あなたの中に歌があるよ

「あなたの中に歌があるよ。」

水色のターバンと衣装に身を包んだMISIAが、わたしに言う。

秋分の日に、そんな夢を見ました。

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こころだよ。」

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「あなたの中に歌があるよ。」

そういわれて、夢の中で戸惑っていたわたしに、MISIAがわたしの頬かどこかに触れました。

すると、まるで植物の幾多の蔓が一点から虚空へと手を伸ばしていくように、音がわたしの中からこの体を突き破って四方八方に広がって出ていきました。

癒されたのか、わたしはさめざめと泣いていました。

MISIAはどうしてそんなことができるんだろう?」

その感触に驚いて、「これは何?」と聞いたら、「こころだよ。」と。

とても静かな存在感で多くは語らないミーシャでした。

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夢の中のMISIAにそっくり!

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その後、夢の中のMISIAにそっくりな動画に出会いました。

まさに、全身、こんなあざやかな水色だったのです。

直後はあいまいだった夢での体験の意味。

今はもう、はっきりとわかります。

(わたしの夢がMISIAを象徴として選んだのも、なかなかのセンスですね、笑。)

そして、昨日は年末恒例、ジャズピアニスト上原ひろみさんのライブでした。

色や形の違う音の粒
出会い姿を変えていく

宇宙空間に広がる
無限の絵画

今この瞬間への
ダイブと戯れ

彼女の全存在から今この瞬間へとあふれる愛に圧倒されました。

これからも、ずっと見続けていきたいアーティストです。

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使う言葉、そのものになる

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今年は、コロナ禍であらためて自分自身を丁寧に見つめることを始めて続けてきたことが結実した一年でした。

わたしの心のありようの変化が、現実にも如実に反映されるようになったのです。

人生は、使う言葉、そのものになることもよくわかりました。

人を貶めるもの
自らの片腕を落とすもの

人を祝福するもの
自らの喜びを生きるもの

Yes!!!
まよわず進もう

この胸の
琴線をかき鳴らし

高らかに
祝福のラッパを奏でよう

今年のクリスマスリースには、そんなわたしの氣分が現れています。

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今年もありがとうございました

みなさんとの豊かなひとときの重なりが
風の城を育ててくれました

今後も風の城が
みなさんの大切な選択のひとつであれたら
とても嬉しいです

新しい年も
あながたしあわせでありますように☆彡

2023.12.22冬至

風の城☆かおる

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輝きが浮力を生む光の海

11/4は風のつどい、ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!

レイキを通じて、今この時にともにあること。

その中から自然と生まれてくる分かち合いが、リアルな集まりならではだと思います。

テキストやこうした文章では得ることのできない学びが生まれますね。

直接会ってともに体験することの意味は大きいです。

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ペアレイキ

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写真はペアレイキの様子です。15分ずつお互いにレイキをしあいます。

レイキ後、お互いに感想を分かち合うみなさんのご様子を眺めながら、互いが互いを照らしあうまばゆい光を感じて、じんわりと胸が熱くなりました。

ひとりひとりの輝きが浮力を生む、まるで光の海だな、と。

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レイキサークル

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レイキサークルは、この会ならでは。

一巡目は初めから穏やかなエネルギーでしたが、しだいに輪の巡りが澄んでいくのが興味深く。 二巡目は内側がふわふわと温かく、エネルギーとの共振が美しくてしばしうっとりしてしまいました、笑。

わたし自身、長い時間をかけてこうした観察ができるようになったことも感慨深いです。

もともと氣への感度は全然なかったので、そんなわたしでも続けているとこうなるよ、という良い例ですね。

それもレイキを始めたのは2006年ですから。え!なんともう17年目!!!

とまぁ、こんなにも時間がかかっているわけです。

なので、「かおるさんみたいには、わからないんです~。」なんて言わないでね、笑。

時々、お客様から飛び出す言葉なのですが、そんなに慌てなくて大丈夫だよ、と思います。

初めはわからなくてもそれが自然なのですから。

むしろ、少しずつわかっていく過程がとても面白いですよ。

よろしければ、この道をご一緒いたしましょう♪

 

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ひとりひとりの心の総和

近頃ではすっかり勢いの盛んすぎる夏が終わり、氣が大地へと沈んでいくこの季節に、いつしか安らぎを覚えるようになったのは、それだけ年を重ねたということなのでしょうか。

今月はわたしの生まれ月。

11月に入って、「望みはなんだろう?」と自分に尋ねてみた時、心の深みから湧いてきたのはこんな言葉でした。

人ひとりの心の安らぎ。」

なぜならば、世界はひとりひとりの心の総和だから。

自分が向き合うことのできるのは、今、目の前にいるその人だけ。

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清水の流れのように

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意識の浅瀬には雑多な希望が色々とあるのでしょうが、真の望みはこの一点なのだな、と驚きつつ静かに受け止めました。

実のところ、最近になって「人の役に立ちたい」という思いが、絶えることのない清水の流れのように、わたしの底に流れていることに氣がつきました。

長くレイキの仕事をしてきましたが、それは「愛を伝えたい」という自己表現の一部でした。

今もその延長上にあることに変わりはありませんが、この認識の変化には自分でも驚くばかりなのです。

わたしの中からこんなにも静かに美しいものが湧いてくるなんて。(それだけ自分の中の悪を知っているということです。)

人とは本来そんなものなんでしょうね。

意識の変容とともに、「我」という力みが落ちていくと自然とそうなるんだなと自分自身の体験を通じて学びました。

それはまた同時に、

レイキと呼ぶ力に心を開き
そのエネルギーの質感に耳を澄ます

そうして、レイキを伝える身として「大事なことは何だろう?」と問い続けてきた結果でもあります。

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人生の絵画

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「自分の望むかたちで、人の役に立ちたい。」

最近、noteというSNSでつながった方がわたしの施術を受けてくださったのですが、メッセージのやり取りの中でその方のお言葉にはっとしました。

それは魂の希求でもあると思うし、自分に正直に今を積み重ねていくと、結果そうなるのではないかな、と。

わたし自身、なぜだかレイキにたどりついて、なぜだかこんな今を過ごしているのは、「これしたい。」という欲求をその時その時誠実に満たしてきた結果です。

最近になって、わたしという個性の生きる感じのライフスタイルになっているんじゃないかな、と氣がつきました。

というか、わたしという個を生かすこんな方法があったんだなぁ、というのが本音です。

まだまだ、これからどうなるかわかりませんが(笑)

終わることのない内なる氣づきの重なりが、思いがけない人生の絵画を見せてくれるんじゃないかなと静かな喜びをもって眺めています。

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みんなでレイキをする豊かさ

9/30(土)は再開2度目の風のつどい

おかげさまで、無事終えることができました。

ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました!

とても和やかで楽しい会になりましたね。

わたし自身も、数年ぶりにみなさんに混じってレイキをしてもらうことで、互いに手を当て合うことの豊かさが深く染み入るひとときとなりました。

おかげさまで、その日の夜は夕食の片づけ後も元氣で、翌日もいつも以上に氣分が充実していました。

ペアレイキでは肩を、一斉レイキでは背中にレイキをしてもらったのですが、背中全体が一段柔らかくなった印象があります。

【目次】
・自己ヒーリングとは別物
・重層的な広がり
・風宮さんの体験談

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自己ヒーリングとは別物

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不思議なもので。

もうレイキはわたしにとって自分の一部で、レイキをはじめとした氣による調整は日常茶飯事にもかかわらず、みなさんに混じってレイキの受け手となることで満たされるこの感覚は、自己ヒーリングとは全く別のものですね。

なんとも言えない至福感でいっぱいになります。

ふくふくに膨らんだ光の粒が自分の中で無数に振動している感じといったらいいでしょうか。

これが、人が人に触れることによって生まれる温もりなんですね。

尊い命を持ち寄って、その光で互いを照らしあう。

何とも美しい、そんなレイキの集いの姿を見たように思います。

実は、この日のご参加を楽しみにされていたお客様から、急遽お休みしなくてはならないとのご連絡をいただいた時、とても残念に思っていたのですが。

その方の代わりに、みなさんの環の中でレイキの受け手を体験することで、わたし自身に思いがけないギフトがもたらされました。

数年ぶりに一斉レイキでの受け手を体験して、レイキの受け手になることは人を受け入れることでもあり、同時に世界を受け入れることでもあると思いました。

そして、わたしは、まだまだレイキのことを知らないのだなと思いました。

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重層的な広がり

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この日の集いのためにご用意したミネラルウォーター。

みなさんをお送りした後も、まだたくさん残っていたので、1人になっていただいたところ・・・。

あんまりにも美味しかったので、思わずXに呟いてしまいました、笑。

この日の水の味のように、複数の人が集まって同時にレイキをすることで、重層的なエネルギーの広がりというものが生まれるのかもしれませんね。

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風宮さんの体験談

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この日ご参加いただいた風宮フォレストカウンセリングの風宮さんが、blogに風のつどいでの体験を詳しく記してくださいました。

