Archive for たび・であい

沖縄の旅7 小さな楽園☆垣花桶川

yaharazukasa久高島を後にした後は、浜川御嶽とヤハラヅカサへ。

ヤハラヅカサは、琉球開闢の神アマミキヨがニライカナイからやってきてはじめの一歩を印した場所なのだとか。

満潮時は海の中です。

写真(←)では、上の方がまだ少し出ています。

浜川御嶽は、ヤハラヅカサに上陸したアマミキヨが、旅の疲れをいやすためにしばらく仮住したところだそうです。

ロマンチックな神話ですね~。

kai
ヤハラヅカサの見える浜辺では、打ち上げられた貝がいっぱい。

朝に、久高島でみた浜辺の貝とは全然違います。

朝、存分に水辺で戯れたせいか、この浜辺では、まったくそういう気分になりませんでした(笑)。

そして、いよいよ、いってびっくり垣花桶川(かきのはなひーじゃー)。

突如として眼前に現れたメルヘンワールド!!!

だれもが童心に帰ってしまうような、小さな楽園。

ゆるやかに。なめらかに。

永遠という時の流れが、静かに刻まれているようでした。

ここの水は、名水百選にも選ばれているそうです。

ここの水は腎にいいんだよ~、とは、クラリスのたえこさん。

腎のアップをはかりたいわたしには願ったりかなったり。

ここの水に足をつけると、なんともやわらかで心地よい感触。

ひんやりとしてくる感覚はなかったので、そのまま足を浸し、水場の石に腰かけて、久高島からもどった時に港でかった油味噌のおにぎりをほおばりました。

こうして、食べ物をいただくことで、その場の気も存分に取り込めるような気がしてね^^。
kaki2 kaki3 kaki ka1

ここでは、ひとりしずかに瞑想をしている人もいましたね。

振り返れば青い海。

緑豊かな風景に、なめらかな水。

海の水とは違う山の水の心地よさ。

嬉々として水場で戯れるわたしの傍らを、いろんな蝶が行き交います。

中でも、羽の端のオレンジが美しいツバベニチョウが愛らしかったですね。

kaki4久高島の海に浸した小さなスモーキークォーツ。

ここの水にも浸しました。

お隣さんは、旅の仲間の相棒、美しいレムリアン水晶。

しばし、石たちの歓談のひととき(笑)。

もう、ずいぶん昔に買い求めたこのスモーキークォーツ。潜在意識が活性化するといいなぁ、と。

この旅に石はひとつだけ。忍ばせてきました。
ishi
後ろ髪をひかれる思いで、この、小さな楽園を後に訪れたのは、海の絶景がたのしめるカフェやぶさち。

テラス席で眺める景色もまたすばらしい!

久高島の海と、垣花桶川の水にごきげんのスモーキークォーツも記念撮影。

旅の記憶は、しっかりとこの石にも刻まれましたね!

もう旅も終わり。

今夜は、那覇のホテルでゆっくり過ごし、明日は、お昼の飛行機で羽田へと向かいます。

 

 

 

 

 

沖縄の旅6 イシキ浜の朝

i1

久高島。

二日目は、まだ暗いうちから起きだしイシキ浜で自力整体。

水平線から朝日が昇るのを眺めます。

 

 

 

 

 

日の光が砂浜を照らします。i3

波に洗われて、すっかりまぁるくなった小さな貝たち。

砂の粒も美しくて、見とれてしまいます。

 

 

 

 

i2

ふと、ふりむくと、芸術的な光景が!

自力整体をしているみんなの影も一緒に。

 

 

 

 

 

 

i4

 

自力整体の後、水際で戯れる大人たち。

大自然の水辺では、みんなが子供になるね!

 

 

 

 

 

 

i6
もちろん、わたしも!!!

日の光と、風、大地のパワー、波の音。

大自然の懐にいだかれ、ただただ歓喜するひととき。

打ち寄せる波を眺めているだけで飽きないの。

 

 

 

i7i9

帰り道。

赤毛のアンのような田舎道。

i10

沖縄への旅5 魂の輝き☆曼荼羅アート

mandara

カベール岬で自力整体をした後は、たたみの部屋にみんなで横になって、クラリスのたえこさんのクリスタルボウル演奏を愉しみました。

演奏のはじめに。

一番大きなクリスタルボウルをお腹の上に載せて鳴らしていただいた時は、ぐお~んぐお~んと、音の響きが体中を波のようにめぐっていくのがダイナミックでおもしろかった!

たえこさんの演奏は、どっしりと安心感のある音の響きが心地よく・・・。

ただただその音の響きに身を委ねていると、いつしか意識がどこへやら(笑)。

あっという間の30分間でした。

やっぱり、クリスタルボウルの響きは気持ちがいいね~!!!

