ヤナの森の生活
素敵な本を見つけました。
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心の赴くままに。
魂の指し示すままに。
旅を続けたその人は、ハワイ島という心の大地にたどり着きました。
今でこそ、果物が実りゆたかな恵みをもたらしてくれる土地となりましたが、その人が住みはじめた当初は、「土」からつくらなければならないほど、なにもない土地でした。
今。その人は、自分たちがはぐくみ育てた土地で、生きたいように生き、暮らしたいように暮らしています。
日々の暮らしを知恵と手で創りだしているのです。
自然にかえるということが、果たして、ここまで必要なのかはわかりません。
けれど、小さなジャングルの中で、大地にタープを張っただけの簡素な住まいに、必要なもの、愛しい人やものに囲まれて暮らす光景からは、お金では決して変えない豊かさを感じます。
一見、ゆたかな物にめぐまれて、お金でなんでも買えるように見える世界に住んでいるわたしたちには、難しいと思うようなことも、平易な言葉でつづられています。
その人が、経験して身に着けたことだからこそ、その言葉にはパワーがあります。けれど、決して押しつけがましくなく、心に、自然に溶け込んできます。
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「自分の深みにある思いを大切にしていくことから、その人らしさが生まれてきます。」
「それは選択です。」
「魔法を信じています。」
「心配するのをやめて、どんな世界にくらしたいのかを、想像してください。イメージしたものを創造してください。」
(「ヤナの森の生活」より抜粋)
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世間体や常識、文化や国、生まれ育った地域の風習、疑うことなく続けている習慣など。悪いものではないけれど、そうしたものにとらわれてしまうと、自分の本音がわからなくなってしまいます。
自分にとって大切なことってなんだろう・・・。
そんな問を自分に向け始めると、案外必要なものはわずかで、自分の大切なものは、他の人たちにとっても大切だと思えるような本質的なものであることに気が付きます。
そうしたら、あとは簡単。
そうしたものに想いを向けて、日々過ごすこと。
自分がぶれるたび(人とは揺らぐものですからぶれてもいいのです!)、 「大切なものは?」と問いかけるのです。
そうした選択の積み重ねが、望む自分を創ります。
「魔法」とは、人智を超えた宇宙の叡智をさすのだと思います。
自分が心底したいこと、望むこと。
それがはっきりしていれば、あとは、自然に道が示されます。
ぼんやりしているだけじゃ決して「魔法」はおきません。
目覚めて、しっかりと自分を生きる事。
「魔法」が発動される最初のカギです。
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この本に触発され、わたしも何年ぶりでしょうか・・・。マドレーヌなんぞつくり始めました。
いま、生地を寝かせている間にこの記事を書いています。
風の城のお客様のお茶菓子にお出ししていたこともあったなつかしいレシピです。
心地の良い音楽をかけて、いい気分に浸り、ひとつひとつの動作に心をこめてつくりました。
そんな風につくったものはとてもおいしいのですよ。
今から、焼き上がりが楽しみです。
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秋の夜長に。
子供が絵本をめくるように、読書を楽しんでみませんか?
新しい時代を生きたい大人の絵本です。(絵本じゃないけどね、笑!)