神様が書いた4つの詩

久々に書店に足を踏み入れました。

特段、欲しい本、興味のある分野があったわけではありません。

食事の帰り道、ふと目にとまったその書店の入り口。

なんとはなしに引き寄せられていきました。

店内をそぞろ歩くことしばし。

ひとつのコーナーに目が留まりました。

神様が書いた4つの詩 」

特設の棚がしつらえられ、美しく展示されていました。

濃紺に、星々が輝くようなイラストの美しさ。
表紙を開くと、深みのあるえんじ色の輝きが心をとらえます。

濃紺とえんじ色。そのコントラストが、深く心に染みました。

中には、作者のはっきりしない4つの詩が、これまた想像力をかきたてるイラストとともに紹介されています。

詩集というよりも、心ある大人に向けた、上質な絵本といった方が良いかもしれません。

こういった類の本は、元来好きではありますが、素敵だなぁと思ってもなかなか購入には至らないのがわたしの常です。

決め手は、一目見た時の吸引力。

そして、この本が生まれ行くストーリーにも深く共感しました。

もちろん、どの詩もうつくしく心に響くものです。

あぁ、生きてきてよかったなぁ・・・。

と、人であることのゆたかさを、改めて実感させてくれるような魅力があります。

「さんばんめの詩」として紹介されている「手紙~愛する子どもたちへ~」。

今のわたしには、これがなんとも切なく・・・。

ふと、手に取り、この詩を眺めると、目頭が熱くなってしまいます。

この本は、ヒーリングルームに置いておきますので、お茶をお入れしている間など、ちょっとした待ち時間に、ぜひお手に取って眺めてみてくださいね。

 

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