夜は、みんなでひとつ机を囲んで曼荼羅アート体験。

黒い画用紙に、輝くペンを使って描いていきます。

ナビゲートしてくださるたえこさんいわく
「敢えてサンプルは持ってきませんでしたから、自由に書いて下さい!」 とのこと。

とはいえ初めての曼荼羅アート。

言葉だけでの説明ではいまいち何を書くのかイメージがわかない。

「うーーーん???」

どうしたものか。

ふと、お隣さんが、シルバーのペンで模様を描いているのをみてひらめきました。

「そっか!!!」

どんな風に描くかという自分なりのイメージがわいたらあとはわき目も振らず集中、集中。

うまれたのが、こちらの曼荼羅アート。

mandara2

「まるで、魂のかがやきだな・・・。」

というのが第一印象。

シルバーに輝く縁取りの中に、キラキラと輝く色を置いていくのは、とても楽しい作業でした。

特に、水をイメージした曲線の中にブルーを置いていくのは快感でしたね。ブルーとの心地よい一体感は、ほかの色にはないものでした。

よく見ると、ピンクの蝶の触覚が次元をこえて一番外側のエリアへと延びています。これは、次元を超えていきたいというわたしの想いを反映してるかな、と思いますね。しかも、それが「触覚」、つまり、「感覚」だと気が付くと面白いですね。

二重の触覚にかこまれたエリアにある双葉も、わかりやすい(笑)。

そして、一番のお気に入りは、真ん中に描いたオレンジと黄色のエリア。これは、見返してみれば、わたしという小さな宇宙の核で燃えている「太陽」でしたね。

はじめて挑戦した曼荼羅アート。

そして、きっと、もう二度と同じものは生まれてこない曼荼羅アート。

とても気に入ったので、お土産の小さなシーサーとともに、わたしのプライベートスペースに飾ってあります。

ながめるたび、わたしがもってうまれた個性がひかり輝くのを感じて、とても励まされます。

実は、この旅からかえった後、今までにないタイプの好転反応を体験したので、少し動揺してしまったのですが、その時にも、この曼荼羅アートを眺めることで、自分を信じ続けることができました。

この久高島への旅に参加したのは、この一枚に出会うためだったのかもしれません。

サンプルがなかったのも、かえってよかったのかも。たえこさん、ありがとう!!!

さぁ、明日は、いよいよイシキ浜でサンライズ自力整体ですよ!

沖縄への旅4 カベール岬

kudaka1久高島にわたって昼食をとった後は、港の見える公園でみなで自己紹介。

この旅に参加した動機や、自力整体を始めたきっかけなど、みなさん想い想いにお話ししてくださる、興味深いひととき。

ね!
こんな風に猫が寄ってくるの。

あたたかな沖縄でしたが、木陰に腰を下ろしていると、すっかり体が冷えてきます。

kudaka3この日のお宿は、久高島交流館。
歩いて移動します。

のどかな島の雰囲気に、歩いているだけでしあわせな気持ちに・・・。

不思議ですね。

道行く人にも、自然に「こんにちは」と笑顔になれます。

島の自然に対して
島の神々に対して
島で出会うすべて人々に
「こんにちは」と一言お願いします。
声に出さなくても、会釈だけでも、心の中でも。

島に入るときにいただいた冊子にあったことば。いいなぁ、と思いました。

「こんにちは」といういう時。

島で暮らす人々に、旅人を受け入れてくれてありがとう、という気持ちがことばにこもるような気がしました。

交流会の前では、オリジナリティあふれるシーサーが、わたしたちを出迎えてくれました。
kudaka4kudaka5

shima1宿に荷物を降ろした後は、レンタサイクルで一路カベール岬へ!

自転車に乗るのがひさしぶりで、これがまた新鮮だった。

うちには、電動アシスト自転車があるけれど、それさえもう何年ものっていないのだから。

はじめは、こんなにペダルって重かった!?とびっくりしたら、少し上り坂でした(笑)。

岬へと自転車で向かう途中、木々の合間から見えた海が美しくて、ひとり途中下車。

gajumaruそして、大きなガジュマル。

みんなで、交代で写真を取り合いっこ。

 

 

 

 

 

 

noni

そのガジュマルのところから、左手に入っていったところで見つけたノニの花と実。

うつくしい沖縄のチョウ。

オオゴマダラも飛んでいたね。

 

 

 

そして、ついに、カベール岬!
じゃーん!!!
ka2

もう、感激。ことばにならない!!!
ka3ka5

お、おくれをとった~!!!

歓喜して写真をとりまくっていたら、みんなはとっくに準備完了^^;。

ka4さぁ、ここでこれからサンセット自力整体です。

中央は、この旅の企画者のおひとり、自力整体のゆっこ先生。

わたしは、この写真の手前のところで、風と格闘しながら、懸命にピクニックシートを広げていたのでした~(笑)。

しかし、これは失敗でした。浜辺でピクニックシートは体が滑っていけません。

明日のサンライズ自力整体では、持参した薄手のバスタオルにしようと、心に決めたのでした!!!

