魂のアミューズメントパーク@岡本太郎記念館
この空間に足を踏み入れたとたん、濃密な空気がどっと押し寄せ、わたしをとらえました。
「あ・・・。これがここに生きていた人の精神なんだな。」
どれもよく知っている作品なのに、一段と深く心に響いてくるのは、きっとこの空間にあるせいだ。
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そう、ここは、東京は青山にある岡本太郎記念館。
「岡本太郎記念館に行かない?」
主人の思い付きに賛同してやってきた。
青山の通りにはみたこともないこだわりのお店も多く、店構えを眺めているだけでも希望に満ちた清々しい氣分になる。
ゆく人の装いは上質で、高級外車が通りを行く。
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地図をたよりに歩いていると・・・。
目の前に現れたアートな壁。
門をくぐるとすぐに見える庭に心を奪われつつ、受付を通り、まず足を踏み入れたのは冒頭のリビング。
反対側の壁には太郎の絵も!
生田緑地にある岡本太郎美術館には何度かいったことがあるし、大阪の万博公園で太陽の塔も観た。
太郎の彫刻作品は面白い!!!
子供のころ、テレビで宣伝していた太郎のウイスキーのグラス。
今だったらものすごくほしい!
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リビングを抜けると天井高のアトリエ。
まだ、そこで創作活動が行われているかのよう。
向かって右手奥の様子。
残念ながら中には入れないので、アトリエの入り口からがんばって覗いてます。
ここで、数えきれないほどの地道な作業があったことが想像できますね。
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二階に上がると・・・。
真っ赤な壁にうごめく力。
「これは、妖怪だ!」
キャンバスというフレームに切り取られ、そこに封印されることで、わたしたちの目の前に姿を現した未知の生物、太郎がとらえた妖怪たち。
右側は「顔のスピーカー」。
この日は、太郎がシャンソン歌手に歌を習っている時の貴重な音声が流れていました。
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最後はお楽しみのお庭。
ここでは、南国の樹と土と空気と、自然と一体となった妖怪たちに出会えます。
楽しくてずっと居たくなる!
わたしたちを元氣にしてくれるお庭です。
「座ることを拒否する椅子」も、なかなか悪くはないすわり心地、笑!
そしてそして。
この日の最大のアトラクション!
太郎の鐘です。
「ゴーン、ゴーン・・・」
氣のすむまで鳴らして遊ばせていただきました。
この鐘、ものすごく好きなんです。
よく見ると、角のように突き出ているのは、人の腕です!!!
この「腕(角)」が、またいい音がするんです💛
この鐘は、たぶんお寺の鐘を作った時のレプリカの一つだと思うのですが。
実際に、愛知県の久国寺というところには太郎作のこんな鐘があるのです。その名も「歓喜の鐘」。今度帰省した折にでも見てきたいと思っています。
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決して広くはないけれど、太郎のパワーが凝縮した魂のアミューズメントパーク。
また、行きたい場所です。
青山の空氣も楽しめるしね(^_-)-☆
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