父とレイキ

olive

姪の七五三を、両親とともに実家でお祝いしたことは、ひとつ前の記事でつづりましたが、本来の目的は父へのレイキです。

わたしは姪家族よりも少し早めに実家にのりこんでおりました。

昔から腸が弱く、時々腹痛を起こす父ですが、この時もちょうどお腹がいたいと言っていました。

冷え込みが厳しい日だったのと、昼間に少し食べすぎたのか、夕方になってずっとお腹がいたかったのだそう。

レイキを始めると、みぞおちや腹部によくヒビキが出ました。

腹部の気がすっかり落ち込んでいて、腹部だけでなく、腎臓のあたりもものすごく冷たくてびっくり!!!

父はレイキにはとても反応の良い人で、レイキをしているとどんどん緩んでヒビキが出てきます。

にしても・・・。

「なんでこんなに冷たいんだ・・・???」

初日は二時間ほどレイキして、よくよくヒビキを出しておきましたが、腰の冷たさは抜けないまま。

それでも、腹部の気の縮みが抜けたあたりで、ようやく痛みもなくなりました。

二日目の夜になって、ようやく腎臓のあたりの冷たさは抜けましたが、まだまだヒビキが抜けません。

三日目は、午前に腰まわりを重点的に30分ほど。

夜寝る前に、胸部から腹部、膝を1時間ほどレイキしたところ、ようやくヒビキが抜けました。

「冷え」は不調の元であることが多いので、レイキで感知した場合は、抜いておくことがベストですが、根深い場合は、根気よくその部分にレイキしていくことが必要です。

三日は連続してレイキをすると、効果も得られやすいので、帰省時には、できるだけ連日で3回はレイキができるように調整します。

今回は、思いの他、父のレイキに手間取ってしまった上、妹家族を迎えるにあたって、お稲荷さんなんかも母と一緒に作ったりして、母へのレイキ時間がまったく取れませんでしたが、一時期の体の変調を乗り越えた母が元気で助かりました。

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実家に帰ると、いつも餃子を作るのですが、今回は、これまでで一番!というくらい上手にできました^^。

種をつくっている時から、こらはおいしいぞ~♪

とワクワク。

餃子は自分も好きで、独身のころから実家での料理当番の時には、よく作っていました。

なかなか手間もかかるので、作ってあげると母がとても喜ぶのです。

今回は、お稲荷さんづくりも初体験。

昔は、この手のお手伝いは楽しめなかったのですが、今は、とても楽しい♪

母と一緒に机にならんでお稲荷さんづくり。

いい時間でした^^。

母とはおしゃべりをしたり、こうしてお手伝いをさせもらうこと、一緒に買い物にでかけたりもして楽しいコミュニケーションができますが、口下手で人とのコミュニケーションが苦手な父とは、なかなかそうもいきません。

でも、父にレイキをさせてもらうとそれが一変。

レイキには、心を開きやすいのか(笑)、どんどん緩んでヒビキを出して、体がお話してくれるんですよね。

だから父にレイキをさせてもらうのは、実はとても好きなんです。

父の素直さや、おおらかさを肌で感じているような気がして、心が和むんですね。

父の本質に触れているようで、うれしい気持ちになります。

レイキに出会ってなかったら、こんな風に父のことを感じることはなかっただろうし、父の上部だけしか見ることができなかったかもしれません。

助手席に座っている父の気配を感じながら運転するのも好きだし、父との、話をしないコミュニケーションも心温まるひと時です。

そんな風に、父のペースを感じながら傍らにいると、時々、ふと父の口が滑らかになってぽろっと言葉が出てくることがあります。

マイペースなところが、わたしと父は似ているからかもしれません。

昔は父との共通点なんてまったくわかりませんでしたが、こうしてレイキをさせてもらうようになって、生きるリズムのようなものが、父とは似ているのかな、と感じるようになりました。

でもね。

「お腹が痛い時は自分でも手を当てるといいよ」

そう何度言っても、お腹が痛い時には、ソファに座ってクッションをお腹の上に抱えてじっとしている父です。

「いや、だから、クッションよりも自分の手だってば^^;」

そんなつっこみを入れたくなる、わたしの父です、笑!!!

 

冒頭の写真は、実家のオリーブの実。

いい色ですよね♪

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