歪みを慈しむ
今年の春は早くて、もう少しゆっくりしていたいのに、季節に背中を押されているような・・・。
そんな氣分の今日このごろです。
とはいえ、美しい花々が咲き乱れる春は、この世界の楽園!
先日は、駅に向かう際に必ず通る霊園の桜が、だいぶ開いていました。
まだまだ蕾も多く、七部咲きくらいかな。
写真は、すっかりと開ききる前の花を見つけて。
まるみを帯びた形がやわらかく、かわいらしいなーと。
足元を見れば、一面の緑の中、小さな小さな青い花。
上にも下にもしあわせが一面に花開く春です。
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ここ数年、毎朝、家族の分と一緒に自分のお弁当も作っています。
先日は、自分が握ったおにぎりの形がいびつで笑っちゃいました。
いつものように形をととのえて握ったつもりが、いざ食べようと眺めたらなんとも歪な形に・・・。
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ちょうどこの日は、めずらしく風邪を引いて(もう経過しましたのでご安心くださいね!おかげさまで、首、喉、胸部、頭部の歪みがリセットされました\(^o^)/)、お弁当用意するの辛いなーと思いながら、かといって自分の昼ごはんがないのも嫌だなーと、やる氣を奮い立たせて、なんとかおにぎりだけつくったのでした。
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おにぎりをいつものように握れなかったのは、そんなわたしの状態が反映されていたのですね。
家族へのラインでおにぎりがうまくできていなかったことを詫びた後、「その歪みも慈しんでやってねー💛」と送って思いました。
「歪みを慈しむ」
いい言葉だな、と。
歪んだもの、理想どうりでないことも、自分の両手でぎゅっと抱きしめてあげることができると、そのぎゅっとした時にじわじわっと自分の中の愛が滲んでくる。
いや、愛は、いつだってそこらじゅうにあるんだけれど、人はすぐにそれを忘れてしまう。
嫌なことがあった時こそ、それをぎゅっと自分の中で包んでみると、愛を想いだす。
そして、自分が基準にしている感覚にもどっていける。
ちかごろ、そんなことを感じています。
良いことばかりじゃなくても、この世界は悪くないよね、と思える自分がいます。
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久しぶりに風邪を引いて実感したのは、家族の手のありがたさ。
喉ははれぼったく、鼻はつまり、思考がはたらかない。味覚もない。少し熱も出たかな。
そんな時、家族に頭に手を当ててもらうと、本当に楽だった。
もちろん、自分でもたくさんレイキしましたよ。
峠を越えるまでは、かえって反応が強まって辛いこともあるのだけれど、それでもついついやっちゃいます。もはや自分の一部なんですね。
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