久高島を後にした後は、浜川御嶽とヤハラヅカサへ。
ヤハラヅカサは、琉球開闢の神アマミキヨがニライカナイからやってきてはじめの一歩を印した場所なのだとか。
満潮時は海の中です。
写真(←)では、上の方がまだ少し出ています。
浜川御嶽は、ヤハラヅカサに上陸したアマミキヨが、旅の疲れをいやすためにしばらく仮住したところだそうです。
ロマンチックな神話ですね~。
ヤハラヅカサの見える浜辺では、打ち上げられた貝がいっぱい。
朝に、久高島でみた浜辺の貝とは全然違います。
朝、存分に水辺で戯れたせいか、この浜辺では、まったくそういう気分になりませんでした(笑)。
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そして、いよいよ、いってびっくり垣花桶川(かきのはなひーじゃー)。
突如として眼前に現れたメルヘンワールド!!!
だれもが童心に帰ってしまうような、小さな楽園。
ゆるやかに。なめらかに。
永遠という時の流れが、静かに刻まれているようでした。
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ここの水は、名水百選にも選ばれているそうです。
ここの水は腎にいいんだよ~、とは、クラリスのたえこさん。
腎のアップをはかりたいわたしには願ったりかなったり。
ここの水に足をつけると、なんともやわらかで心地よい感触。
ひんやりとしてくる感覚はなかったので、そのまま足を浸し、水場の石に腰かけて、久高島からもどった時に港でかった油味噌のおにぎりをほおばりました。
こうして、食べ物をいただくことで、その場の気も存分に取り込めるような気がしてね^^。
ここでは、ひとりしずかに瞑想をしている人もいましたね。
振り返れば青い海。
緑豊かな風景に、なめらかな水。
海の水とは違う山の水の心地よさ。
嬉々として水場で戯れるわたしの傍らを、いろんな蝶が行き交います。
中でも、羽の端のオレンジが美しいツバベニチョウが愛らしかったですね。
久高島の海に浸した小さなスモーキークォーツ。
ここの水にも浸しました。
お隣さんは、旅の仲間の相棒、美しいレムリアン水晶。
しばし、石たちの歓談のひととき(笑)。
もう、ずいぶん昔に買い求めたこのスモーキークォーツ。潜在意識が活性化するといいなぁ、と。
この旅に石はひとつだけ。忍ばせてきました。
後ろ髪をひかれる思いで、この、小さな楽園を後に訪れたのは、海の絶景がたのしめるカフェやぶさち。
テラス席で眺める景色もまたすばらしい!
久高島の海と、垣花桶川の水にごきげんのスモーキークォーツも記念撮影。
旅の記憶は、しっかりとこの石にも刻まれましたね!
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もう旅も終わり。
今夜は、那覇のホテルでゆっくり過ごし、明日は、お昼の飛行機で羽田へと向かいます。