Archive for たび・であい

飲みすぎにレイキ@バリの夜

legon実は、いま。

バリ島のリゾートに来ています。

とはいっても、明日にはもう日本にいるのですが、旅ってあらためていいな~と実感したこの数日間でした。

昨晩は、ウヴドの王宮でのレゴンダンスを観てきてのですが、美しく神秘的な舞と圧倒的なガムランの音色にすっかり浄化され、生まれ変わった気分です。

見上げれば、王宮の高い塔の上に、くっきりとうかびあがるお月さまがとても美しかったです。

これから、最後の朝食を取りにレストランに行くところです。

その前に、おきにいりの東屋に座ってこれを書いています。

プールに落ちる水音、鳥たちのさえずり・・・。生きた風が行き交う壁のないこの場所でこうして書き物をするのが、この旅での一番のお気に入りとなっています^^。

さてさて、前置きが長くなりました。
これはもう、おとといの出来事となりますが、強烈なレイキ体験がありましたのでつづっておきますね!

ヴィラに滞在中、レストランで夕食をいただいた時のこと。

青い海を臨む二階のテラス席で、まるで新婚旅行みたいだね~、と気分だけはロマンチックに。

きざなセリフも、甘い言葉もないけれど、一緒になってもうすぐ16年。

知れば知るほど、主人のゆたかな人間性に日々感動しています。

自由気ままで風のようなわたしが、心地よく過ごせるよう、いつでもたくさんのやさしさを、冬のひだまりのようにわたしに注いでくれます。

レストランのスタッフもとてもフレンドリーで。

わたしたちが日本人とわかると、かたことでも日本語を使おうとしてくれます。

わたしたちのつたない英語と、スタッフの方の日本語の単語と。
チャンポンのコミュニケーションもとても楽しい!

お料理もおいしく、お酒もはいって気分も上場!

Very very Delicious!!!
I’m so happy!!!

思いっきり感情をこめて、テーブルに来てくれた支配人にそう伝えると、とびきりの笑顔でよろこんでくれました。

く~、たまらんっ!!!
これだからコミュニケーションって楽しいのだ。

かつてのわたしは、「正しい英語じゃなきゃかっこわるい」なんて意識のしばりにがんじがらめになっっていたのだけれど、今は、違う。

ことばがうまく使えないからこそ、異国の人とのコミュニケーションが、こんなにも楽しいのだ。

伝わっただけでうれしいし、こんな風に異国の人どうしが混ざり合っていってしまえば、戦争なんて起きようもないのにな、とポジティブな発想もわく。

伝わることがこんなに楽しいのは、わたしたち人間が本質的に備えている魂の欲求なんだろうね。

いざコミュニケーションするとなると、英単語すら口にすることができなかった自分がなつかしいです、笑!

そんな感慨も味わいながら、部屋にかえったらお気に入りの東屋で記事でもかこうかな・・・。

なんてわくわくしていたら、事態は急転直下。

mohitoベリーとハーブがいっぱい入った真っ赤なモヒートのアルコールが効いたようで・・・。

部屋に戻るなり気分が悪くなり、とりあえず横になってレイキ。

はじめは、たべすぎなのかなと思い胃に手当していたのだけれど、「あのモヒートのアルコールは相当つよかったよ」という主人のことばに、そうか、と、肝臓にもレイキを。

すると・・・。
感度が相当鈍っていることに気が付きました。
アルコールってたしかに注意力や観察力を相当麻痺させるのだなぁと実感。

それでも、肝臓から水っぽい感じが伝わってくるのが分かりました。しばらくして、それがぞくぞくした悪寒にかわって、それもおちついてこれで一段落したかと思ったら、それからが地獄でした^^;。

冷房の効いた部屋では寒さを感じたので、向いにある東屋のソファで横になってみぞおちのあたりを自己レイキするとともに、主人に頭部へのレイキをお願いしまた。

とにかく頭痛がひどく、自分でレイキをするのもままならなくなってきたのです。

側頭部を両手で触ってもらうだけで、頭痛から解放されとても楽になりました。

その後、一度吐いて、ずいぶん楽になったのですがまだまだ落ち着きそうもなく、今度は、前頭部へのレイキを主人にリクエスト。

一度吐いた時、前頭部を触ってみると、そのあたりが冷たくへこんでいるような感じがしていたのです。

主人いわく、側頭部も前頭部のヒビキとしては熱感くらいで大したことない、とのことでしたが、わたしは頭部にレイキをしてもらうと痛みから解放されたのがものすごくありがたかったです。