みんなで自力整体をした後は、上の写真のさらに後方に移動して、「この穴を通ると生まれ変われる!」といういわれのある岩場へ。

ka6ka7

むふふ。

みなさん、どんな気持ちで通ったのでしょうね。

わたしは・・・。ん!?はっきり覚えてない。

それよりも、この場にいるということの喜びの方が大きくて(笑)。

もう、夕暮れ時。潮も満ちてきていたので、みんなで大急ぎで、この穴を通りましたよ。

みんなが新しい自分に出会えますように!!!

 

 

沖縄への旅 その3 久高島

ku2
二日目はいよいよ久高島へ移動。

そんなわくわくをかかえながら、まずは、朝の太極拳!

とはいえ、那覇のホテルの近くはビルがぎっしり。

思いのほか、太極拳ができるような土の緑地を見つけられませんでした。

それでもなんとかなるだろう、と、早朝にホテルを出ると・・・。

はじめに目に留まったのは、バス通りの植込みに咲いていた赤いハイビスカス。

かわいいあぁ、と愛でることしばし。

朝日が雲の割れ目から顔をだし、美しい光でわたしたちを照らしてくれました。

そこは、ちょうど、ホテルから出てくる人をあてにしてタクシーが待機している道路に面していたこともあり。

タクシーのおじさんに、「タクシー?」と勘違いされてしまいましたが、いかにも沖縄の人だなぁという顔立ちと、笑顔のやりとりに心が和みました。

ちょうど、ホテルの向いは、大きな県庁のビルがあり、その前の広場は石畳だけれど体を動かせるスペースがありました。

ガジュマルたちもいていい感じです。

ふと、ふるびたガジュマルが気になってその傍らで套路をさせてもらうと・・・。

体がちがう
心がちがう

わたしの内を巡る、この土地のエネルギーがうれしくて、85式の套路は前半だけでお腹いっぱいに。

「出会う人はみな天使だなぁ」

そんな心のひとりごとが沸き起こる、すばらしいひとときでした。
(まさに、良き思い込みの創造ですね!)

ホテルに戻ると、この日は朝食をとらず、久高島へと船が出る港へ向かいます。
車で40分ほど。

すこし那覇を離れると、高くはない山並みの緑の手前に民家が点在する風景が広がってきます。

青い空。
温かな風。

はじめて足を踏み入れる久高島。

どんなところだろうと思いながら、運転席のうしろで、わたしはワクワクしながら車窓から行き過ぎる風景を眺めていました。

フェリーの出る安座真港につくと、みな一斉に、青い海に感動!!!

でも、「沖縄の海のブルーはこんなものじゃないのよ。」と、今回のイベント企画者のおひとり、クラリスのたえこさんがひとこと。

雲が少ないともっとブルーがうつくしいのだそうです。

11:30安座真港発の高速船のゆれははんぱなかったです。

船室の一段さがった前の方があいていたので、そこに座ったのですが。

船室の壁をみると「船室の前部分は揺れるので、乗り物に弱い方は、後方にお座りください。」の張り紙が。

壁にはいろんなご案内があったのですが、そのどれもが美しい手書きでした。

プライベートではまだしも、公共の場でこうした手書きをみることはほとんどないので新鮮でしたね。

ひとつひとつ手作り、という暮らしを大切にしているんだなぁというイメージと相まって、心に染み入る光景となりました。

この日は、確かに揺れました。遊園地のジェットコースターばりでしたね。

帰りの高速船はこれほどではなかったのですが。(今度はフェリーにのってゆったりと海上をたのしみたいものです。)

この揺れに抵抗すると、気持ちが悪くなると思ったので、揺れの勢いに体をゆだねてみました。

まるで、ロデオにのっているようでしたけれど。コツがつかめてくるとなかなか楽しい体験でした。

ku1高速船で、およそ15分ほど。

ついに久高島に到着!!!

ほんとうに、なんにもない!!!