ご自分の中の小さな子供が出てきてしまう程のストレスを感じつつも、思い切って風のつどいにご参加いただけけたことが本当にありがたく、また、風宮さんにとってもそれだけの想いをしてご参加いただいた意味のあったことを嬉しく思いました。

とりわけ、記事の終わりのこの一文が染み入りました。

ずっと、自分で自分を癒すことが大切だと思い、今もそれは変わらないのですが、お互いを癒し合うことによって、自分もさらに深く癒すことになると、交流会のありがたみをしみじみ感じています。

全文はこちらになります。

風宮さんのblog無意識さんとともにより

人ひとりの癒し体験として、みなさんにもきっと興味深い内容だと思います。

どうぞご覧くださいね。

 

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光る声~場を支配する~

車の運転や、エアコンの表示で外氣温が30度を切るのを見ることも出てきましたね。

30度もあれば十分暑いはずですが、それ以上の暑さを体験しているがゆえに、この位だと楽だと感じてしまう。

人という感覚の面白さですね。

【目次】
レイキに戦々恐々の母
母がレイキを痛がる理由
光る声~場を支配する~

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レイキに戦々恐々の母

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今や、父が週に4日は介護保険サービスを利用して家を空けることができるようになり、母がひとりになれる時間ができました。

4日のうち2日は丸一日父を預かってもらうことができ、昼ごはんを食べてお風呂にも入ってくるので、母の負担が相当に減りました。

とはいえ、父は80歳、母は79歳。

足腰の弱い母が、買い物から、掃除、洗濯、料理、家計など、すべてのことをひとりで行うことは本当に大変なこと。

自分と、心も体も幼稚園児のような父と、ふたり暮らしの心細さも母を不安にします。

快不快にとても敏感で、ちょっとしたことで氣持ちが不安定になりやすくエネルギーの消耗が激しい母にとって、ひとりになれること、睡眠をよくとることが何よりの薬です。

そんな母にレイキをし続けてもう、どのくらいだろう。

わたしがレイキを習った直後から、会うたびに練習と称して手当をさせてもらっていたので、母にはわたしのレイキ歴と同じだけレイキをし続けていることになります。

初めは、レイキをすると身をよじらせて痛がって、「レイキなんて体が痛くなるもの」という認識だった母ですが、ここ最近は、やっとレイキで眠れるようになりました。

今回の滞在でも、母にレイキをしていると、いつしか深い寝息をたて、わたしがレイキを終えて寝室からでていこうとしても一向に目を覚まさない様子には、感慨深いものがありました。

そんな母と、昔話をすると必ず言われることは、「あんたが夜、また部屋に来て、レイキされるのかなぁ、と戦々恐々だったよ。」と。(昔はよく川崎のわたしの自宅にも遊びに来てくれたものです。)

初めて聞かされた時は、申し訳ないやら、恥ずかしいやら、苦笑いするしかありませんでした。

今では笑い話ですが、娘のやりたいことの為に必死で我慢してレイキを受け続けてくれていた母心を思うと、言葉がないですね。

ただ、胸が熱くなるばかりです。

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母がレイキを痛がる理由

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レイキを始めた当時は、わたしも経験がなく、なぜ母がレイキを受けるとそこまで痛がるのかが分かりませんでした

母のようにレイキをされるだけですごく痛がる人というのは、そんなにいるものではないからです。

今の理解では、母の敏感な感受性もその一因ではありますが、母の体がそれだけ悪かったんだということです。それもレイキをしてみないと表面には浮かんでこないような深い氣の歪みです。

この手のものは、ちょっやそっとのレイキでは良くなりません。長い時間をかけて、すこしずつそれを紐解いてきたんですね。

それだけ心身の緊張が強く、母はレイキがもっとも苦手とするタイプだったかもしれません。

今では、母もレイキを自分で使うことがあるのですが、これがまた面白いので、また別の機会にでも(^_-)-☆

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光る声~場を支配する~

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まるで違う世界観で生きる両親と過ごす実家でのひとときは、いつでもわたしに新しい目を開かせてくれます。