その後、もう一度吐いて、それでようやく落ち着きました。

あとは快方にむかっていき、最後は、普通にあくびが出てくるようになり、ようやくほっとしました。レイキをしてあくびが出るのは、普段の自分の反応なので、ようやく、この程度のレベルまで回復してきたんだなと安心したんですね。

それで、あんなに苦しかった吐き気からも解放され、頭痛もすっかりなくなりました。部屋にもどったのは19時半ころだったのですが、そこからずっとレイキとともに吐き気と格闘・・・。気づけば22時を回っておりました。

すっかり元気にはなりまりましたが、さすがに、その夜はそのまま眠りました。

いやーーーー。
こんな体験をしたのは、大学生のころ、飲みすぎて電車を乗り過ごして以来のことです。

普段はそれほどアルコールをとらないので、すっかりその時のことを忘れていましたね。

のみすぎってものすごく辛いんだってことを!!!

でもね。
二人がかりのレイキで、相当、経過は促進されたと思います。

体の気の流れがアップしたと思ったとたん、吐く、というデトックス行為にスイッチがはいったのを実感しましたよ。

それが2回。
そのたびに、表の東屋から部屋にあるトイレにダッシュ。
そして、1回につき、何度も吐くので、便座の脇に座り込んでいました。
大理石のタイルでは体が冷えるので、しっかり、バスタオルを体の下に敷きました^^。

吐く瞬間の辛さといったらなかったですね。
胃のあたりからキューンとファスナーをしめあげるような感じでなにかが上がってくる。

吐く、という経験も、もう20年くらいはしていないので、すっかり忘れていました。

今では、当時よりも感じる力がうんとました分、吐くという体験が昔よりもヴィヴィッドで強烈でした!!!

バリのお水(うがいには使いました)や、生野菜やフルーツも普通にいただいていたところに、強いアルコールが入って、わたしの体の処理能力がパンクしちゃったんでしょう。

非常ーーーに、つらかったですが、貴重なレイキ体験ができたと思っています。

こうして、ネタになっていますし、ね!

今回のバリへの旅行。

たくさんのすばらしい体験をさせていただいています。

少しずつ、記事にしていきますので、どうぞお楽しみに!!!

心に沁みるひととき @ farz_make

fm

沁みるって
心に水と書く

感動で
心震える瞬間

それは
愛という液体が
文字通り
心に沁みるんだね

月いちのお楽しみメンテナンス。
ヒーリング美容室 farz_makeさんを訪れました。

毎回おとずれた時、
次回の予約をしてくるのですが、
MIHOさんから、その日のうちにメールで予約の確認とお礼のお便りが届きます。

そのお返事を書いていて、ふと思いました。

心に沁みるって、
心に水と書くんだなって。

MIHOさんへは、こんな風にお返事しました。

MIHOさんへ

昨日は、ありがとうございました。

ヘナをしてもらって、髪の手触りもよく頭皮も一段リラックスしたようで快適です。

気持ちよくて、何度も髪をかき上げるようにして触ってしまいます、笑!

昨日は、自分でもいつも以上におしゃべりになってしまっておどろきました。

もう、自分のことで泣くこともないだろうと思っていたのに、涙もでましたーーー!!!

そんな時、鏡越しに見えるMIHOさんの表情がとてもやさしげで、
ああ、うけいれてくださっているんだなぁと、心に沁みました。

MIHOさんのサイトをじめてみた時のフィット感。

なるほどなー、と思いかえされた、温かく心地の良いひと時でした。

わたしも、こんな風にお客様に寄り添えるようでありたいです。

次回は、シロダーラ&farz_makeでのひと時を、
自分への誕生日プレゼントとしてたのしみにしています!!!

MIHOさん、いつもありがとうございます!!!

