ひとりひとりのやさしい心の中へ
しあわせですか あわせですかあなた今
さだまし しあわせについて(ひめゆりの塔主題歌)
何よりそれが何より一番気がかり
長雨が続いたその終わりの頃に。
有名なこのフレーズで始まる、昔懐かしいヒット曲に出会いました。
子供のころテレビから流れるこの曲の歌詞とメロデイを何度も聞いていたはずですが、当時のわたしは、この歌に込められた想いを受け取るに至りませんでした。
最近、noteで出会ったとある方の記事をきっかけにさだまさしさんの作品を聞くようになり、この歌と今、ようやくしあわせな再会を果たしたわけです。
初めは、この歌の語り手がどこにいるのかがわかりませんでしたが、何度も何度も聞いているうちに、ある瞬間にハッとしたのです。
これは、戦地で死を覚悟した人が、ふるさとに残してきた愛しい人に向けて、死にゆく自分のだたひとつの願いを切々と語りかけているんだ、と。
どうぞあやまちは 二度とくり返さずに
あなたは必ず
しあわせになってください
という冒頭の歌詞と後半のこちらの歌詞から、その想いを知ることができます。
ありがとうさよなら
生まれ変われたならば
やっぱりあなたと
愛し合いたいと思う
ひたむきな人と
愛を信じて
生きがいを咲かせ
しあわせになりたい
ひとりひとりは
皆とても優しいのに
何も傷つけ合う事などないのに
みんなみんなしあわせになれたらいいのに
悲しみなんてすべてなくなればいいのに
自分も愛する人と生きてしあわせになりたい。
けれど、もう死んでいく自分にそれは果たせない。だから、せめてあなたは愛する人をみつけてしあわせに生きてください。
帰ることのできない自分は、生まれ変わったらあなたとしあわせになることを願って死んでいきます。
☆
あの戦争の時に、いったいどれほどたくさんの人たちがこんな想いを抱えて死んでいったことだろう。
そう思うと、胸が締め付けられて涙が溢れます。
けれど、今、この歌に出会えて、その心を受け取ることができて本当によかった。
人として、この痛みを感じることを忘れてはいけないと思うからです。
悲しいけれど、痛いけれど。
自分がその立場になったら受け入れることなんてできるのだろうか、自分の大切な人がそんな立場になったら耐えられるだろうか、と。
ひとりひとりは皆とてもやさしい。
だからこそ。
水、せせらぐように。
風、そよぐように。
軽やかで美しいこの歌が、深く切々と、どこまでもどこまでも飛んでいきますように。
ひとりひとりのやさしい心の中へと。
☆
さだましさんのしあわについて、ぜひお聞きになってみてくださいね。
☆ ☆ ☆
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