ありがとうの花束
連休には、双方の実家の両親の様子を見がてら、行きたいところに行き、会いたい人に会ってきました。
風の城☆かおるです。
今年の五月は涼しい日も多く、過ごしやすかった上に、連休は五泊六日の旅となり、あっという間に過ぎ去ってしまいました。
みなさんはどんな五月をお過ごしでしたか?
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松本城の藤
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旅の思い出の数々は、Instagramにちょいちょいアップしているのですが。
先日、旅の終わりに訪れた松本城で出会った見事な藤の花の動画をアップしましたら、外国の方々にとても人氣で、「いいね!」の通知が止まりませんでした。
まぁ、その日の夜には収束しましたけどね、笑。
▶をクリックすると動画が見られます。
感嘆するわたしの息まで入ってしまっておりますが、鳥の声と風のさざめきが美しいです。
小さいころ、故郷の岡崎公園では見事な藤棚があって、その下で売店で買ってもらったおでんや団子を家族みんなで食べたことが、懐かしく思い出されます。
松本城の雄姿です。
急で段差の大きな階段を上る天守閣の内部は、まるでアスレチック。
係員の方も多く配置され、頭上への注意や、降りやすい体の向きを教えてくれたり、手すりに必ずつかまるように、など、きめ細かに対応されているのが印象的でした。
みんなでこのお城を大切にしていこう、来てくださる皆さんを温かくお迎えしていこうという氣概にあふれていました。
銃など武器の展示物、柱や床の古い木々の風合いからは当時の人々の息づかいを感じるようで。
大切に守られ今に続く運命となったこの場の力を思いました。
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ありがとうの花束
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松本での夜。
どうにも旬の山菜が食べたくてたどりついたのが、松本城近くの「しづか」さん。
この記事を書くにあたりHPを見て知ったのですが、山を愛する方が松本に移り住んで昭和20年に始めたお店だそうです。
お店の名物のおでんの他に、タケノコの木の芽和えや旬の山菜の天ぷらなど、好物をいただいて大満足。
おいしいお料理と人間味のある温かなおもてなしに、お腹も胸もいっぱいになりました。
帰りに暖簾をくぐる時。
「ありがとうございます!」
「ありがとうございます!」
「ありがとうございます!」・・・
スタッフのみなさんからから放たれる感謝の言葉が口々に重なり合って。
背中でこだまするのを聴いていたら、まるで花束でももらって帰るようだなと思いました。
こちらは、白い藤。初めて見ました!
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アルモニービアン
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ちなみに、なぜ、今回松本に足を延ばしたかというと・・・。
現在は丸の内ホテルのレストラン棟となっているアルモニービアンで朝食をとりたかったから。
おととし、安曇野のいわさきちひろ美術館に行くために松本で前泊した時、通り沿いにある石づくりのレトロな建物にすっかり目を奪われ、次回は必ずここに来よう!と心に決めたのです。
まだコロナ一年目だったかな。
通りを歩いていると、換氣のために少しだけ開け放たれていた扉から中が見えました。
旧第一勧業銀行松本支店」として松本市民にとても馴染み深く、また、「擬洋風建築」として大変貴重であり、国の登録有形文化財に指定されています。
松本丸の内ホテル
中はこんな感じ。ここで朝食をいただきました。
光の降り注ぐ天井高の空間。
もうそれだけで心地よいです。
結婚式場としても利用されているので、しあわせのエネルギーが年輪のように積み重なってるんでしょうね💛
写真は、風の城の執事hshimaです。
城もあり、水もゆたかで、人も温かい。松本という街がとても好きです。
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