上高地と出会う~一日目、大正池へハイキング~

上高地からもどっておよそ一週間。

すっかり、山歩きにはまってしまいました、風の城☆かおるです。

今年は、hshimaの勤続30年。

褒章休暇もいただけるということでゆったり計画するつもりだったのが、彼の仕事の都合で休みを取るなら「今しかない!」となり、急遽、上高地への旅となりました。

きっかけは、ほんの偶然。

上高地という言葉を、不意に思い出してネットで検索していたら、赤いお屋根のホテルに心惹かれました。

しかも、ホテルには山からひかれた天然水が客室でも飲み放題だと!!!

はい。これで、決まり!

上高地帝国ホテルに滞在する二泊三日の旅となりました。

上高地一帯はマイカー規制が行われている国立公園内。

松本にある沢渡のバスターミナルにある駐車場に車を置いていかなければならないというのも、秘境感が漂います。

わたしは、前の日は遠足前の子供ようにわくわくしてなかなか寝付けませんでした(笑)。

朝は5時過ぎには川崎の自宅を出ておよそ4時間、沢渡のバスターミナルまでやってきました。

これでももう随分と山奥です。

ひんやりとした空氣の中、広いバスターミナルに人の姿はほとんどありませんでした。それでもバスが入ってくると、上高地を目指す人たちがぽつぽつと集まってきました。

ターミナル10時発のバスで30分ほど揺られ、上高地へと入りました。

こんなご時世でもなければ、バスターミナルも、このバスも、もっと人でいっぱいだったことでしょう。

「上高地帝国ホテル前」でバスを降りて、まずはホテルに荷物を預けます。

この時、チェックインの手続きだけ済ませるよう勧められ、手続きと同時に、フロントの方が上高地のマップを広げてこの地の歩き方をざっと説明してくれました。

さぁ、これから歩くぞ!

ホテルを出て最初に出会ったのが、ふきのとう。

今年はふきのとうみそを作ってその苦みを楽しみましたが、こんな風に自生しているのを初めて見て感動!

食べるには、もう大きすぎるね。

まずは、帝国ホテルから梓川沿いを河童橋(冒頭の写真のエリア)まで歩きます。

水が澄んだ青色をしています!

お天氣もよく、川沿いには山並みも見え美しい景色が続きます。

あんまり綺麗だからついつい写真ばかりとってしまう(笑)。

まだ、ほんの始まりにすぎないのに、もはや、ここにいるだけで心が満ちて、自分が整っていくようなしあわせにわたしは取りつかれていました。

河童橋の両端にある売店ではネットを見てイメージしていたようなお弁当を見つけられず、焼岳の方に向かって今度は川の反対側を歩きます。

こちらの写真の奥に見えるのが焼岳です。

歩きながら、子供のころボーイスカウトのキャンプで上高地を訪れたことを急に思い出すhshima。

先を行き、導いてくれます。

わたしの脚力は、自分にもhshimaにも未知数。

どこまでついていけるのやらと思いつつも、太極拳(套路)してるから大丈夫かなぁという楽観も。

ウエストン碑なども見学しつつ川沿いを歩くと、上高地ルミエスタホテルを発見。

ここでめでたくお弁当に出会います。

一種類しかありませんでしたが、すでにお昼を過ぎていたので割引してもらえました^^。

眺めの良いこのホテルのテラスで、お昼休憩をすることにしました。

hshimaも大喜びのローストビーフ弁当。焼岳の文字と絵が入っている凝りようです。

残念ながらわたしはお肉が苦手なので、一つだけ買って分け合うことにしました。

たまごとか、切り干し大根とか。ごはんもおいしかった!

そのほかは、おやつに持って行った干し芋やナッツをつまみました。

干し芋とナッツは、山歩きに欠かせないと確信するうまさでした。

ちなみにhshimaによると、ローストビーフは柔らかくてとろけるほどおいしかったそうです。

さぁ、腹ごしらえを済ませて、また、歩きます。

田代橋までやってきました。

田代橋から梓川の上流を眺めた絶景です。

ちなみに夜は、この場所から満点の星空を見上げました。

その時の感動は、こちらに綴りましたので、よかったらご覧ください。

星空|風の種|note

田代橋で川を渡ったので、今度は焼岳を反対側から眺めます。

さらに、歩いて、歩いて。

途中、空が開けたところで穂高連峰を眺めます。

少しここで休憩したのですが、この雲、なかなかどいてくれませんでした。

やっと大正池まで来ました。今日の目的地です。

またしても、お水がブルーーー!!!

焼岳の噴火によって、その泥流により梓川がせき止められて生まれたという大正池。

わたしたちがいる間にも、ど~ん、ど~ん、と花火があがるような音がするなぁと思っていたら、焼岳から煙が上がっていました。

予定通り大正池まで来られて一安心。

帰り道、鴨のつがいに出会いました。水に顔をつっこんで懸命に餌を探しているようでした。

心地の良い達成感と、疲労による脚の痛みを感じながら、来た時とは一部違う道を通って上高地帝国ホテルまで戻りました。

初日に歩いたのは、帝国ホテルをはさんで河童橋から大正池まで、およそ8キロ。

一日でこんなに歩いたのは、学生時代の遠足以来。

夜は、湧き水を沸かしたバスタブにゆったりとつかり、疲れを残さないよう、鼠径部や下腹部、腰や臀部など入念にレイキをして翌日のハイキングに備えました。

明日は、今日よりもっとたくさん歩くのですから!(続く)

☆ ☆ ☆

 

ただいま風の城では、ヒーリングや講座などマンツーマンのメニューのみ承っております。風のつどいなど練習会を再開する際にはお知らせいたします。


レイキで日々を健やかに!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください