マノハラホテルでの朝食と便利な「NO THANK YOU!」
(前記事から続きます)
さて、帰りは、入ってきた時とは違うルートを通って、公園内のホテルに朝食をとりに向かいます。
行きは、まだ薄暗い中、整備された公園を通ってきましたが、今度は、背の高い樹々が立ち並ぶ林道を抜けていきます。
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さらに下っていきます。
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ガイドさんとなかよく並んで歩くhshima。
わたしは、時々、こうして、一人離れて景色を楽しみながら気ままについていきます。というか、あちらこちらに見とれていると、いつしか置いてかれている、というのが本当のところ、笑!
「○○くん(わたしの呼び名)、ちゃんとガイドさんの話聞いてあげなよ。」と、hshimaに言われる始末。
いえいえ、大事な時にはちゃんと聞いてますってば^^;。
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左手に見える手すりのある階段を下りたところが、遺跡の出口です。
そこでは、こうして出てくる観光客を目当てに物売りのお兄ちゃんたちが待ち構えていました。
ボロブドゥール遺跡の写真や、民芸品など、思い思いの品を手に、アピールしてきます。互いのすみ分けの為か、品物は一人一種類。それをいくつか手にしていました。
こんな時には、もちろん便利な
「NO THANK YOU!!!」
はっきりと、大きな声で、笑顔で断ります。
この言葉のすばらしいのは、NO!とはっきりことわった後、心をこめて「THANK YOU」といえるところ。
はっきりと意思表示して感謝まで伝えられる便利なこの言葉のすばらしさを実感した、今回の旅でした。
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ふりかえればボロブドゥールがこんなに小さく・・・。
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さて、いよいよ朝食は、遺跡公園の中にあるマノハラホテルでいただきます。
ツアーに申し込んでしまった後に、遺跡公園の中にホテルがあると知って、せっかくならそこにとまりたかったな~、と思っていたところだったので、これは、とってもうれしいサプライズ~!
このオープンエアな空間。
南国ならではですね!!!
ゆたかな緑、咲き乱れる花々を眺め、鳥の声を聞きながらおいしい食事に舌鼓。
あっさりとして軽やかな味わいはどれもわたし好み。
観光客向けなのかもしれないけれど、日本でいただくアジアン料理よりもおいしいです!
ビュッフェスタイルなので、好きなものを自分で盛っていただきます。
やけに大きいあちらのキュウリ!
ナシゴレンは麺も入ったそばめし風。
奥に見えるのは、デミグラス風のソースをかけた鶏肉。これも美味!ジャワ島はイスラムの人たちが多いので、豚肉が出てこないのはわたしにとっては安心です。ソーセージなんかも鶏肉です。
これは、バナナを衣に包んで揚げたもの。
昔、ベトナム料理のお店で食べたことがあるけれど、それよりもずっとおいしかった!
トッピングのチーズの塩気がバナナの甘さを引き立てます。
こちらは緑のスープ。
お好みでいろんな薬味を入れられます。
パクチー大好きなわたしは、パクチーをチョイス。
独特のスパイスがいい味なんだけれど、そのスパイスの名前がわからない。
日本でもこんな味食べたいな~。
ものすごく豪華な薬味の数々。
左手に見えるツボの中かからスープをよそいます。
「SOTO AYAM」とは、鶏肉のスープという意味なんですね。
風光明媚な景色と、自然の風といただく食事は、また格別です。
空腹の他に特別な調味料があるとすれば、それは、「外でたべること」じゃないでしょうか!?
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至福の朝食を味わっていると、ふと、わたしの足元にやってきた一匹の子猫と目があいました。
まるで古代エジプトの猫の彫像のようにスリムで美しい子猫です。
ずっとこちらを観てるので、コミュニケーションしようと思って、手を差し出したら、さらに近寄ってきて、わたしの椅子の下にはいって座り込んでしまいました。
はて?
元来、動物に好かれる質でもないので、不思議なものだな、と思いながら、猫との邂逅を心密に楽しんでいたのもつかの間。
「猫だーーー!!!」
という、歓喜の叫び声とともに、小さなギャング(同じく食事をしていた日本人観光客のお子様)が、わたしの椅子の下をのぞきこむと、子猫は逃げていってしまいました。
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お食事処から見える風景です。
美しくととのえられた芝生に、南国の花々が色どりを添えます。
こちらはロビーへと向かう途中にみかけた中庭です。
こちらがロビー。
右手に見えるのは、iPadを手にするhshima。
ガイドさんともここで待ち合わせます。
ロビーの入り口にあった石像。
よく見るとガネーシャなのかな。
お供え物がされています。
さて、この後は、ずっと体験してみたいな~、と思っていた初めてのアクティビティに挑戦しますよ!