母とレイキ

TS3U0167父の入院が思ったよりも長く(わたしがちゃんと予定を聞いていなかっただけですが)、母の体力が持つかなぁと思って連絡を入れました。

もう70歳にもなる父と母です。普段からふたりで役割分担をして暮らしてきていましたから、家中のことを一人でして、病院に行って、 というのは大変だろうなぁと。

すると意外にも電話口での母の第一声が元気で安心しました。 大変だとはいうものの、声に張りがある。

声というのは、その張りや響きでその人の元気度がわかるものです。

わたしも、時間を見つけては、父母に遠隔をしているのですが、なかなか興味深い観察をさせてもらっています。

入浴中の湯船の中とか、寝る間際とか、バスや車の助手席など乗り物に乗っている時など、細切れの時間を活用しているのですが、 母が毎日1時間以上、父にレイキをしっかりしておいてくれるおかげで、遠隔がとてもしやすいのです。

わたしは、ヒビキという感覚のほかに、自分の体の中を通して、レイキを必要としている箇所の情報をイメージで立体的に受け取ります。 とりわけ遠隔ではこの情報がとても役に立つのですが、先方がレイキに馴染みがなかったり、気が充ちていない場合、 その情報を受け取るのに時間がかかったり、奥深い情報が出てくるのに手間を要することがあります。

父の場合、母が毎日しっかりとレイキをしておいてくれるおかげで、その情報がとても得やすいのです。と、同時に、気が充ちている様子も つたわって来るので、あぁ、ちゃんと毎日レイキをしてもらっているんだなと安心できます。

また、おもしろいのが、母の弱点である腰周りを中心に遠隔をすると、レイキを実践している母自身のエネルギー状態もとても良く (これは、過去に何度も母に遠隔させてもらった体験と比べてのことです)、 母が父に手を当てている部分(主として胸部から鳩尾のあたり)が活性化されているのがわかるんですね。

もともと母は何かに集中しているのが好きなタイプで、ぼうっとリラックスするのがとても苦手です。そんな母が、一念発起して 父のためにレイキをはじめてからというもの、自分の体にも変化を感じているそうです。

病院でベッドの父に最低でも一時間はじっくりと手をあてることで、自分にとってもとても良い休息になっているというのです。(ヒビキとしては、じんじんとか、時々痛みを感じたりするそうです。)

まぁ、レイキ的に見れば、父にレイキをすることで母自身にもエネルギーがチャージされているということと、ふだんから集中状態(緊張状態) になりやすい母の体がリラックスすることで、気の流動性がアップし心身のエネルギーの状態が改善されているのでしょう。

母の電話の第一声が元気だったのも、レイキによる効果の表れだったのかもしれません。

「痛いところがあるんならそこでレイキしてれば?」と、何度となく助手席に座る母に勧めてきたわたしですが、いつのまにか、母の手は その体から離れてしまっているという繰り返しでした。 好奇心旺盛な母にとっては、おとなしく自分に手を当てているより、窓越しに映る風景を追いかける方がうんと楽しかったのでしょうね。

こうして、レイキの良さや効果を母なりに認識しつつあることが、今、とてもうれしいです。
 

写真は、先日お誘いを受け楽しませていただいた舞台ぶっせんのエントランスでみた花環の数々。一体の壁が花で埋め尽くされ、その香と、花々の醸し出す精妙なエネルギーに圧倒されました。舞台は抱腹絶倒のコメディ。袴田さんいい味だしてました!執着という状態が創り出す人間のありようが滑稽で、失笑しつつも、舞台上の彼ばかり追いかけていました。昔の自分を見ているみたいでね・笑。

 

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