その前に・・・・。
インドネシアにガムランを聞きに行ってきますね^^☆

(写真は、farz_make のカフェタイム。焼き菓子とアーユルヴェーダのお茶です。)

みなさまのいやしのひと時は何ですか?

ご自分へのご褒美に、風の城でのヒーリングタイム もおすすめです^^。

☆.。.:*・゚ ☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚ ☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚

風の城
現在募集中の交流会・練習会です

レイキ講座も随時受付中です!

こかげの会(レイキ練習会)10/23(日)
少人数レイキレッスン (あと1名さま)

風のつどい(レイキ交流会)10/29(土)
みんなでレイキを楽しもう!(あと2名さま)

詳しくはリンクをご覧くださいね

みなさまとのひとときを楽しみにしています^^☆

☆.。.:*・゚ ☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚ ☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚

「王家の紋章」とわたし

ouke

ミュージカル、王家の紋章、観てきました!

メンフィスはもちろん、平方さんのイズミルと、新妻さんのキャロルを目当てに行ったのですが・・・。

ウナスやルカもいい!!!

物語の登場人物が、そのままに!!!

衣装もヒエログリフの刻まれたセットもいい!!!

昔懐かしい乙女心がキュンキュンしました。

アイシスの歌声のすばらしさと存在感に思わず引き込まれましたね。

オープニングから割合すぐの段階で、舞台上の人がみんなで歌うシーンがあったのですが、こうしてみんなが一体となってひとつの世界をつくりあげることの美しさに感動して、涙がこみ上げてきました。

物語が立体的になり、漫画を読むのとは全然違う。

生の人間が演じるっていうすばらしさに大いに歓喜しました。

ああ、人間ってすばらしい!!!

実は、王家の紋章は、川崎にお嫁に来るときに処分してしまったので、もう長いこと読んでいなかったのですが、高校時代は、王家の紋章のカレンダーを買ってみたり、大学時代の友人が久石譲さんが作曲した王家の紋章のCD(この中の曲を、昔、伊藤みどりさんがエキシビションでつかったと記憶しています)を持っていたので 貸してもらったり・・・。

ouke2当時は相当はまっていました。

新刊が出るたびに本屋に走ってましたね。

出会いは小学校のとき。たしか3年生くらいだったかな。

教室にあった学級文庫の棚に、なぜか一巻だけおいてあった王家の紋章。

よく意味がわからないまま読んで、ナイル河に主役が落ちて話が終わったのだと思っていました。

しかし、その数年後。

耳鼻科だったか、骨接ぎだったか。

待合室で「王家の紋章」と再開。

おーーーー、あれには続きがあったのか!!!と狂喜したこともなつかしい思い出です。

なぜか、むかしから、古代エジプトの衣装とか、ヒエログリフとかに惹かれる子供でした。

だから、再会できてとてもうれしかったんですね。

(写真は、麗しのメンフィス王!生きてこの目で見られるなんて、笑!)

そして、今回舞台を観終わって驚いたのは。

その影響力のまぁ大きいこと!!!

ライブや舞台って見終わったあとの興奮は冷めやらぬものですが、この王家の紋章は何かが違う。古代エジプトとわたしをつなぐ何かが、強烈に語りかけてくるような・・・。

舞台を観て、感じた事。

とてもとても大きくてなかなかつかみ取ることができませんでしたが、数日を経て、ようやく今、それが明確になりつつあります。

そして、そのことに気が付く過程の中で、自分がかつての意識状態から、かなりの変容を遂げているんだな、ということを実感しました。

わたしたちも、地球という舞台の登場人物。

役者さんたちがひとりひとり役を与えられているように、わたしたちもまた、この地球という舞台で、「個」という役を与えられているんだな。

そして、どの一人がかけても、世界は成立しない!

