ありがたきしあわせ
森林公園で遊歩道を歩いていました。
斜面にそって作られたその道の途中には、下のエリアへとショートカットできる木製の階段がかけられています。
もう長くそこに在る古びた味わい・・・。
ささくれだってまるみを帯びたその表面から放たれるなんとも言えない存在感でした。
ひとあし、ひとあし、その階段の温もりを感じながら、わたしは、ゆっくりと歩みを進めました。
すると、ふわっと何かが立ち上り、わたしに響きました。
あ、今、わたしは、あなたとひとつなんだね。(笑)
思いがけない階段との一体感に、心は歓喜。
いつかの日。
この階段をつくってくれた人たち。
そのおかげで、わたしは、今、ここを歩くことができる。
ありがたきしあわせでありました。
みなさまもすてきな一日を!!!
PS・でもね、この階段を下りるのは初めてというわけではなかったんですよ。
人の心とはわからないものです(笑)。