ちょっと面白い瞬間がありましたので書き留めました。

どうぞ最後までお楽しみくださいね。

両親の喧嘩は日常茶飯事。

大きな声で互いを責め立てる。

きっかけは、ささいなこと。

何かしら母の氣にいらない、というイライラから始まり、それが父に反射して、それまた母に反射して、と。

あっという間にボリュームを増していく。

子供の頃からお馴染みの光景。

いまや、日常のほとんどの場面で精神が小さな子供並みに退行してしまっている父に、母は容赦ない。

この日の朝も、わたしが2階で帰り支度をしつつ、洗濯物を取り込んでいると、そんな二人のやりとりが耳に。

これから、父を歯医者に連れていくため家を出るという間際、玄関先で決裂し、怒りの言葉を互いに投げつけている。

2階から降りてきたわたしは、こう着状態のふたりを見てカラリとひと声。

「だぁれも悪くないよ。」

母は瞬時に表情を和ませ、小声で「ごめんね。」とわたしに小さく舌をだし車のエンジンをかけに去っていった。

取り憑かれていたように固まっていた父も、瞬時に氣持ちが解除されたようで、ゆっくりと靴を履き始めた。

思いがけない場面の転換に驚いたけれど、笑。

腹の底から通る声が、瞬時に場を支配するのを見たように思いました。

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自分の一番弱いところに

9月に入り、さすがに朝晩はほんのりと涼しさを感じることも出てきましたね。

とはいえ、昔の今頃に比べれば全然暑いのですが(汗)。

みなさんの調子はいかがでしょうか?

わたしはと言えば、主人の遅い夏休みに合わせた帰省を終え、箱根への避暑というご褒美タイムを満喫して、一息ついているところです。

ふだんの生活とは違う非日常からいただいた感動と氣づきの数々・・・。

ゆっくりと消化吸収しております。

目次

  • 両親へのレイキ
  • 自分の一番弱いところに

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両親へのレイキ

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実家に滞在する目的の一つは、父の介護と家事を一手に引き受ける母を手助けすることですが、同じ位大事なのが両親にレイキをすることです。

初日はふたりともヒビキが凄くて!!!

特に、父は腹部から股関節周り全体が冷えていて足先も冷たくなっていました。

初日は、レイキをしてもしてもほとんど温まらず。三日目位になってようやく、ジンジンと温まるようになり、足先まで温かみを感じられるようになりました。

すでに両脚とも人工股関節であることを考えれば、そのあたりが冷えやすいことは容易に想像できますが、実際にそうであることを目の当たりにして、継続してケアをしてあげたいと思いました。

母の方は、リクエストに応じて今痛めている部分2か所を重点的にレイキしました。三日目には、左臀部のものすごく冷たかった筋が温まって熱感とともにリラックス(治癒)反応があり安堵しました。

わたしが帰る日には、はつらつとしてとても元氣そうな母の姿がありました。

これは、母自身の努力の賜物でもありますが、月に数日はわたしが帰省してレイキをするという長年の積み重ねの結果でもあるのでしょう。

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自分の一番弱いところに

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「父と母とわたし」

最後は、この滞在でのわたしたち三人の日常のひとこまから、ささやかなエピソードをひとつ。

「自分の一番弱いところに触れるような氣持ちで、お父さんには優しくしてあげてね。」  

日々、父の手助けをしながら、なかなかそうはなれないこともある葛藤を抱えつつも懸命に生きる母に、そんな言葉をかけました。  

母は少しの戸惑いとともに、わたしの方を見ることはなく、ただ前を向いていました。

否定でも肯定でもないその空氣感に、これまでとは少し違う母の心を見たように思いました。

このところ、大人が話すような早い言葉のペースでは意思の疎通が難しくなってきている父です。

小さな子供に語りかけるように、短い言葉でゆっくりと優しく話す。

父に対してそう在ることは、まるで自分の一番弱いところに触れているようだと思いました。

うまくできないとすぐ怒ったり、ご飯はみんなを待てずに先に食べてしまったり。

あんなに大好きだったお風呂にもゆったりと浸かることができずに、すぐに出てきてしまいます。

集中力がなくて、味わうということができないんですね。

ご飯を食べるのもすっかり早くなり、まるで犬の食事のようです。

それでも、まだこれから夕食の準備をするという段階なのに、キッチンで母やわたしが何か始めると、食事だと思って、家族分の箸だけ握って早々と、まだ何も並べられていない食卓について待っていたりする父を見ると、本当に小さな子供みたいでかわいいなぁ、と切なくなります。

母にとっては、なかなかうけいれがたいことのようですが、笑。

そんな父の、子供に戻っていくような純朴さを愛しいと思えると、母の氣持ちも楽になるんじゃないかな、と思いつつ。

わたしにできることをして、二人を眺めています。

喧嘩をしながらも、父の世話を献身的にする母の姿は尊く美しいです。

人はだれかの為に身を捧げるとき、美しさを増すのだな。

母を見ているとそう教えられます。

冒頭の写真は、母が育てている八重のペチュニアです。

 

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