ずっと陰でわたしたちを支えてくれていたお父さん。
今、そんな父が初めて家族の主役になっているような気がします。
父の病気に関わる2度目の帰省からもどった今、そんなことを感じています。
そして、これは、父ひとりの問題ではなく、たまたま父の中に現実化されたわたしたち家族の問題である、という見方もあると思うのです。
それぞれが、その問題に対して、何ができるのか、どう在ることが最善なのか・・・。
いやいや、そもそもそれは「問題」ではなく、その出来事に対して、わたしたちがどう取り組むかという一つのチャレンジでしかないのでしょう。
命にかかわることだけに、母もわたしも、本気で考えます。
その中で、今までの自分の生き方、暮らし方を振り返り、今、変えるべきことを感じ取り実行していきます。
父と母。父とわたし。そして、母とわたし。それぞれの関係性が、変容を遂げるまとないチャンスを、今、いただいているのだと思います。
レイキバカであるわたしは、今までのレイキを実践してきた体験から、レイキを続けていくことで変化していくエネルギーのバランスが 新しい現実を創造していくと確信してるので、それを提供することしかできません。
それも、父と母がそれを受容してくれてはじめてできること。
レイキはなくとも、帰省すれば喜んで迎えてもらえ、あなたがいると元気になると笑顔になってくれたには違いないけれど、 元来、こだわりが強く、人の言うことは聞かないし、自己中心的なわたしです。
レイキに出会っていなければ、決してこんな風にはこの出来事に取り組めていなかっただろうと思うのです。
帰りの新幹線の中。
ひところは、新幹線でしばしば上京してきてくれた母のことを思い出し、目頭が熱くなりました。
そして、この滞在中。母の泣き顔。父の困った顔。時に、人間味あるやりとりから生まれ出た二人の表情が愛しく思いだされました。
40数年前。わたしは、この二人のゲートを抜けてここにやってきました。
もう、ほんとうに、ほんとうに、たくさんのものを受け取りました。
これからは、目の前のあなたの笑顔のために生きていきます。
写真は、実家でみつけたひとつの風景です。春先までわたしたちを楽しませてくれるパンジーの成長がたのしみです^^☆