全身全霊で物語の人物を演じている役者さんたちを観ていて、そんなことを思いました。

役を演じるには、その役を理解することから始めなきゃならない。

自分を生きるためには、自分を理解するしかなくって。
それが一筋縄じゃいかないから、きっと、わたしは何度も生まれてきている。

そんな自分と、役者さんたちが役を演じる、ということがダブって、親近感がわくと同時に、この役者さんたちのように真摯に自分に取り組みたいなと情熱が沸き立ちました。

(舞台の役者がみな不真面目で、自分の役に興味がなかったら、とんでもなくつまならい舞台になるでしょうね。)

それほど、役者さんたちのパワーがすばらしかった。

地球という舞台が、たくさんの魅力的な役者さんでいっぱいになるといいですね!!!

大人気の王家の紋章。

なんとすでに再演がきまっております。

来年は、もっと、メンフィス、イズミルに会いた~い!!!

ということで、チケットゲット、がんばります!!!

王家の紋章のPVみつけました。

よかったらお楽しみください。(もちろん、ライブにはかないませんが。)

NAOTの靴に会いに

naot2みなさま、こんにちは^^。

この夏をいかがおすごしですか?

今は、お休みの方も多いでしょうね。

わたしたち夫婦は、お盆は恒例、帰省の旅に出ております。

その道の途中、前々から行きたかったNAOT NARAまで足を延ばしました。

奈良といえば、小学校の時の修学旅行。

浪人時代には、日帰り飛鳥への旅。

わたしたちが結婚する前には、義父が、わたしたちと両親を奈良に連れて行ってくれました。

そして、レイキと出会う少し前、ブログでつながった人に会いにもいきました。

いろいろと思い出のある土地です。

rojiNAOTの靴に出会うため。

今回訪れた奈良では、いままでにない奈良の顔を見ることができました。

なんたってNAOTのお店があるのは、風情のあるこんな路地裏。

写真の奥に見えるのは、わたしの日傘をさしてどんどん先に行くhshimaさん。

きれいなもの、おもしろいものに惹かれて写真をとっていると、よくこんな風においてかれます、笑!

roji2

 

こちらは、美しい透かし彫りのある白壁。

透けて見える緑と、唐草模様のように壁を伝う緑も素敵!

猫カフェもありましたよ^^。

この時はまだ、ここが観光地ということを忘れさせるくらい人気がありませんでしたけれど・・・。

naot

そしていよいよNAOTへ。

開放的な空間の中、心地よさげに居並ぶNAOTの靴たち。

どのデザインも大きいサイズまで展開されているので、安心して自由な気持ちで靴を選ぶことができます。

わたしは、ネットショップでみて気に入っていたものを二足、試着しました。

と~っても履き心地がよくて、靴を履いているのを忘れてしまうくらい軽い。
弾力のある中敷きが、足全体をやわらかく包み込んでくれます。

心地よく歩くためには、自分にあった靴を選ぶことが大事。

だからネットショップではなく、わたしはお店に来たかった。

NAOTの靴を知り尽くしたお店の方が、足のサイズを見てくれて、靴のお手入れ法も実演しながら教えてくれました。

こういう臨場感は、記憶に残ります。(うん、体験は大事!!!)
だからその後も再現しやすい。
意識の吸収力が全然違います。

お手入れ用の靴クリームも一緒に購入しました。

自分がほしい、と思えるものに出会うのは、とてもうれしいことです。

それを買い求めることが、産み出している人たちへの応援になるし、ありがとうという感謝の気持ちとともに深い共感を表現できることは、しあわせです。

この日出会ったNAOTの靴。
お仕事の時、みなさまをお迎えに上がる時に履くもの。
冠婚葬祭用も意識した黒ベースのもの。

大切に履き続けていきたいと思います。

なんせ、NAOTの靴。
靴底は減ればお直しできるし、中敷きも交換可能なので、 息長く履き続けることができます。

お店ではスタッフの方が、10年履き続けた靴を見せてくださいましたよ^^。

新しくわたしの仲間になったNAOTの靴と一緒に、たのしくうつくしく、年を重ねていきたいものです!!!

dango2最後に、今回の旅でNAOTがつないでくれたご縁のご紹介です。

こちらは、NAOTに行く前に腹ごしらえをしたお団子やさん。伝統和菓子処おくた

表へとただよう香ばしい匂いに惹かれて、足を踏み入れた店内は、和の陰影が味わい深い心地よい空間。

うなぎの寝床のように長い空間に、入り口から差し込む光が際立ちます。

焼きたてのみたらし団子がとにかく美味!!!