のんび~りした感じがただよっていて、自然に気持ちがゆったりします。

この地を歩いているだけで、なんにもないけどすべてある、という感じのしあわせに満ちてきます。

島のほとんどは共有地とされていて、住人は誰一人土地を所有していないのだそうです。

だからでしょうね。いわゆる、開発の手が一切はいっていないのですね。

わたしは、この感覚がとても気に入りましたね。

そして、土地を所有するのでなく、共有地として分け合って暮らすというのも、すばらしい概念だなぁ、と思いました。

今や得難いものになってしまった、自然や水、空気を守るには、とてもよいアイデアなんじゃないかな、と。

そういう意味でも久高島が大好きになりましたよ^^。

冒頭の写真は、久高島の港近くにあるレストランとくじんのお庭から見える景色。

ここ、とくじんのお料理もとてもおいしかった!!!自然でやさしい味。きっと、定食を毎日たべても飽きないなぁ^^。

ku3久高島には、ねこがいっぱい。

観光客がおやつをくれるのを知っているので、とっても人懐っこいです。

こちらは、とくじんのお庭でであったねこちゃん。

特別に猫好きでもないわたしですが、なぜだか、わたしに馴染んでくれました。

おやつ持ってなかったんですけどね(笑)。

さて、この日の午後は、いよいよカベール岬!

 

 

沖縄の旅 その2 首里城

shisa

初めての沖縄。

那覇に上陸した日の午後からは、一人で首里城へ。

mono滞在したホテルのある「県庁前」からモノレールに乗ると、「首里城」は終点。

写真(←)は予想外にかわいらしい沖縄のモノレールに胸キュン。思わず、シャッターを。

モノレールから見る那覇の町は、ちいさいところにビルやアパート、民家がぎゅうとひしめき合っていて・・・。

モノレールの窓からよ~く眺めていると、時折、広々とした屋根付きのテラスに洗濯物が気持ちよさそうにたなびいている光景が印象的でした。アパートやマンションも、ベランダの形がユニークで、眺めていて楽しかったです。

終点の「首里城駅」につくと、とある一家に遭遇。

そのご家族のおじいさんが、駅員さんに「首里城はどちらですか?」と聞いていたので、わたしもそのあとについていきます。

一応、ホテルで見つけた首里城公園の案内図を手にしていたのですが・・・。ルート通りに歩くのもおもしろくないなぁ、と。おそらく、首里城公園の入り口を目指していたであろうそのご家族とは、違う方向にふらり。
gaju

その直後。最初に出会ったガジュマル。(なんとか御嶽、とありました。)

そこから、思いがけないルートで首里城の正殿へ。

「400年以上争いのなかった琉球。 武士でさえ、刀を持っていなかったんです。いろんなアジアの国々と貿易ができたのは、平和国家だった琉球がもてたからなんですよ。」

とは、守礼門でであったとあるご一行のガイドさんのお話。

写真をとるのをいいことに、しばしその団体のあたりをうろうろさせていただきました(笑)。御嶽の説明も、とってもわかりやすかった!!!

11272おりしも、正殿の中にあった映像コーナーでは、先の戦火で首里城が焼失したことを知り、広場では琉球舞踊のライブで心揺さぶられたばかり。

この、琉球の人たちの気質を伝えるガイドさんのお話と相まって、わたしの中に、おおらかで受容性が高く平和を愛した琉球の人たちのイメージが湧きあがりました。

と、同時に。

彼らに対する感謝にも似た熱い想いがわたしの中に湧きあがり・・・。

わたし自身にとっても、深い深い、癒しのひと時となりました。

これを機に、沖縄という地にすっかり親しみが湧いてしまいましたよ。

感じるままに。

ひとり巡った首里城は、結果としてルートを逆走するという珍道中に。

途中、すれ違ったのは犬のお散歩の人ただひとり。今日は、観光客がいないんだなぁ、と思っていたら、とあるエリアに足を踏み込んだとたんにわんさか!

そして、首里城駅からほんの数分だけ歩みをともにしたあのご家族とも正殿のところばったり。不思議なものですね。

112741127

正殿と、その前の広場で披露されていた琉球舞踏です。

花笠をかぶっておどる「四つ竹」は、昔みた沖縄のお人形そのままの姿!!!宮廷の踊りから、庶民の踊りまで四種類の琉球舞踊を堪能させていただきました。

hosomichituwabuki

ちなみに、このルートは(写真左側)、「ここを行くと、沖縄らしい細道の雰囲気を味わうことができます」という看板を見つけてくだった場所。でも、そこを降りたら、住宅街に出てしまい???

もう一度、その道を上りなおして、首里城めぐりを再開したのでした(笑)。

そして、右側は、沖縄のツワブキ。最初のガジュマルのそばで見つけたのですが、茎が太くてたくましいのにびっくりしてしまいした!!!

そうそう。

冒頭の写真は、首里城公園の帰り道にみた芸術大学の門柱の上にいたシーサー。

アートな雰囲気に釘づけです!

首里城駅へと向かう道すがら、ほとんどの家々の、玄関や屋根にいろんなシーサーがいるのを眺めながら、いつしかすっかりシーサーのとりこに。

自分用に、小さな素焼きのシーサーを連れて帰りました。

プライベートスペースに飾ってご満悦。

眺めるたび、沖縄の風を感じさせてくれます。

 

« Older Entries Recent Entries »