Expect a Miracle

転倒を機に、認知症の父が入院した折に引いたカードです。

この事態がどんな風に転じていくのか。
今の現象が何を写しているのか。

という問いと。

これを機に、父が家で暮らせなくなるかもしれないという事態への小さな覚悟とともに。

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父の転倒と入院

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この夏、父は自宅でよく転びました。

最後の転倒が10月の31日の夜。

わたしが実家での滞在を終えて新幹線で帰る中、携帯がなりました。

「お父さんが転んで痛がって起き上がれなくて。救急車を呼んだよ。」

同乗する救急車の中から、母が連絡をくれました。

父に意識はあるようでしたが、母は腰の骨でも折ったのかとかなり動揺していました。

救急外来での診察の結果、今回の転倒での負傷はないと聴き、いちどは安堵したものの。(まだ診察結果を聞く前、病院で待機しているであろう母に遠隔をしていると、ふーッと母の心がリラックスをしたのを感じて、今回の骨折はないんだなと思いました。)

一緒に帰ろうとしたら、父が痛がって起き上がることができないので、さらに詳しく調べたところ、右後ろの肋骨が2本程折れていたことが判明。その際に、骨が刺さって肺が負傷したこともわかりました。

ただ、炎症反応も出ていないので、折れたのはその前の転倒時だろうということになり、肺の出血も認められたので、そのまま父は入院に。

幸い、肺の状態は治療が必要な程ではなく、自然治癒を待つことになり、その結果2週間程の入院となりました。

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両親への遠隔レイキ

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その間、遠隔で父へのレイキを続けたことは言うまでもありません。

また、父の入院で動揺し、ショックと父がいない寂しさで氣が消耗してしまっている母にも同時に遠隔を続けました。

当初は、ほぼ毎日、両親に遠隔し、母への電話も毎日しました。

母は事態を乗り切る力のある人ですが、繊細で精神的なバランスを崩しやすい一面もあります。「離れていてもいつも思っているから大丈夫だよ。」という氣持ちを伝えておくことがとても大切です。

レイキの仕事や家事など、自分の日常と並行して、遠隔でのサポートはなかなか大変でしたが、ここは頑張りどころだと思いました。

続けることができたのは、それが必要だったからでしょう。

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強烈なヒビキの体験

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父は、生命力が落ちている感じで、1時間でも収まらないほど氣の状態がよくありませんでした。

肺や骨折部など患部へのレイキの他に、認知症や過去に起きていた小さな脳梗塞の影響もある頭部へのレイキの傍ら、臓器へのケアも試みました。

11/9には非常に印象的なヒビキの体験がありました。

腎臓と心臓にこれまで体験したことのないような「ものすごい収縮」を感じる強烈なヒビキの体感がありました。

それぞれこのヒビキが抜けていくのにかなりの時間を要し、その夜はそれだけで遠隔が終わってしまいました。

翌10日には、早朝4時半に目覚めたので、布団の中でそのまま父に遠隔。

この時は、遠隔のたびに氣になっていた肝臓のあたりの緊張にレイキをしました。

同じ日の夜10時頃、再び遠隔をした後は、「肺も大分落ち着いてきて、腎臓、心臓、肝臓にもレイキしたけど、整ってきたね。」と母へのメッセージに残っていました。

この後も、父への遠隔は続けましたが、このあたりを境に父の遠隔時間はぐんと短くなります。1時間以内で収まるようになり、しだいに30分くらいで済むようになっていきました。

また、氣が整っていくときによく観察されるリラックス反応(氣の伸展)や、自律的な氣の回復運動が観察されるようになったのは、この頃からだったように記憶しています。

そうして、父が退院できたが11月半ばのことでした。

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Expect a Miracle

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冒頭のこのカードを見た時、とても勇氣づけられました。

とはいえ、宇宙の言うこと。

このMiracleが何を指すのかについては、ちいさな人の理解をはるか超えたところにあるのかもしれません。

しかし、このMiacleという言葉を見た瞬間。 

ひとまず、今回も良いところに落ち着いていくのだろうイメージの広がりを、胸の奥に覚えました。

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遠隔でレイキを送る力に

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今回の帰省(12/16~18)では、父の新たなデイケアの通い先が決まり、それプラス近所の施設でのデイサービスの体験日時が決まったりして、父の日常が再び動き出しつつあるのを目の当たりにしてきました。
 
病院では歩くためのリハビリをしてくれたはずですが、それ以外の時間は、オムツと電動式ベッドでの介護で、自分で起き上がるという機会を与えられなかった、と言うより、与えられても認知症ゆえに生かせなかった父は、自分でベッドから起き上がる方法をすっかり忘れていました。

そんな父が、また、寝て起きて歩けるように、自宅での手厚い介護とトレーニングを続けた母には、ただただ感謝しかありません。

しかし、母自身も足腰の弱い常に体の痛みを抱えている80歳です。

わたしは、いつもはそばにはいてあげられない歯痒さと、そばにいて助けてあげることのできない切なさを、遠隔でレイキを送る力に変えました。

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遠隔レイキの効果は?

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認知症の父にはどれだけの効果があるのか、全くの手探りでしたが、いま、こうして事態が落ち着いてみると、それなりの効果はあったんだろうと感じています。

レイキという技法を知らなければ、これほど落ち着いてこうした場面を乗り切ることはできなかったろうし、まったく違う現実になっていたかもしれません。

入院前には、無自覚だった肋骨の骨折の影響のせいなのか、父の体が大きく右に傾いてしまっていたのが治り、姿勢がよくなりました。

医師からは、いつ悪化するかわからないからと言われていた肺の状態の、その後の経過がよかったのもレイキのおかげかもしれません。

また、父の尿意が以前より明確になり、オムツをしていてもトイレで排尿できることが増えました。

やりつくした、今、ほっとして。
わたしは抜け殻です、笑。

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父の入院で良かったこと

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そうそう!

ひとつ、今回の父の入院で、とても良かったことがあります。

それは、母の父に対する氣持ちが変ったこと。

父の入院は初めてではありませんが、今回の入院で一人になった時に、認知症の父であってもそばにいてほしいと強く感じたそうです。

父が自分にとって大切であるということの理解が深まり、父へのまなざしがやさしくなりました。

母の表情もとてもなごやかになりました。

これは、父と母との関係性において、わたし自身も願っていたことなので、本当にうれしいです。

以下は、風の城のInstagramより。

冒頭のカードを引いたのと同じ頃、したためたものだと思います。

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レイキを学びたい方
ヒーリングを受けたい方
お待ちしています

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