たれは辛口甘口とうれしい二種類。一皿三本のっています。女性なら軽いお昼に十分なボリュームでした。uiro

お団子の、ていねいな、端正こめた手作りの味わいが素晴らしかったので、他のお菓子も追加オーダー。

写真は、その時のういろう。
おはぎもおいしかった!
どちらも素材の味がすばらしい調和を奏でておりました。

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こちらは、奈良公園の鹿さん。

大樹の根元に寄り添って、みんなで涼んでいましたよ。

しし神さまのような気高さと美しさを湛えていました。

goju

興福寺五十の塔の前で。

昔インドのお土産にいただいたブルーのパンツをはいてご機嫌なわたくしです。

みなさまも、引き続きすてきな夏をお過ごしくださいね!

そしてまた、風の城で会いましょう!

これまでに出会った人も、これから出会う人も。

みなさまの幸運を、心より願っています。

 

さようなら&ありがとう「カンガルーカフェ」

music

「すてきなカフェがあるよ」

妹から教えてもらったのが、もう何年も前。

以来、わたしたち夫婦にとってもお気に入りの場所になりました。

ここ数年は、月に一度は通っていました。

窓辺からは借景の緑が美しく、涼やかな風が通り抜ける、心地良い空間でした。

焼きたてのパンで作られるサンドイッチ、豆の鮮度にこだわったコーヒー、マフィンやキッシュ・・・。

cmどれもこれもみな、おいしくて!!!

ていねいに愛情いっぱいで作らていることが見た目にも伝わってきます。

「そうだよね、こういうことが大事だよね。」

ここに来ると、おいしいだけじゃなく、そんなこともかみしめながら、魂がよろこぶひと時を過ごさせていただいておりました。

このブログのサイドバーにある「木を植えましょう」にもここで出会いました。

ある時。

わたしが、その本を手に取って、なかば興奮してみていると、奥様がかたわらに寄ってきて「わたしも、それ読んで少し変わったんです」と耳打ちしてくださったことが懐かしいです。

「カンガルー、8月で終わっちゃうんだって!!!」
(安心してください。一階のパン屋さんは大丈夫です^^)

sw先日、妹からそんなメールが届きました。

寂しいですが、仕方がありませんね。

これもまた、新しい始まりです!

ということで、今月は最後のお別れに。

そして、ありがとうの気持ちいっぱいでひと時を過ごさせていただきました。

akいつもは、チャイなんかを頼むのですが、最後の今日は、カンガルー自慢のコーヒーをわたしもオーダー。

大好きな「あんず寒天」も食べ納めしました。

こうした小さなスイーツも、素材のバランスとセンスがよくって、わたしの好みにぴったりでした。

お客様が途絶えたひと時。

空間はお店の方とわたしたち夫婦二人だけに。

そこで、記念撮影タイム。

お気に入りの風景と、見納めとなるカフェのメニューをカメラに収めました。

お会計の時に、感謝の気持ちを伝え、奥様には握手をしていただきました。

そうしたら・・・。

「あれ、お好きでしたら差し上げますよ」

と、いつも、お店にある大きなテーブルの真ん中をステージに、音楽を奏でていた二人を指さしました。(冒頭の写真にあるアイアンのアート作品です)

「え!いいんですか!」

ここに来ると、必ず眺めていた二人。
広いテーブルの真ん中でたたずむその姿。
とても絵になるんですよね。

cafe

お言葉に甘えてちゃっかりいただいてきました。

圭さんの絵の前に置いたら、きっと素敵だろうな~。

人々の憩いの場所にいた二人。

たくさんの人々の心に寄り添い、きっといろんな音楽を奏でていたことでしょう。

さぁ、これからは、ステージを風の城にうつして。

あたらしい、君たちの時代のはじまりだよ!!!

