地下仏殿@玉川大師

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春ヤ昔を後にしたわたしたちは、あの「地下仏殿」へと向かいました。

その名も、玉川大師。

いったい、どんなお寺なんだろう・・・。

ドキドキしながら、階段を上ると、お寺の中は、護摩焚き(?)の人たちで混み合っていました。

といっても、みなとても静かで、大きな声で話す人はいません。

独特の空気感を味わいながら、地下仏殿へ入るため、わたしたちは記帳をすませます。

「地下仏殿」とは、「地下霊場」のことなのですが。

わたしが最初にみつけた看板には大きく「地下仏殿」とあり、「いったいなんだろう!?」と気になりました。

はじめから、「地下霊場」という言葉を目にしていたら、そんなに気にもせず通り過ぎていたかもしれません。

それほど、「地下仏殿」ということばは、わたしにとってインパクトがありました。

なんでも、この地下霊場。

80年ほど前、当時の住職が、お遍路の心を、実際にはお遍路ができない人にも体験してもらいたいとの思いで創られたものだとか。

ここでお参りするだけで、お遍路をしたのと同じご利益があるのだそうです。

おー!!!

なんだかチベットのマニ車みたいですね。

この宇宙はなんでもあり。

近頃、概念の背比べ(レベル6とでもしておきましょうか、笑)をめでたく卒業できたわたしには、この「なんでもあり」って感覚が、うれしくて仕方ありません(笑)。

記帳を済ませたあとは、いよいよ、地下へ・・・。

まずは、入口で、「南無大師遍照金剛」と唱えてから、暗闇へと歩みを進めていきます。

入ってみて驚いたのは、ほんとーにまっくら。

光の気配などまるでない。

ただ、右手の壁に沿って(つまり頼りは右手の壁だけ)ひたすら進んでいきます。

しかし、くらいって、ほんと体が警戒しちゃいますね。自分の歩みが、ものすごくチビリチビリで笑っちゃいました。

途中、明るいエリアがいくつかあって、そこにたくさんの石仏が並んでいます。およそ300体はあるらしいですよ。

空海さんや、大日如来の大きな像もありました。

大日如来の前で手を合わせると。

「しっかりしいや」(かおる訳:自分を信じて、心のままに歩んでいきなさい。)

まろやかな関西弁と、微笑む大日如来のイメージが湧きました(笑)。

そして、まだまだ暗闇は続く。

あるポイントで、わたしは、右側をあまりにも丁寧に伝いすぎて、ものすごく小さなポイントに入り込んでしまって、少しあわてました。

あとでそれをhshimaに話したら、 「それは、盲腸だよ(笑)」と。

たしかに(笑)!!!

ここは、大日如来の胎内を模したものなのだそうですよ。

ネットの情報によると・・・。

この地下霊場。

先の戦争では、防空壕としても使われ、人々の命を守ったそうです。

そして、2011年の東日本大震災の際には、石仏はどれひとつとしてかけることもなく無事だったそうです。

なんとも霊験あらたかですね。

そのおかげなのか何なのか・・・。

この地下霊場にお参りした後。

その日は、ほうぼうから連絡が入り、いろいろ新たな展開がありました。ちょっと気になっていたいくつかのことも、意外や意外。おもしろき展開に!!!

「いやー、宇宙ってそう来るかぁ・・・・」

思わず感嘆してしまいました。

あらためて。

心を開いて、宇宙の意外性、多様性をもっと信頼していきたいと思いました。

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このお~おきな石像。

帰り際。前に立った時。

なにやら、ず~んとエネルギーを感じたのですが・・・。

なんと修行僧姿の空海さんなのでした。

見上げるほどに大きくて、納得の存在感です。

お勧めの地下仏殿。

撮影NGのはずなのですが、ネットには結構写真が投稿されてます。

あまり下調べをせずに、ワクワクドキドキを愉しまれることをお勧めします^^。

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そうそう、長寿の鐘もありました。

ごぉぉぉぉぉ~~~んんんん。。。。。

深く染み入るありがたき音色でありました~。

合掌。

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