希望という笑顔
この音を聴かなくては
決して触れられることのない
深い深い心の奥底を
耕される心地
どうしてだろう
その音を聴けば
ああこれだと
心の奥底が
その扉を開くのである
☆
以前から、フジ子ヘミングさんの演奏がとても好きです。
その音が、悲しみも苦しみも喜びも、すべてを知っているからでしょうか・・・。
こういう音色は秋冬にこそふさわしい。
そんな風にずっと思っていたけれど・・・。
この春、わたしは今、フジ子ヘミングを聴いています。
そうして、フジ子さんの奏でる音を感じていたら、こんな感触が沸き起こりました。
☆
奥底でうごめく
いろいろな感情が
滲み絵のように響きあって
その感じが
とてもいい
ああ
これが
人間なんだなって・・・
フジ子さんの音が、もっともっともっと好きになりました。
☆
先日は、お客さまとの会話の中で、ささやかながらわたしの体験談を少し・・・。
わたしはとても器の小さい人間だけれど、
気づきが起きた時に、
その器のサイズがほんの少しだけ大きくなって、
新しい世界の感触が流れ込んでくることがとても嬉しい。
その感触は何度体験しても飽きることがない。
そんな瞬間、魂がとても喜ぶのを感じる。
それが楽しくて、面白くて。
だからこうして生きていられるんだ、と。
今生のわたしという個性―それはギフトでもあるのだけれど―
を通じて、まだ知らない愛を体現すること。
人として、人とのかかわりの中で新しい境地を体験していくことが、わたしの永遠の興味であり楽しみです。
こんなわたしのささやかな体験談が、時々、誰かの希望になることがあるようです。
目の前のあなたが、希望という笑顔を今この瞬間に見出してくださること。
これ以上の喜びがあるでしょうか・・・。
☆
今日は、春一番が吹きましたね。
うちのベランダでは物干し竿が吹き飛ばされて落ちておりました!
みなさんは、どんな春を迎えていらっしゃいますか?