光る声~場を支配する~

車の運転や、エアコンの表示で外氣温が30度を切るのを見ることも出てきましたね。

30度もあれば十分暑いはずですが、それ以上の暑さを体験しているがゆえに、この位だと楽だと感じてしまう。

人という感覚の面白さですね。

【目次】
レイキに戦々恐々の母
母がレイキを痛がる理由
光る声~場を支配する~

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レイキに戦々恐々の母

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今や、父が週に4日は介護保険サービスを利用して家を空けることができるようになり、母がひとりになれる時間ができました。

4日のうち2日は丸一日父を預かってもらうことができ、昼ごはんを食べてお風呂にも入ってくるので、母の負担が相当に減りました。

とはいえ、父は80歳、母は79歳。

足腰の弱い母が、買い物から、掃除、洗濯、料理、家計など、すべてのことをひとりで行うことは本当に大変なこと。

自分と、心も体も幼稚園児のような父と、ふたり暮らしの心細さも母を不安にします。

快不快にとても敏感で、ちょっとしたことで氣持ちが不安定になりやすくエネルギーの消耗が激しい母にとって、ひとりになれること、睡眠をよくとることが何よりの薬です。

そんな母にレイキをし続けてもう、どのくらいだろう。

わたしがレイキを習った直後から、会うたびに練習と称して手当をさせてもらっていたので、母にはわたしのレイキ歴と同じだけレイキをし続けていることになります。

初めは、レイキをすると身をよじらせて痛がって、「レイキなんて体が痛くなるもの」という認識だった母ですが、ここ最近は、やっとレイキで眠れるようになりました。

今回の滞在でも、母にレイキをしていると、いつしか深い寝息をたて、わたしがレイキを終えて寝室からでていこうとしても一向に目を覚まさない様子には、感慨深いものがありました。

そんな母と、昔話をすると必ず言われることは、「あんたが夜、また部屋に来て、レイキされるのかなぁ、と戦々恐々だったよ。」と。(昔はよく川崎のわたしの自宅にも遊びに来てくれたものです。)

初めて聞かされた時は、申し訳ないやら、恥ずかしいやら、苦笑いするしかありませんでした。

今では笑い話ですが、娘のやりたいことの為に必死で我慢してレイキを受け続けてくれていた母心を思うと、言葉がないですね。

ただ、胸が熱くなるばかりです。

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母がレイキを痛がる理由

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レイキを始めた当時は、わたしも経験がなく、なぜ母がレイキを受けるとそこまで痛がるのかが分かりませんでした

母のようにレイキをされるだけですごく痛がる人というのは、そんなにいるものではないからです。

今の理解では、母の敏感な感受性もその一因ではありますが、母の体がそれだけ悪かったんだということです。それもレイキをしてみないと表面には浮かんでこないような深い氣の歪みです。

この手のものは、ちょっやそっとのレイキでは良くなりません。長い時間をかけて、すこしずつそれを紐解いてきたんですね。

それだけ心身の緊張が強く、母はレイキがもっとも苦手とするタイプだったかもしれません。

今では、母もレイキを自分で使うことがあるのですが、これがまた面白いので、また別の機会にでも(^_-)-☆

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光る声~場を支配する~

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まるで違う世界観で生きる両親と過ごす実家でのひとときは、いつでもわたしに新しい目を開かせてくれます。

ちょっと面白い瞬間がありましたので書き留めました。

どうぞ最後までお楽しみくださいね。

両親の喧嘩は日常茶飯事。

大きな声で互いを責め立てる。

きっかけは、ささいなこと。

何かしら母の氣にいらない、というイライラから始まり、それが父に反射して、それまた母に反射して、と。

あっという間にボリュームを増していく。

子供の頃からお馴染みの光景。

いまや、日常のほとんどの場面で精神が小さな子供並みに退行してしまっている父に、母は容赦ない。

この日の朝も、わたしが2階で帰り支度をしつつ、洗濯物を取り込んでいると、そんな二人のやりとりが耳に。

これから、父を歯医者に連れていくため家を出るという間際、玄関先で決裂し、怒りの言葉を互いに投げつけている。

2階から降りてきたわたしは、こう着状態のふたりを見てカラリとひと声。

「だぁれも悪くないよ。」

母は瞬時に表情を和ませ、小声で「ごめんね。」とわたしに小さく舌をだし車のエンジンをかけに去っていった。

取り憑かれていたように固まっていた父も、瞬時に氣持ちが解除されたようで、ゆっくりと靴を履き始めた。

思いがけない場面の転換に驚いたけれど、笑。

腹の底から通る声が、瞬時に場を支配するのを見たように思いました。

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レイキを学びたい方
ヒーリングを受けたい方
お待ちしています

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