ヒビキの感覚
先日、風の城にいらした方から、こんな話を聞きました。
「レイキ、ヒビキで検索すると、風の城ってすぐに出てくるんですよ。」と。
おおお!!!
それは知りませんでした。そういうキーワードで自分のサイトを検索したことがなかったので、まったく気が付きませんでしたね。
ヒビキのことを詳しく書いているところって、そうはないそうなのです。
わたしは、自分がヒビキという感覚を通じて、手を当てさせていただいている方の状態を感知していくことがとても好きなのと、特段、敏感でもなかったわたしが、暮らしの中でレイキを実践していくことで、これほどまでに豊かな感受性の中で生きる喜びを体験しているので、レイキを通じて、少しでも多くの方にこの喜びを感じていただけたらな、と、ついついヒビキについては語ってしまうのですよ。
もちろん、この感受性というのは、あくまで自分の中で感じられる豊かさの変化ということで、ほかの人と比べるというものではありません。
最近では、教えるまでもなくヒビキの感覚がわかったり、さまざまな種類のヒビキを最初からどんどん感知されていく方々もいらして、本当に驚かされます。
わたしの場合は、最初は何もわからなかったレイキの世界でしたが、ひとりでこつこつと、子供が蝶やトンボを追いかけて小道を歩いていくような楽しさをもって、ヒビキという感覚を追っていくことで、人の体に手を当てるということだけでわかる世界の奥深さに驚愕しながら今の今までレイキを実践してきました。
そんな時、わたしはこう思うけれど、本当にそうなのだろうか・・・・。一体、わたしが感じ取っているこの世界とはなんなのであろうかと自問自答していた時に出会ったのが、こちらの本。タオ指圧で世界的に有名な遠藤喨及先生の本です。
タオ指圧の専門書ですが、その心は、まさにレイキの心。わたしが大事にしているもの、そうだと思っていたことがそこには記されていました。この本との出会いにより、わたしは、その後も、ひるむことなくヒビキの感覚を探求し続けることができました。指圧による好転反応の記述もとても参考になります。
今は、こちらの文庫本も出ていて、お値段的にもお求め安くなっています。
手当ては心だということがよくわかります。そして、ヒビキとは心で感じるのだということも。気の世界がお好きな方でしたら興味を持ってお読みいただけるんじゃないかと思います。指圧の部分はすっとばしてでも(笑)。
わたし自身、どうしてここまでレイキを続けてきているか、というと、それは、自分の中で進化し深まっていく
ヒビキの感覚が面白くて仕方がないからなのですよね。
ピリピリとか熱感とか・・・手で感じる感覚は、ほんの、ヒビキの入り口にすぎなくて、その先の、その人の感受性により進化していくその人ならではのエネルギーの感覚が養われていくところがレイキの醍醐味だなと思っているのです。
だから、風の城のレベル1では、みなさんと一緒に手を当てる基本を丁寧にお伝えしています。
モデルの方のお体をお借りして、みなさんと一緒にレイキをしていく中で、わたしがこれまでの経験で得たコツやポイントを余すことなくお伝えしています。
とくにヒビキの練習では、できるだけ自然の流れの中で、その方自身が「あ、これだ!」とヒビキがわかる瞬間を大切にしています。
その方のペースに合わせて練習していけるので、こういう時、マンツーマンでのレッスンの醍醐味を実感しますね。
先日も、一緒にヒビキの練習をしていた方が、「あ、この感覚なんですね」と、ご自分なりのヒビキの感覚を掴まれた瞬間がうれしかったですね。
ヒビキというものが、日常の見たり聞いたり触ったりするという感覚に比べると、うんとささやかなもので、自分が期待していたようなダイナミックなものではないのだ、とわかった瞬間、コツを得ていただいたようです。
「意識のフォーカスレベルをもっと落としていく感じ」、とも表現されていましたが、なるほどですね。
あとは、暮らしの中で、どんどんレイキを使っていけば、自然とその奥深さを知り、楽しみ、味わえるようになっていけるでしょう!
そして、レイキとともにあることで、真のゆたかさというものをご自分の心の目で見出していってほしいと思います。