ささやかなる創造
独自の価値観により(笑)。
我が家、つまり風の城のクリスマスリースはお正月飾りと兼用。
とても気に入ったリースだったので、手を加えず、そのままお正月もリースでお迎えいたしました。
一週間ほど前、リボン以外の飾りを外して室内の恒例の場所へ。
例年6月くらいまではエバーグリーンが楽しめます^^。
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今朝は、気の向くままに家事を楽しむひと時。
わが内では、次々に生まれ、重なり行くインスピレーション。
手をとめて、こんなことをつづりました。
ひらめきって本当にささやかなもの。
その輝きを感じたら、忘れないうちに。そして、できるだけイメージを崩さないように、言葉を選ぶ。その作業がとても好きです。
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「書くって、木の中にいる仏様をほるようだな・・・。」
いつの頃からか、こんなイメージが湧くようになりました。
しかしこの、「木の中の仏」、というということ。どこで見知ったものだろうと、少し検索してみたら 素敵な記事を見つけました。
「仏を彫るのではなく、仏を迎えるのが仏師の仕事」
「仏は木の中にいる。木くずを払いのけるのが仏師の仕事」
「この仕事をする者は生まれる前からこの仕事を約束されて生まれてきたと自覚せよ」。
仏師と彫刻家は違う。彫刻家には芸術家としての個性が必要だが、信仰の対象となるものを彫りだす仏師は自我を持たず、一心にノミを動かすだけ。ただし、常に仏を迎える準備をしておかなければならない。毎日一つ何かを磨くことで魂が磨かれ、慈悲の心が育つと教えられた。(仏師 中川大幹さんのことばより)
なんだかレイキの心に通じると思いませんか?
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さて、我が家の二階から階段を降りようとすると、すぐに視界にはいるのが冒頭の写真の光景。
陶器の天使、十字架とともに、今のわたしのお気に入りのセイクリッドスペースでもあります。
もう、この前を何度行き来したことでしょう。
今年は、なかなかリースが香ってこないなぁなんて思っていたのです。
ところが、先ほどの「こんなこと」を書き上げて、家事を再開しようと階段を降りはじめたら・・・。
ふわり・・・。
なつかしい、あの香りが。
うれしかったですね。
その香りを感知したタイミングが何とも絶妙で。
すっかりドライになったエバーグリーンのモミがね、共感してくれたような気がしたのです。
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創造とは、孤独なもの。
共感されればうれしいものです。
たとえ、エバーグリーンのリースでもね(笑)。
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しかし、香りって神秘的・・・。
それはきっと姿がないからでしょう。だからこそ、想像力がかきたてられるってものですね!
余談ですが、写真のセイクリッドスペースが誕生したのにも、また、ひとつの物語があるのです・・・^^。