 

地上の花と地底の花@浜名湖ガーデンパークと竜ヶ岩洞

g1

連休も終盤。

川崎への帰り道にわたしたちだけで立ち寄ろうと思っていた竜ヶ岩洞

滞在を一日伸ばして、両親と一緒に訪れました。

その前に、花博会場ともなった浜名湖ガーデンパークへ立ち寄りました。

70をとうに超えてきた両親。

父は膝が悪いですし、母は若いころから足腰が弱いです。

園内にはいってすぐに見かけた黄色いバスに乗りたがる母でしたが、それは目的地が違ったので、かわりに園内を流れる水路を行く船に乗ることにしました。

定員20名ほどの船内は、窓沿いにクッションが設置されており、 平日だったこの日は行も帰りも貸切状態。

クッションに座ってご機嫌な母でした。

水の上っていいですよね。

陸の上では味わうことのできない揺らぎと、なめらかな水のエネルギー。

その波動に耳を澄ますと、おおらかでなめらかな水の一部になったような気分になります。

「今年は、バラも一気に咲いていますよ。時期も少し早いですね。」と船の運転手さん。

「5月の半ば以降はまた雰囲気が変わりますよ~。」とも。

g2

水上バスの終点で降りると、そこは、花博の際に、モネの庭を模して造られたという花の美術館

季節の花が咲き誇り、今まさに百花繚乱。

世界中のあらゆる色が集まって描かれた壮大な一枚の絵画のようでもありました。

g3わたしのカメラの腕ではこの程度のうつくしさしかお伝えできないのですが、実際には、もっと華やかで美しく、花々の個性も際立っていましたよ。

しかし、この美しさもほんのひと時なんですよね~。

途中からは小雨がぱらつくあいにくのお天気ではありましたが、一番美しい季節に出会うことができたんじゃないかな。

形も色も、とりどりに咲き乱れ個性を発揮している花々の姿。

ただただ愛おしかったです。

本降りになる前にガーデンパークを後にして、竜ヶ岩洞に向かいます。

その前に、遅目のランチを、浜名湖ロイヤルパークホテルの和食レストラン遠州灘で。

ランチのために立ち寄っただけですが、ホテルのエントランスの雰囲気やたまたま出会ったホテルマンの方からとても良い印象を持ちましたね。

g4写真は、ランチのコースでいただいたデザートです。

これ、綿菓子の中にいちごとチーズケーキがはいっている一口サイズのお菓子なのですが・・・。

愛らしいだけじゃなく、口にいれれば瞬時に溶けてしまう綿菓子のはかなくも懐かしい食感が、見慣れたいちごとチーズケーキを特別なものにしてくれていました。

これを考えたシェフの心意気を感じて、たましいが震えました。(大げさですが、笑!!!)

さて、いよいよ本命の竜ヶ岩洞。

鍾乳洞なんて、子供のころに連れて行ってもらったっきり。

その時は、なんだかよくわからなかったけれど・・・。

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いやー、おもしろかった!!!

暗闇を案内にしたがって進んでいくのですが、そこかしこにしこまれた照明が、空間を幻想的に演出し、「黄金の滝」や「鳳凰の間」など、さまざまに名づけられた見どころが満載!!!

この空間を発見し、こうしてわたしたちが楽しめるように創り上げてくださった方々の情熱と深い愛を感じました。

とある大学教授の「ここには鍾乳洞がある条件がそろっている」という言葉を聴いて「きっとこの下には地底の花(鍾乳洞のことです)があるに違いない!」と確信したという発見者のエピソードには、魂が震えましたよ!!!

写真は、下にたまった水に天井の景色が映り込んでいます。

生水につき飲料禁止!ということでしたが、それほど、きれいな水でした。

この日は、地上の花と、地底の花と。

まさに「光と闇」。

それぞれに花開く自然の造形美をまのあたりにすることができました。

どうしても、「光のもとに花開くものたち」に目が行きがちですが・・・。

光はなくとも、地底で、ひそやかに淡々と刻まれきた自然の時の歩みが語ってくれることからも、大いに学ぶことがあるなぁと実感したひとときでした。

竜ヶ岩洞を出た後、車に乗り込むと、あくびが何度も出ることに驚いていた母です。

鍾乳洞の天然の癒しパワーで浄化されたのかもしれませんね。

母の笑顔と、父の子供のような無垢な表情と。

時を同じくすることができたしあわせな一日でした。

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