心の中の氷柱@アナと雪の女王
アナと雪の女王。
街にでれば、そこかしこから流れる「Let it go」。
今日は、子どもたちが、エルサごっこをしているのを見ましたよ(笑)。
フェイスブックで「雪」にちなんだ名前をお持ちの方が、この映画について投稿されていたのが
きっかけで、劇場に足を運んだのはおよそひと月前。
予備知識はなにもなく。
吹き替え版では、エンドロールが出て初めて、松さんと沙耶加さんの名前を見てびっくり!
おふたりのデュエットは圧巻でした。
元気で愛くるしい沙耶加さんのアナは、本当にはまり役で、字幕版にも登場させたいくらい(笑)。
実は、つい、先日、字幕版も見てきたのですよ。
いやぁ、二度目もね、泣いちゃいましたね。
エルサが自らの力を解放して創りだした氷の城でのワンシーン。
「感じないように。感じないように。」
そうして、自分をコントロールしようとするほどに、エルサそのものともいえる氷の城は、その内側に氷の牙を突き立てる・・・。
みずからの抑圧に苦しむエルサの心のありようと、シンクロするように描かれるするどい氷柱の数々。
まるで、自分で自分自身を傷つける、人という存在の一面を象徴しているかのようでした。
だれの中にも、きっといるエルサ。
もちろん、わたしの中にも。
字幕版のエンディング。
真実の愛により雪解けを迎えた、エルサとアナ、ふたりの絆と、その王国。
そのシーンを見ながら、わたしは、涙が止まらなかった。
一度目(吹き替え版)もそうだったけれども、二度目は、もっと。
それは、わたしの中のエルサを確信していたから。
止まらない涙と一緒に、わたしの胸に背中から突き刺さっていた大きくて太い氷柱は、きっと、溶解していったのだと思う。
その証拠に。
実際、わたしの心がとてもやわらかくなっている。そして、体も!!!
ここ数年、わたしの気持ちの中に浮上してきていた「硬いもの」はすっかりなくなってしまった。
いま、この映画が、世界中で多くの人たちにうけいれられているのも、時代の流れなのでしょう。
抑圧という籠はもういらない。
みずからの能力を愛のもとに解き放ったエルサのように。
この、新しい時代に、ひとりひとりが自分自身を生きることに目覚めますように!
そして、出会うたび、触れ合うたび、互いの輝きが響きあい、増幅していきますように!
この映画が、ひとりひとりの心の雪解けを促し、ひとりひとりが、自分自身を生きることを想いだす手がかりとなるよう祈って止みません。
まだ、見てない方。
ぜひぜひ劇場に足を運んでみてね~。
ps.この映画を見た夜は、手を胸に当てながら眠りについたのは言うまでもありません。なかなか、味わい深いヒビキでありました(笑)。