が和みます。

なんというのでしょうね。

風がはこぶ、このささやなかな音色が心に響くたび、そうそうこの感じという懐かしさのようなものが、一瞬にしてズームアップされるのです。そして、これがわたしなんだ、というような安らぎと希望が胸の中でキュンとします。

それはきっと、自然の揺らぎ。宇宙のリズム。創造主のささやき。

音というものの不思議。

音というものの魔法を感じています。

そして、心の奥に深く深く作用するもの、自己の本質に触れるような癒しというのは、ささやかでやわらかでとても繊細なものなんじゃないかなという気がしています。

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