Kimono Beat
6月の末に行われた、こちらのイベントですっかり気をよくしたわたくし。先日のサラ・ブライトマンのコンサートには、さっそく、こんな恰好(←笑)で行ってきました。
しかも、あれから一度も練習せず、ぶっつけ本番で。
途中、こんなはずでは・・・!?というアクシデントや失敗を繰り返し(笑)。
特に、帯を結ぶ時。イベントの時には難なくできたのに、あれ?あれれれ・・・。うまくいかなーいっ。
一瞬、「洋服で行ってしまおうか・・・」という誘惑にかられたものの、「いかーん!イメージが大事!!!」と気を取り直してチャレンジ。この際、方法はどうでもよい、形になることを最優先した結果、写真のようにあいなりました。
まぁ、引きなので、あまりあらは目立ちませんね。
下の写真は、ご一緒した自力整体のゆっこ先生と一緒に。ゆっこさんが、ぷるんっと艶やか南国のフルーツなら、わたしは、しゃっきりお野菜のイメージ。そんな対照的なわたくしたち。なかなかの名(迷)コンビです。今月末開催される自力整体とレイキの体験会ひまわりの会では、このフルーツ&野菜コンビであたたかく楽しいひと時をお届けしたいと思っています。
こうして、着物で出かけるのは、成人式の振袖以来。 もう少し直近でも、妹の結婚式で、ホテルの中で少々うろうろうした程度。このときは、着付けもしてもらったので、 こうして自力で友人とお出かけするのは初めての体験。
いやぁ、おもしろかった!!!
歩幅が、普段の半分になっちゃうんですけれど、これもまた楽し。
なんと、ライブ前に立ち寄ったペニンシュラ東京のカフェでは、「浴衣でお越しいただいた客様には・・・」と、シャンパンまでサービスしていただき、 いい気分。大事にされてるみたいでうれしかったなぁ。
初めての着物でのお出かけ。どうなることやら、と思いましたが、ボロボロに着崩れることもなく、お手洗いも難なくこなし、 大きなアクシデントもありませんでした。
歩幅が小さいので、ホテルからコンサート会場までの移動時間が少々かかりましたが。いや、実際は迷ったせいか(笑)。 上原ひろみさんのライブで、毎年、「ペニンシュラ東京→東京国際フォーラム」コースは慣れているはずなのに、いつも、島ちゃん(わが最愛のパートナーにして 風の城の執事!)の後をついているので覚えておらず。
この時、一生懸命歩いたので、会場についた時に、ペニンシュラ東京でいただいた団扇に大いに助けられました。すべては必然ですなー(笑)。
ライブが終わって帰り道。
体は帯で締められ、歩幅が狭く、しかも内また。
そんな着物歩きにも、ようやく慣れてきたね、とわたしたち。
そのくらい、洋服の時とは、体の使い方が全然違うのです!実際、この翌日には、ゆっこさんもわたしも、それぞれに、ポジティブな体の変化を感じましたよ。
今やほとんど着物を着る機会のないわたしたちは、 着物を着ていたころの日本人と、かなーり、気質が変わってきているんじゃないかと思いました。
体の使い方が違うということは、それだけでもう、心身のエネルギーバランスが変わってきますからね。 昔の人は、心身の内圧がもっと高く、腹も据わっていたんじゃなかな。
身にまとうもの。それによって、身のこなし方がかわってくるとしたら、 着物という文化が形作っていた日本人というものは、もうかなり希少になっているでしょうね。
わたしは、洋服を着ることで獲得した「自由」も愛していますが、今回の体験で、着物を着ていたことに由来していたであろう日本人の気質 というものに興味がわきました。
そして、これからは、着物にもっと親しみたいなと思いましたね。
新たな自分が顔を出すような気もするし、何より、新鮮で楽しいんですよね。着物の感覚が。
まさに、こころはKimono Beat。
往年の聖子ちゃんファンならお分かりでしょう。このアルバム(↑)に収録されている小室さん作曲の名曲です。
ということで、さっそく、次回は、鎌倉まで着物でお出かけしますよ~^^☆